研究者情報データベース内の全文からキーワード検索を行います。
(研究)
1. PET/MRハイブリッド装置を用いた悪性腫瘍の診断能に関する研究: PET/MR装置における悪性腫瘍の診断や治療効果判定を従来の画像診断との比較および組み合わせにより評価する。骨軟部腫瘍に加えて頭頚部悪性腫瘍での研究を進めている。
2. 肺病変のMRIに関する研究: 高精細T1強調像やBlack Blood法併用のT2強調像、拡散強調像などの組み合わせにより、肺腫瘤のMRIでの診断能向上を目指す。
3. Spectral CTを用いた頭頚部腫瘍の診断能の検討: 従来のCTと比較して高コントラストで複数の定量的指標が得られるSpectral CTを用いて頭頚部腫瘍の診断能向上を目指す。
4. 関節軟骨のMRIを用いた定量的評価: T2マップおよびGag CESTを用いた関節軟骨の定量的評価を施行し、手術所見と比較検討する。
5. 骨軟部腫瘍のtexture analysisを用いた悪性度および治療効果の判定に関する研究:主にMRIを用いた骨軟部腫瘍の定量的画像に対するテクスチャ解析により、腫瘍悪性度および治療効果判定に有用であるか検討する。
(教育)
[医学部生]
肺の画像診断に関する講義
頭頚部、胸部、骨軟部領域のMRI、CT読影の指導:読影実習にて読影法、画像解析、所見の解釈について体験し、学習させる。各疾患における画像診断の適応、目的などについて説明。
[臨床研修医] 胸部単純写真、CT、MRIの読影指導、各種画像診断の役割や使用法の指導。検査法の習得のため検査手技について実地で指導。
[大学院生] 各種画像診断の適応、読影に関して専門的手技、知識の指導。IVRの習得のため実地で指導。研究に関する助言、指導。
(診療)
九州大学病院にて放射線診断専門医として胸部、頭頸部、骨軟部領域の画像診断・IVRに携わる。 中央診療として各科から依頼の検査の実施、読影。 放射線科病棟においては胸部領域の生検などのIVR適応の患者の診療。
(社会)
国内学会及び国際学会にて演題を発表し、研究活動成果の還元を行っている。