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古屋 謙治 (ふるや けんじ)
教授
基幹教育院
自然科学実験系部門
総合理工学府 I類 化学・物質理工学メジャー 分子科学研究室
データ更新日:2023.11.28
就職実績有, 岡崎国立共同研究機構 分子科学研究所 助手 1990/4−1992/3
研究活動
プラズマ中にマイクロメートルサイズの微粒子を注入すると負に帯電してプラズマ中に閉じ込められ、それらの集団はプラズマ中に浮遊したまま結晶化あるいは流動化を起こす。これら微粒子の集団としての振舞いや個々の微粒子の運動は容易に可視化でき、強相関系や自己組織化、非線形現象のモデル系として興味深い。当研究室では、このようなプラズマ中でのクーロン結晶/クーロン液体に関する物理を研究するとともに、材料科学への応用を目指している。
○クーロン結晶/クーロン液体観測装置の改良と観測実験
○分子動力学計算によるクーロン結晶/クーロン液体のシミュレーション
○クーロン結晶を利用した材料開発
教育活動
基幹教育のいくつかを担当し、また、アクティブ・ラーニング手法を活用した新入生向け新科目の開発を行っている。
キャリア形成に関する全学生向け講義の取りまとめを担当している。
大学院学生向けの講義を通して教育活動に携わっている。
社会連携活動
九州大学公開講座(インターネットと分子科学、平成9-10年)を通して科学の普及に努めた。
全国規模で行われている原子衝突セミナーの世話人(平成10-11年)として、セミナーを企画、運営した。
福岡市立少年科学文化会館の登録講師(平成22-25年)を務めた。
化学反応討論会世話人会のメンバーであり、平成24年には第28回化学反応討論会世話人代表として、討論会を筑紫キャンパスにて開催した。
日本分光学会九州支部長を務めた(平成26-27年度)。
日本分析化学会第64回年会(2015)実行委員を務めた。
第12回分子科学討論会(2018)の副実行委員長を務めた。
シンポジウム「化学反応経路探索のニューフロンティア2018」の代表世話人を務めた。
日本物理学会第74回年次大会(2019)の実行委員を務めた。