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田中 嘉孝(たなか よしたか) データ更新日:2017.06.30

教授 /  薬学研究院 臨床薬学部門 生体分子情報学講座


大学院(学府)担当

薬学府 創薬科学専攻 生体分子情報学

学部担当

その他の教育研究施設名

役職名

アイソトープ総合センター長


電子メール
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電話番号
092-642-6618
FAX番号
092-642-6619
取得学位
薬学博士
専門分野
細胞生物学
活動概要
リソソームは真核細胞において普遍的に存在する酸性の内部環境を有する細胞内小器官であり、ユビキチン・プロテアソーム系とともにエンドサイトーシスおよびオートファジーによる細胞内外の物質分解に主要な役割を果たしている。このような細胞内の主要な蛋白質分解システム系としてのリソソームの機能は、その内部に含まれる多くの加水分解酵素に加え、近年、ユビキチン様蛋白質による共有結合システムを必要とするオートファジーを介した非選択的な大規模な蛋白質分解システムの研究により更なる進展を遂げつつある。生体の恒常性は蛋白質の合成と分解の絶妙なバランスの基に維持されているため、このバランスの崩壊は細胞及び生体に重篤な障害をもたらすことになる。実際に、このようなリソソーム系の蛋白分解システムの破綻が原因で多くの神経及び筋疾患を引き起こすことが報告されている。また、蛋白質分解システムに加え、リソソームは病原性細菌の除去、自然免疫・獲得免疫による抗原提示、細胞死および損傷した細胞膜の修復等様々な生命現象にも重要な役割を担っていることが明らかにされつつある。このようなリソソームの機能発現は様々なオルガネラ(エンドソーム、ファゴソーム、細胞膜など)との密接なコミュニケーションのもとに成り立っている。それ故、このようなリソソームの機能発現には、その内部に含まれる加水分解酵素に加え、リソソームを形成・維持する膜蛋白質が重要な役割を果たしていると考えられる。このような背景を踏まえ、リソソーム膜蛋白質の機能解明を通して、リソソームの生理機能の解明を目指している。

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