Updated on 2024/06/07

Information

 

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SAKAMOTO YASUSHIGE
 
Organization
Faculty of Dental Science Department of Dental Science Assistant Professor
Title
Assistant Professor
Contact information
メールアドレス
Tel
0926426441
Profile
九州大学病院義歯補綴科にて歯学部学生、歯学府大学院生、九州大学病院研修医の臨床指導を行っている。歯学部4年生の全部床義歯補綴学、部分床義歯補綴学、口腔インプラント学の基礎実習にライターとして教育指導を行っている。研究においてはインプラント表面処理がインプラント周囲軟組織に及ぼす効果について細胞実験、動物実験を行っている。

Degree

  • Doctor of Dental Science

Research Interests・Research Keywords

  • Research theme:treatment to improve peri-implant soft tissue sealing

    Keyword:hydrothermal treatment

    Research period: 2023.4 - 2024.4

  • Research theme:Effect of Hydrothermal Treatment on Titanium Alloy for Epithelial Cellular Attachment

    Keyword:hydrothermal treatment, cell adhesion, Ti-6Al-4V, epithelial GE1 cells, laminin-332

    Research period: 2017.4 - 2021.6

Papers

  • Effect of Hydrothermal Treatment with Distilled Water on Titanium Alloy for Epithelial Cellular Attachment Reviewed International journal

    @Yasushige Sakamoto @Yasunori Ayukawa @Akihiro Furuhashi @Michimasa Kamo @Junji Ikeda @Ikiru Atsuta @Takuya Haraguchi @Kiyoshi Koyano

    materials   第12巻 ( 第17号 )   2019.8

     More details

    Language:English   Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    Repository Public URL: https://hdl.handle.net/2324/7172607

Presentations

  • チタン合金への純水による水熱処理がインプラント周囲上皮封鎖性に与える効果

    @坂本安繁@鮎川保則@古橋明大@熱田生@原口拓也@古谷野潔

    日本補綴歯科学会  2021.6 

     More details

    Event date: 2021.6

    Language:Japanese  

    Venue:web   Country:Japan  

    外来因子の侵入に対するインプラント周囲上皮(PIE)の封鎖性は天然歯より劣ることが報告されているが,インプラントの粘膜貫通部における封鎖性向上を目的とした製品は少ない.そこで本研究では,チタン合金に親水性を付与し高い骨伝導能をもたらす水熱処理が,外来因子に対する上皮の封鎖性を高めるという仮説をたて検証することとした.チタン合金(Ti-6Al-4V)製のプレートおよびインプラントを使用し,蒸留水にて水熱処理したチタン(64HT)を作製した.対照群は未処理純チタン(CP),未処理チタン合金(64)とした.チタンプレートの解析では,まず走査型電子顕微鏡(SEM)および粗さ測定を行った.次に,表面性状評価のためレーザーラマン分光装置による結晶構造解析,X線電子分光装置(XPS)による元素解析および水との接触角測定を行った.さらに,基底膜の構成要素であるラミニン332(Ln)を用いて各処理群に対する吸着量の比較を行った.培養実験では,マウス由来歯肉上皮細胞株GE1をプレート上で培養し,細胞の増殖能・接着能を評価した.また,Lnレセプターである細胞膜上のインテグリンβ4(Inβ4)を標識し観察を行った.動物実験では,4週齢雄性Wistarラット上顎右側第一臼歯を抜去し,2週間後にインプラントを埋入した.埋入4週後にLnの局在を観察し,西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)をインプラント周囲溝に滴下し浸透の程度から外来因子に対する上皮封鎖能を評価した.(九州大学動物実験倫理委員会承認A19-385-0).水熱処理はSEMで確認できる倍率の範囲ではプレートの表面形状を変化させずに親水性を付与し,Lnの吸着量も増大させた.培養実験から,64HTにおけるInβ4の明瞭な発現を認め,上皮細胞の接着能は対照群より有意に向上していた.PIEの観察から,64HTは対照群と比較してLnの発現が強く深層まで認め,HRPの侵入深度は有意に抑制された.以上の結果より,純水による水熱処理はチタン合金に対するPIEの封鎖性を向上させることが示唆された.

Professional Memberships

  • Japan Prosthodontic Society

  • Japanese Society of Oral Implantology

Class subject

  • 口腔インプラント学

    2023.10 - 2024.3   Second semester

  • 部分床義歯補綴学

    2023.10 - 2024.3   Second semester

  • 全部床義歯補綴学

    2023.4 - 2023.9   First semester

Outline of Social Contribution and International Cooperation activities

  • かかりつけ歯科医院と連携した医療を患者様に提供できるよう歯科治療を行っている。インプラント・義歯補綴学分野に在籍している大学院留学生を通じて歯科医療についての情報交換を行っている。

Notable Clinical Activities

  • ・歯科インプラント治療 ・クラウン-ブリッジ補綴治療 ・全部床義歯補綴治療 ・部分床義歯補綴治療