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堀尾 琢哉(ほりお たくや) データ更新日:2024.04.27

准教授 /  理学研究院 化学部門 物理化学


大学院(学府)担当

学部担当



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ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/takuya-horio
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
http://www.scc.kyushu-u.ac.jp/quantum/index_j.php
量子化学研究室ホームページ .
電話番号
092-802-4158
就職実績-他大学
就職実績有, 2009. 1. 京都大学大学院理学研究科 助教
2008. 4. 理化学研究所基礎科学特別研究員
2006. 4. 理化学研究所鈴木化学反応研究室 協力研究員
取得学位
博士(理学)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
物理化学、反応動力学、超高速分光
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
原子や分子が数個から数百個集まった「クラスター」と呼ばれる物質群が注目されています。クラスターの最大の特徴は、構成粒子数1個の増減でその物性や化学反応性が変化することであり、そのことから従来の常識では考えらなかった新機能性物質の発見が期待されています。我々は、クラスターの電子および幾何構造を明らかにし、その物性や化学反応性を決めている物理的要因を徹底的に明らかにしようとしています。このために、原子・分子の数を一個単位で制御可能にする究極的な気相合成法を開発し、高度に制御化された質量分析技術、最先端のレーザー分光法、高輝度放射施設を用い、多角的な研究を展開しています。また、クラスターの特徴的な電子構造に着目し、クラスターを利用した全く新しい反応動力学の開拓にも挑戦しています。さらに,これら独自の実験技術に基づいた新たな質量分析法の開発を目指しています。以上の研究を行うため、教育においては、原子や分子などのミクロの世界を記述する量子化学、ならびに化学反応を電子と核の運動レベルまで掘り下げる反応動力学についての理解を深め、さらに種々の物理化学的な実験手法を習得することを目指しています。これらの実践的な経験を元に、未知の課題を解決する主体的かつ実行力のある人材を育成し、さらに国際的な研究活動を活発に行うことで国際人としての素養を身に着けることを目指しています。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。