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玉田 薫(たまだかおる) データ更新日:2024.04.09



社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
[全学的活動] 九州大学副理事として、男女共同参画推進関連並びに学生支援関係の全学的業務を担当し、女性及び若手研究者の活躍促進、研究力強化にむけた活動を展開している。2019年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」ではダイバーシティ・スーパーグローバル教員育成研修(SENTAN-Q)を立ち上げた。その他配偶者帯同雇用制度、女性枠教員の研究業績データの公開、九州大学女性優秀研究者賞(伊藤早苗賞)の設立、第1回 輝く女性研究者賞(ジュン・アシダ賞)の受賞に関わり、九大の女性研究者の活躍の可視化に尽力している。[社会貢献活動]学会活動は、応用物理学会、日本表面真空学会(現日本表面科学会)、シンガポール材料科学会ICMAT等を中心に様々な活動を行なっている。応用物理学会では有機分子バイオエレクトロニクス分科会幹事長、学会誌編集長を経験、日本表面科学会では九州支部の立ち上げをし、日本表面真空学会ではダイバーシティ委員会を立ち上げた。日本学術会議連携委員。内閣府大学支援フォーラムPEAKSビジョン策定委員会委員。産学協議会Society5.0時代のPBL型教育促進タスクフォース大学側幹事。その他理系女性教員として、様々な国内外事業に関わる。[国際連携活動]平成23年度〜25年度、シンガポール国立大学理学部と九州大学先導物質化学研究所間の若手交流プログラムを立ち上げた。平成24年度九州大学、平成25年度シンガポールにてジョイントシンポジウムを開催。計4名の大学院学生の短期派遣を実施。この成果を元に平成27年−平成28年でJSPS二国間交流事業に採択された。共同研究内容は、金ーチオール自己組織化単分子膜の表面高感度分析(放射光利用)から、半導体微粒子の合成・自己組織化まで、多岐にわたる。その他の国際共同研究先は、オーストラリア国立大学、KAUST、ドイツハイデルベルグ大学など。近年では大学間連携を通じて台湾師範大学と共同研究を実施。国際会議の主催等も定期的に実施している。
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2021.04~2022.03, ダイバーシティー推進活動, JST/MEXT他.

2020.10~2026.09, 日本学術会議 地方学術会議 九州沖縄地区 代表幹事 / 第3部 総合工学委員会 副委員長 / 科学者委員会 男女共同参画分科会 委員 /第3部 ジェンダー委員会 副委員長 / 化学委員会委員(分析化学分科会、材料化学分科会) , 日本学術会議 地方学術会議 .

2019.04~2025.03, ダイバーシティー推進活動, JST/MEXT他.

2018.04~2019.03, 大学トップマネジメント研修, 内閣府/政策研究大学院大学.

2014.10~2020.09, 日本学術会議連携会員, 日本学術会議.

2008.12~2009.01, 科学技術・学術審議会専門委員, 文部科学省.

2009.04~2011.03, 総務省CISPR(国際無線障害特別委員会) 専門委員, 総務省.

2009.04~2017.03, (独)日本学術振興会 薄膜第131委員会, (独)日本学術振興会.

2009.04~2013.03, 文部科学省 研究振興局先端計測分析技術・機器開発小委員会 専門委員, 文部科学省.

2012.02~2013.01, 科学技術・学術審議会専門委員, 文部科学省.

2012.04~2013.03, JST/CRDS ナノテクノロジー・材料分野俯瞰分野俯瞰活動への協力, (独)科学技術振興機構(JST).

文部科学省, 日本学術振興会等による事業の審査委員等就任状況
2021.04~2023.03, 国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム)e-ASIA 研究主幹, 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST).

2008.12~2011.11, 科学研究費委員会専門委員, (独)日本学術振興会.

2006.04~2012.03, 戦略的創造事業さきがけ「物質と光作用」/アドバイザー, JST.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2023.03, NHK ニュースウオッチ9, 令和5年4月28日放送のNHKニュースウオッチ9で、九州大学のSENTAN-Qプログラムが紹介された。全国の大学で「女性限定公募」や入試の「女子枠」導入が広がる中、先んじて女性研究者支援の取り組みを進めてきた九州大学は、単に女性の数を増やすだけではなく、女性に力と責任を与えて、あるべき大学・あるべき社会を作ろうという取り組み、SENTAN-Q研修を進めているが、この取り組みがNHKの取材を受け、紹介された。.

2021.09, 台湾での新聞/TV報道、日本でYahooニュースに, 台湾師範大と九州大との新型の発光メモリーデバイスの開発について、今年7月には英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。これについて、台湾科技部(科学技術省)が9月22日記者会見を開催。台湾で20社を超える新聞発表/TV報道がなされ、これが逆輸入され、日本でYahooニュースになった。台湾師範大からは電気光学工学研究所の李亜儒教授と張俊傑・助理教授(助教)、九州大からは先導物質化学研究所の玉田薫・主幹教授らが参加した。開発されたメモリーは、異なる発光色で「書き込み」状態か「消去」状態かを知らせることができる。李教授によれば、データの暗号化などへの応用が見込める。大学間学術交流協定に基づいて行われた研究成果である。.

2020.11, 日本経済新聞 (Web版に加えて日経産業新聞誌面), プラズモンメタ表面で「生きた細胞」内の分子の動きをナノの解像度で直接観る技術は、社会的な注目度も高く、2020年11月6日 日本経済新聞 (Web版に加えて日経産業新聞誌面)にて次世代を牽引する技術として紹介された。海外のソーシャルメディアでも多数取り上げられ、Altmetric Score 100 (Top5% 注目論文)を獲得するに至っている。.

2019.12, 日本経済新聞, 増えぬリケジョ 阻む環境、いない「身近な模範」.

2017.06, 日本経済新聞, 世界最薄!局在プラズモンシートで細胞接着ナノ界面の可視化が可能に
.

2012.04, マイナビニュース(毎日新聞), 九大、プラズモン相互作用で金属微粒子によるフルカラーコーティングを実現.

2009.06, Science Portal, 非接触でも酸化チタンの光触媒性能確認.

2009.06, 日経産業新聞, 光触媒の効果10倍にー作用面積ナノチューブで拡大.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2023.03, 学術フォーラム「研究に関する男女共同参画・ダイバーシティの推進」, 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) オンライン配信あり, オンライン.

2023.01, 北海道大学薬学研究院 FDセミナー「ダイバーシティ:我々が求める大学とは」, 北海道大学薬学研究院, 北海道大学.

2023.06, 九州大学 2024年度科研費 獲得支援セミナー エンカレッジメントセッション:大型予算にチャレンジしてみませんか, 九州大学学術研究・産学官連携本部研究企画・サポートグループ, オンライン.

2023.03, 文部科学省科学技術人材育成費補助事業 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ 調査分析事業報告シンポジウム(同時開催:九州大学先端型事業SENTAN-Q中間報告), 九州大学/東京工業大学, 九州大学伊都キャンパス(ハイブリッド).

2022.02, 若手研究者が考える地方創生と学術の未来, 日本学術会議in福岡, オンライン.

2022.06, 分子科学研究所所長招聘会議 公開シンポジウム「日本の人材育成を考える」, 日本学術会議, 岡崎コンファレンスセンター(ハイブリッド開催).

2022.10, 九州・沖縄地区会議学術講演会「琉球列島の言語的・文化的多様性とその起源-多様性の今とこれから-」, 日本学術会議九州・沖縄地区会議, オンライン.

2022.05, 第5回日本工学アカデミー(EAJ)ジェンダーシンポジウム「イノベーションと多様性」, 日本工学アカデミージェンダー委員会+九州大学男女共同参画推進室, オンライン.

2021.11, 九州大学における男女共同参画推進の取り組み, I-URIC / 4機構連携 男女共同参画講演会 , オンライン.

2021.07, 女性の翼を折らない組織作りとは, 北海道大学FD・SDセミナー 男女共同参画・ダイバーシティの推進に向けた取り組みとマネージメント法, オンライン.

2021.08, 女性の翼を折らない組織作りとは, ISSP WOMEN’S WEEK 2021(東京大学物性研究所), オンライン.

2021.11, 差別均衡から平等均衡を目指す:これからの理工系学会のあるべき姿とは, 日本表面真空学会学術講演会招待講演, オンライン.

2021.12, ダイバーシティ・スーパーグローバル教員育成研修(SENTAN-Q), 第4回全国ダイバーシティネットワークシンポジウム, オンライン.

2021.11, 学術フォーラム「カーボンニュートラル社会を支える最先端分析技術」, 日本学術会議 化学委員会・分析化学分科会, オンライン.

2021.11, I-URIC / 4機構連携男⼥共同参画講演会「九州⼤学における男⼥共同参画推進の取り組み」
, I-URIC / 4機構連携, オンライン.

2020.03, 応用物理分野におけるダイバーシティ 推進を通じた次世代人材育成 ー学会としてできること/すべきことーにおける講演「SENTAN-Q: 九州大学が目指す無意識のバイアスの打破と真の男女共同参画」, 応用物理学会, 上智大学.

2020.06, 令和2年度女性研究者エンカレッジメントセミナー「女性研究者も大型予算にチャレンジしてみませんか」
, 九州大学男女共同参画推進室, オンライン.

2020.09, 令和2年度 大学等における男女共同参画推進セミナー 組織変革・イノベーション創出のためのダイバーシティ推進 ー組織の同一性を考えるー 
講演タイトル「ダイバーシティ・スーパーグローバル教員育成研修(SENTAN-Q)」
, 独立行政法人国立女性教育会館, オンライン.

2020.12, Kyushu University - UC San Diego Joint Webinar Series "SDGs THINK and ACT Together", 九州大学およびカリフォルニア大学サンディエゴ校, オンライン.

2019.06, 九州大学の男女共同参画事業、特に女性枠研究者業績データに関する報告, JST, 東京.

2019.06, 九州大学の男女共同参画事業、特に女性枠研究者業績データに関する報告, World Social Science Forum2018, 九州大学.

2019.06, 第2回ダイバーシティシンポジウム:つくばの女性研究者と考える未来のサイエンス, 日本表面真空学会ダイバーシティ委員会, つくば国際会議場.

2017.08, 「グローバル成長を支えるエネルギー戦略と未来構想」へパネリストとして参加, 日本学術会議主催市民公開講座, 九州工業大学.

2014.03, 学振136委員会「将来加工技術シンポジウムin 九州」にて、地元企業向けに研究紹介を行った。, 学振136委員会, 福岡ヒルトンホテル.

2013.11, 第5会新潟大学イノベーションサロンセミナーにて、地元ものつくり企業向けにプラズモンフルカラーの講習を行った, 新潟大学, 新潟大学.

2012.03, 福岡市西区主催市民公開講座「ナノテクでつくる未来のエコ社会」, 福岡市, 福岡市サイトピア.

2012.11, 九州大学新技術説明会にて、企業向けに発明研究(プラズモンフルカラー)について説明を行った。, 九州大学, 東京.

2012.06, 関西TLO技術講演会にて、企業向けに発明研究(プラズモンフルカラー)の紹介を行った。, 関西TLO, 京都.

2012.05, 韓国Daejeonで開催されたイノベーション大会(INNOBIZ)に関西TLOとともに参加し、九大の技術を韓国中小企業向けに紹介した。, 関西TLO, 韓国.

2011.08, 新化学技術推進協会主催の先端化学・材料技術分科会講演会にて、企業研究者に金属ナノ微粒子自己組織化による新機能発現について、研修講演を行った。, 新化学技術推進協会, 東京.

2010.08, 日本表面科学会主催市民講座の企画運営, 日本表面科学会, 日本未来科学館(東京).

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2023.06~2024.03, 研究戦略検討ワーキンググループ.

2022.10~2024.09, 副学長(ダイバーシティ担当/ハラスメント対策推進室長).

2021.09~2023.03, ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ調査分析事業 コーディネーター.

2020.01~2024.03, ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ先端型SENTAN-Q コーディネーター.

2020.10~2022.09, 副学長(男女共同参画、九大基金、同窓会).

2018.06~2019.03, アジア研究教育機構(仮称)設置検討WG委員.

2018.04~2020.03, 総長補佐会議メンバー.

2017.04~2020.10, 副理事(学生支援、男女共同参画担当).

2017.06~2018.03, 教育改革マネジメント本部(仮称)設置検討ワーキンググループ委員.

2016.04~2017.03, 男女共同参画推進室委員.

2014.04~2016.03, 新キャンパス計画専門委員.

2014.04~2016.03, ハラスメント対策委員会.

2014.04~2017.03, 男女共同参画推進室委員.

2014.04~2015.03, アライアンス検討WG.

2014.04~2017.03, 将来計画委員会.

2013.04~2017.03, 分子システムデバイスリーデング大学院 男女共同参画リーダー育成WG 代表.

2013.04~2015.03, 伊都新棟移転担当.

2013.04~2015.03, 先導物質化学研究所 副所長.

2012.04~2013.03, 箱崎地区部門長.

2011.04~2012.03, 総合研究博物館運営委員会委員.

2011.04~2013.03, 客員教授専攻WG.

2011.04~2014.03, 男女共同参画推進室員.


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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。