


伊原 栄吉(いはら えいきち) | データ更新日:2018.06.09 |

大学院(学府)担当
学部担当
ホームページ
取得学位
医学博士
専門分野
消化器内科学、消化管運動
活動概要
研究:
消化管は食事性抗原や微生物などの管腔内抗原と接触する最前線の免疫組織であり、巧妙な免疫制御機構によりその恒常性が維持されている。その免疫制御機構の破綻は消化管炎症を惹起するため、組織修復が不可能となり、炎症性腸疾患(クローン病と潰瘍性大腸炎)やベーチェット腸炎などの難病を引き起こしている。その一方で、局所での免疫制御機構の破綻に伴う特有の炎症が、アカラシアに代表される食道運動異常症、胃麻痺、過敏性腸症候群などの消化管運動機能障害の病態に深く関与している事が近年明らかとなっており、注目を集めている。われわれは、消化管免疫制御機構の破綻とそれに伴う消化管炎症に注目し、モデル動物を用いた基礎実験からヒトサンプルを用いた臨床研究までの幅広い様々な実験的手法を用いることによって、上記の消化管疾患を免疫・炎症から病態解析を行っている。
教育:
医学部学生に対して、内科症候学、消化器内科学の講義及び臨床実習を担当している。また、初期研修医および後期研修医に対する消化器内科学/消化器内視鏡の指導を行っている。
消化管は食事性抗原や微生物などの管腔内抗原と接触する最前線の免疫組織であり、巧妙な免疫制御機構によりその恒常性が維持されている。その免疫制御機構の破綻は消化管炎症を惹起するため、組織修復が不可能となり、炎症性腸疾患(クローン病と潰瘍性大腸炎)やベーチェット腸炎などの難病を引き起こしている。その一方で、局所での免疫制御機構の破綻に伴う特有の炎症が、アカラシアに代表される食道運動異常症、胃麻痺、過敏性腸症候群などの消化管運動機能障害の病態に深く関与している事が近年明らかとなっており、注目を集めている。われわれは、消化管免疫制御機構の破綻とそれに伴う消化管炎症に注目し、モデル動物を用いた基礎実験からヒトサンプルを用いた臨床研究までの幅広い様々な実験的手法を用いることによって、上記の消化管疾患を免疫・炎症から病態解析を行っている。
教育:
医学部学生に対して、内科症候学、消化器内科学の講義及び臨床実習を担当している。また、初期研修医および後期研修医に対する消化器内科学/消化器内視鏡の指導を行っている。


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