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研究活動では,構造工学に関わる継続的な基礎研究と社会ニーズに対応できる応用研究に取り組んでいる.海外に向けての学術的な情報発信を心がけている.構造工学の中でも,特に,防災・維持管理に関して力学的なアプローチを主とした研究に従事している。主なテーマは下記の通りである。各テーマごとに短期・中期・長期目標を定め,それらを並行して進めている。
■防災・耐衝撃という観点
1)繰返し衝突が作用するコンクリート構造物の残存性能評価に関する研究
2)照査法としての衝撃解析のあり方に関する研究
3)緩衝材を有する落橋防止装置の動的性能評価に関する研究
4)合理的なハード対策確立のための土砂流動・衝撃解析シミュレーション
■維持管理という観点
1)鉄筋腐食した鉄筋コンクリート部材の残存耐荷性能に関する研究
教育活動では,学部生の実験・実習系科目を担当している.研究室では,ゼミや研究活動を通じて,学生の国際性,専門性,自主性を育む教育を実践している.また,学生との距離を重視するとともに,リーダーシップ能力を持った学生を育てるため,双方向教育を実践している.
社会活動では,共同研究や学協会の研究・運営委員会などに積極的に参加している.