2024/10/23 更新

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クドウ マオ
工藤 真生
KUDO MAO
所属
芸術工学研究院 メディアデザイン部門 助教
芸術工学部 芸術工学科(併任)
芸術工学府 芸術工学専攻(併任)
職名
助教
プロフィール
グラフィックデザインの中でも、特に人を目的地へ安全かつ快適に誘導するためのサイン計画や、言語に頼らず意味や情報を伝達するピクトグラムのデザインを対象に研究をしている。 特に、知的障害や自閉スペクトラム症等を有する人の視覚認知特性に着目し、より多くの人が「わかりやすい」と感じ、快適に情報を受け取ることができるデザインを目指し、調査・分析・評価・デザインを実装するまでを研究対象としている。 デザインに際しては、特別支援学校での教育経験を生かし、デザインをどのように教育し、子どもが能動的に学び、学んだ後の生活にどのように活かすかという、教育実践方法や、教師・子供それぞれの視点や考えを重視し、行っている。
外部リンク

学位

  • 修士 (教育学)

  • 博士 (デザイン学)

経歴

  • 筑波大学大学院システム情報系研究員、筑波大学附属大塚特別支援学校教諭

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:国立青少年教育施設における教育機能向上を目的とした設備等の充実 ーピクトグラムとサインのインクルーシブデザインー(共同研究)

    研究キーワード:サイン計画、ピクトグラム、教育施設、多様性

    研究期間: 2024年4月 - 2025年3月

  • 研究テーマ:障害を有する人との映画制作(代表)

    研究キーワード:障害/映画制作/意思決定/好み/主体性/コミュニケーション/知的障害

    研究期間: 2022年12月 - 2027年3月

  • 研究テーマ:ガスコンロの操作部におけるピクトグラム表記の有効性に関する研究

    研究キーワード:ピクトグラム、弱視、見えやすさ、可読性

    研究期間: 2022年7月 - 2024年3月

  • 研究テーマ:多様性に応えるピクトグラムのデザイン-標準化以前の歴史的リソースに着目して- (分担)

    研究キーワード:ピクトグラム / ルドルフ・モドレイ / 知的障害 / 多様性のためのデザイン / デザイン史

    研究期間: 2022年4月 - 2026年3月

  • 研究テーマ:ゼンマイ式「からくりピクトグラム 社会包摂仕様」のデザイン(分担)

    研究キーワード:ピクトグラム / からくり機構 / 社会包摂 / 認知症 / 知的障害

    研究期間: 2022年4月 - 2024年3月

  • 研究テーマ:多様な障害を包摂するサインデザイン構築のための基礎研究ーピクトグラム に着目してー(代表)

    研究キーワード:ピクトグラム / 理解度 / 知的障害 / ASD / 多様性 / wayfinding / サイン / グラフィックデザイン / デザイン / 障害

    研究期間: 2021年4月 - 2024年3月

受賞

  • グッドプレゼンテーション賞

    2023年7月   日本デザイン学会   口頭発表「ガスコンロ操作部の情報グラフィック: 弱視の多様な障害特性とグラフィックデザインの要望」

  • 2021年度意匠学会作品賞

    2022年8月   意匠学会   「中村哲医師メモリアル・アーカイブのグラフィックデザイン』 (共同:工藤真生・伊原久裕・池田美奈子)

  • グッドプレゼンテーション賞

    2022年6月   日本デザイン学会   口頭発表「目的とする行動を想起した状況下におけるピクトグラムの理解度」

  • Universal Design Consumer Winner 2021

    2021年3月  

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    ドイツで開催されたUniversal Design Competition 2021にて、Universal Design Consumer Winner 2021を受賞した。
    知的障害を有する高校生を対象に、ピクトグラム及びルビ表記のわかりやすさを調査し、その結果を踏まえてデザインした『Sign Design ease of understanding for people with Intellectual Disabilities』に対し、贈られた。

  • 筑波大学附属学校教育局  教材・指導法コンテスト 優秀賞

    2020年3月   筑波大学附属学校教育局   教材「知的障害児者のわかりやすさに着目したサインデザイン」

  • IAUD国際デザイン賞2019 銀賞 (公共空間デザイン部門)

    2019年12月   国際ユニバーサルデザイン協議会   作品「知的障害者のわかりやすさを包括したサインデザイン」

  • グッドプレゼンテーション賞

    2019年6月   日本デザイン学会   口頭発表「障害者を対象とした案内用図記号の理解度調査」

  • 平成26年度日本デザイン学会年間論文賞受賞

    2014年10月   日本デザイン学会   論文「ユニバーサルに配慮したピクトグラムの諸条件に関する研究-知的障害に着目して-」

  • グッドプレゼンテーション賞

    2014年7月   日本デザイン学会   口頭発表「知的障害中学生の日本工業規格JIS案内用図記号の理解度に関する研究」

  • グッドプレゼンテーション賞

    2013年6月   日本デザイン学会   口頭発表「知的障害児者を対象としたピクトグラムの理解度に関する研究」

  • 筑波大学大学院人間総合科学研究科長表彰

    2012年3月   筑波大学   デザイン及び研究活動への評価

  • GOOD DESIGN賞

    2011年11月   公益財団法人日本デザイン振興会   「県産品の価値を高めるデザイン手法の追求ー製品価値評価法を用いてー純米大吟醸 華一風」  日本酒のパッケージデザインを担当

  • グッドプレゼンテーション賞

    2011年6月   日本デザイン学会   口頭発表「特別支援学校の校内環境における視覚的支援に関する研究」

  • 宇和島パールデザインコンテスト 部門賞・アサヒビール賞

    2010年2月   宇和島市   作品「宇和島パールと漆を用いたトイレの立体サイン」

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論文

  • 知的障害当事者を主体とした映画制作 −障害の「社会モデル」の視点から 招待 査読 国際誌

    工藤真生

    大阪大学美学研究室 a+a   2024年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    2023年6月に開始した「障害を有する人との映画制作」研究プロジェクトについて、その取り組みを報告するとともに、障害の社会モデルの視座から考察を行った。

  • 社会包摂のためのピクトグラムとサイン- FINA 世界水泳2023 大会を事例として- 査読

    工藤真生、伊原久裕、須長正治、尾方義人、#久米聖伍、#疋田睦、#鈴木千畝、#金子千聖、#星野純平

    日本デザイン学会   2024年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    本作品の目的は、世界水泳選手権 2023 福岡大会・世界マスターズ水泳選手権 2023 九州大会での会場ピクトグラムとサインのデザインプロセスを通して、ジェンダーや障害などの社会包摂のためのピクトグラムとサインのデザイン方法を提案し、それに基づいたデザインを考察することである。ジェンダーに関しては、ジェンダーバイアスを排除したニュートラルな人型ピクトグラム、障害に関しては、知的障害や自閉スペクトラム症当事者の理解度を向上させるピクトグラムとサインを作成した。更に作成したデザインに対し、障害の有無に関わらず計 281 名を対象に理解度調査を実施し、結果を踏まえて最終的なデザインの調整を行った。これらを元に、 JIS 案内用図記号(以下 JIS)9 項目の改変を含む 33 項目の新しいピクトグラムとそのデザインマニュアル、サインデザインガイドラインを提案した。

  • 就学前幼児の日本産業規格JIS案内用図記号の理解度

    金子 千聖, 工藤 真生

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   71 ( 0 )   120   2024年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>標準的に使用が推奨されている日本産業規格JISの案内用図記号の選定において、15歳未満の対象への理解度調査の実施や、そのデータを基にしたピクトグラムのデザイン制作がなされていない現状がある。そのため、幼児が標準ピクトグラムをどの程度理解しているのか、また、ピクトグラムをどのように認識しているのか、その現状を明らかにすること目的に、JIS案内用図記号の理解度調査(対象:4~6歳、58名)を実施した。結果、JIS 案内用図記号16 項目中12 項目(75%)が評価基準をクリアせず、全体の理解度が低い結果となった。また、6歳児は4,5歳児に比べて、理解度評価基準を上回る項目が増えることが明らかとなった。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.71.0_120

    CiNii Research

  • 多様性に応えるピクトグラムのデザイン−2

    工藤 真生, 伊原 久裕

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   71 ( 0 )   326   2024年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>本研究では,ピクトグラムの基本形態である人型ピクトグラム7種類について,知的障害・自閉スペクトラム症を有する人30名を対象に,わかりやすさの検証を行った。更に,ピクトグラムのわかりやすさには,どのような個人因子が影響するのかについて明らかにするため,社会的充足に必要な日常活動能力と,人型ピクトグラムのわかりやすさとの関連を明らかにし,学習がしやすいピクトグラムについて示唆を得ることを目的とした。結果,1930代から1940年代に米国でルドルフ・モドレイが監修したピクトグラムに倣ったコミック形態のピクトグラムは有意に理解がしやすく,理解度の観点において多様性を包摂する可能性があることが示唆された。更にコミック形態のピクトグラムは,個人の日常活動能力のうち,「地域生活」「身辺自立」などの「日常生活スキル」を含め,学習をすることで理解度が上がる学習がしやすいピクトグラムであることが示唆された。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.71.0_326

    CiNii Research

  • 多様性に応えるピクトグラムのデザイン−1

    伊原 久裕, 工藤 真生

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   71 ( 0 )   324   2024年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>本研究の目的は、多様性に応えるピクトグラムのデザインのために、1930年代のアメリカのピクトグラムを参照し、具体的なデザインを提案することである。この報告では、予備実験での利用を目的として具体的な人型ピクトグラムの選定の考え方について述べた。選定にあたっては標準、中立、展開、劇化、抽象の5つのカテゴリーを設定し、モドレイの「1000ピクトリアルシンボル」(1942)他の資料から典型的なピクトグラムを取り出した。展開カテゴリーについては「だれた」姿勢と「きどった」姿勢のふたつの姿勢、劇化のカテゴリーについては「指差し」の動作を表すピクトグラムを選定し、デザイン調整を行った。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.71.0_324

    CiNii Research

  • 人型ピクトグラムの形態における『不気味の谷』現象と状態・特性不安度の関連

    山田 杏奈, 神本 奈緒, 工藤 真生

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   71 ( 0 )   122   2024年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>ピクトグラムとは、不特定多数の人々が利用する公共交通機関や公共施設等において、文字・言語に頼らず対象物、概念または状態に関する情報を提供する視覚記号である。しかし標準的な人型ピクトグラムの中には、恐怖を与えるべきでない場面で「怖い」という印象を与える、ピクトグラムの目的と印象が一致していないものが存在する。デザイン史においては、ピクトグラムの起源とされるISOTYPE(アイソタイプ)から今日に至るまで、抽象度が異なる多様な人型ピクトグラムが制作されてきた。一方、ロボット工学の分野では、人型ロボットと人間の類似度が極めて高い地点で、人型ロボットへの親和度が急激に転落する『不気味の谷』現象が起こることが報告されている2)。そこで本研究では、『不気味の谷』現象に着目し、人型ピクトグラムから受ける印象は抽象度が関連しているという仮説を立て、人が恐怖を感じるグラフィックエレメントを明らかにすることを目的とした。その結果、恐怖感を喚起する人物ピクトグラムの図形要素としては、「肩が真っ直ぐでない」、「首が長い」、「胴・腕・首に細さがある」、「全体のシルエットに安定感が無い」などが明らかになった。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.71.0_122

    CiNii Research

  • Wayfindingと視覚情報処理に基づいたフロアマップのデザイン

    星野 純平, 工藤 真生

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   71 ( 0 )   124   2024年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>2001年5月、国際生活機能分類(ICF)がWHO総会で採択され、環境因子により人の健康状態、障害の程度などが変容することが示された。障害は、社会が設けている障壁の問題であり、身の回りの環境デザインについても、障害者がどのように捉え感じているのかを明らかにすることが、喫緊の課題である。しかし、フロアマップのデザインにおいては多種多様なデザインが存在するものの、わかりやすさの観点におけるグラフィックの詳細なエレメントに関する実証的研究は、未だ少ない。 そこで本研究では、誰にとってもわかりやすいフロアマップにおけるグラフィックエレメントを明らかにすることを目的とした。そのため、視覚情報処理の観点から、九州大学大橋キャンパス芸術工学図書館フロアマップのグラフィックデザインを制作、実装した。そのデザイン評価として、障害がない成人と知的障害がある成人を対象に、実環境におけるWayfinding行動調査及び、主観評価を実施した。 障害の有無に関係なく、「奥行き表現: 特に階段の立体表現」が主観的にわかりやすいことが示唆された。また、知的障害がある成人の自立的なWayfinding行動において、方向系サインの設置位置やサイン教育の重要性が示唆された。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.71.0_124

    CiNii Research

  • 中村哲医師メモリアル・アーカイブ

    池田 美奈子, 田上 健一, 秋田 直繁, 石井 達郎, 伊原 久裕, 大井 尚行, 尾本 章, 工藤 真生

    デザイン学研究作品集   28 ( 1 )   1_130 - 1_135   2023年7月   ISSN:13418475 eISSN:21887772

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>35年にわたりアフガニスタンとパキスタンで医療・人道支援に尽力し、2019年12月に銃弾に倒れた中村哲医師(1946-2019)の業績を象徴的に伝える展示空間「中村哲医師メモリアル・アーカイブ」(以下「メモリアル・アーカイブ」)が、2021年3月に九州大学中央図書館内に設置された。九州大学が推進する「中村哲先生の志を次世代に伝える九大プロジェクト」(以下「九大プロジェクト」)の一環で構想され、中村医師の著作などの文献を収集・デジタル化して保存・公開する「著述アーカイブ」と教育プログラム「中村哲記念講座」とともにプロジェクトの3本柱を構成している。<br>本論は「メモリアル・アーカイブ」について、設置の経緯とコンセプトを解説するとともに、展示空間を構成する映像、グラフィック、プロダクト、照明・音響の各要素のデザインを記述し、最後に各デザイン分野が融合して創出された展示空間が「著述アーカイブ」および「中村哲記念講座」とどのように相互作用し、活用されているかを踏まえ、総合的な展示空間デザインのあり方を考察する。<br>
    </p>

    DOI: 10.11247/adrjssd.28.1_1_130

    CiNii Research

  • ガスコンロ操作部の情報グラフィック: 弱視の多様な障害特性とグラフィックデザインの要望

    工藤 真生, 山田 勇雄, 金子 千聖, 木森 理梨香, 松原 芽生, 星野 純平, 伊原 久裕

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   70 ( 0 )   124   2023年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>本研究は、超高齢化社会を迎えた日本の現状を鑑み、加齢とともに発症率が高まる傾向にある弱視・弱視に着目した研究です。弱視者16名と弱視でない19名の実際の調理行動からガスコンロ操作のグラフィックを検証することで、今後より多くの人が必要とする潜在的なニーズを把握することを目的としています。その結果、ビジュアルデザインだけでなく、触覚、聴覚などを含めたマルチモーダルデザインの必要性が示唆された。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.70.0_124

    CiNii Research

  • 幼児の理解度に着目したピクトグラムのグラフィックエレメント

    金子 千聖, 工藤 真生

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   70 ( 0 )   282   2023年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>ピクトグラムは、文字を使わずに情報を伝達するノンバーバルコミュニケーションであり、絵や図形を用いることから、就学前の子どもにも役立つと考えられる。しかし、規格化されているピクトグラムは15歳以上を対象に作成されており、国際標準化機構ISOや日本産業規格JISの理解度調査は、15歳未満が対象外である。そこで本研究は、幼児にわかりやすいピクトグラムの条件を明らかにすることを目的とする。①子どもによる描写の観察(対象:3~12歳、30名)②わかりやすさの観点からピクトグラムを順位付けする調査(対象:4~5歳、51名)を行った。結果、「部分具象」「モノ・動き・自己投影しやすい人型(5頭身:子どもの姿)による文脈追加」のグラフィック要素がわかりやすいことが明らかとなった。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.70.0_282

    CiNii Research

  • Graphic Design of Pictograms Focusing on the Comprehension of People with Intellectual Disabilities: The Next Step in Standardization - Pictogram Design and Evaluation methods 査読

    Kudo Mao

    Visible Language   56 ( 3 )   58 - 85   2022年12月   ISSN:00222224

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    記述言語:英語  

    People with Intellectual disabilities understand Pictograms that require learning has been reported to be difficult. They exhibit difficulties under-standing, including reading and writing, textual information, and often use images in the form of Pictograms to circumvent this difficulty.Against the backdrop of research by AAC (Augmentative and Alternative Communication), TEACCH (Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children), and others, Pictograms have been used as tools for communication from school age onward. Thus, Pictograms displayed in public spaces are public support tools that enable people with intellectual disabilities to understand information. / However, in Japan, when some Pictograms were revised or added in preparation for the 2020 Tokyo Olympics in 2017, and paired comparison survey was carried out by the Japanese JIS standard Pictograms committee to determine whether JIS or ISO Pictograms were easier to understand. Some people with disabilities were included in the study, but only 20 out of 121 responded (16.5%), and the data was decided to be used only as a reference. / From the results of the author's previous surveys of people with Intellectual Disabilities, pictograms they understand are also well understood by people without disabilities. / In this study, 19 adults with intellectual disabilities and Pictograms of 16items from JIS for guidance were subjected to a com-prehension survey where they recalled intended actions. As a result, graphic elements that increase comprehension were identified in each Pictogram. The study also suggested an association between comprehensible graphic elements and IQ. / Specifically, five graphic elements influence the comprehension of Pictograms: 1. person symbolizing location, 2. real orien-tation, 3. motion line (: effect line representing movement, emphasis, sound, etc.) 4. location element, and 5. arrow: the axis length affects the degree of comprehension. It was suggested that 1. lower IQ, 2. real orientation, and 3. motion line had more influence on the ease of understanding.

    CiNii Research

  • Graphic Design of Pictograms Focusing on the comprehension of People with Intellectual Disabilities – The next step in standardization: Pictogram Design and Evaluation Methods 査読 国際誌

    56 ( 3 )   58 - 85   2022年12月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    The main objective of this research was to verify the design of pictograms following standardization and the method of comprehension test. Nineteen adults with intellectual disabilities were tested to determine the design of pictograms that are easy to understand while recalling wayfinding situations.The results showed that five graphic elements were effective in increasing pictogram comprehension.In addition, the relationship between IQ and easily comprehensible pictograms suggested that the motion line and the actual orientation were more easily understood by the group with lower IQ.Pictograms were standardized by AIGA | USDOT( American Institute of Graphic Arts | United States Department of Transportation) in 1974 and have brought many benefits to the public. However, because pictograms were made abstract to increase their versatility, many of them are difficult to understand, such as for people with Intellectual Disabilities and dementia.To fulfill the original purpose of pictograms and non-verbal communication, we are considering pictogram design as the next step after standardization and the ideal method of surveying the level of understanding.

    DOI: 0022-2224

    その他リンク: https://journals.uc.edu/index.php/vl

    リポジトリ公開URL: http://hdl.handle.net/2324/6618278

  • Graphic Design of Pictograms Focusing on the Comprehension of People with Intellectual Disabilities–The Next Step in Standardization: Pictogram Design and Evaluation Methods

    Kudo M.

    Visible Language   56 ( 3 )   58 - 85   2022年12月   ISSN:00222224

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    出版者・発行元:Visible Language  

    People with Intellectual disabilities understand Pictograms that require learning has been reported to be difficult. They exhibit difficulties under - standing, including reading and writing, textual information, and often use images in the form of Pictograms to circumvent this difficulty. Against the backdrop of research by AAC (Augmentative and Alternative Communication), TEACCH (Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children), and others, Pictograms have been used as tools for communication from school age onward. Thus, Pictograms displayed in public spaces are public support tools that enable people with intellectual disabilities to understand information. However, in Japan, when some Pictograms were revised or added in preparation for the 2020 Tokyo Olympics in 2017, and paired comparison survey was carried out by the Japanese JIS standard Pictograms committee to determine whether JIS or ISO Pictograms were easier to understand. Some people with disabilities were included in the study, but only 20 out of 121 responded (16.5%), and the data was decided to be used only as a reference. From the results of the author's previous surveys of people with Intellectual Disabilities, pictograms they understand are also well understood by people without disabilities. In this study, 19 adults with intellectual disabilities and Pictograms of 16items from JIS for guidance were subjected to a com - prehension survey where they recalled intended actions. As a result, graphic elements that increase comprehension were identified in each Pictogram. The study also suggested an association between comprehensible graphic elements and IQ. Specifically, five graphic elements influence the comprehension of Pictograms: 1. person symbolizing location, 2. real orien - tation, 3. motion line (: effect line representing movement, emphasis, sound, etc.) 4. location element, and 5. arrow: the axis length affects the degree of comprehension. It was suggested that 1. lower IQ, 2. real orientation, and 3. motion line had more influence on the ease of understanding.

    Scopus

  • 中村哲医師メモリアルアーカイブ

    田上 健一, 池田 美奈子, 伊原 久裕, 石井 達郎, 尾本 章, 大井 尚行, 秋田 直繁, 工藤 真生

    芸術工学研究   36   1 - 11   2022年3月   ISSN:13490915

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:九州大学大学院芸術工学研究院  

    DOI: 10.15017/4773086

    CiNii Research

  • 中村哲医師メモリアルアーカイブ 査読

    田上 健一, 池田 美奈子, 伊原 久裕, 石井 達郎, 尾本 章, 大井 尚行, 秋田 直繁, 工藤 真生

    芸術工学研究   36   1 - 20   2022年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 中村哲医師メモリアル・アーカイブのグラフィックデザイン 査読

    工藤真生、伊原久裕、池田美奈子

    デザイン理論   79   76 - 77   2022年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 障害者本人から学ぶデザイン 招待 査読

    工藤真生

    デザイン理論   79   82 - 82   2022年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 国際競技大会におけるサインの提案

    金子 千聖, 星野 純平, 工藤 真生, 須長 正治, 尾方 義人, 伊原 久裕

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   69 ( 0 )   180   2022年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>多様な人々が一同に会する国際競技大会において、わかりやすいサインは長年の課題であるが、近年、サイン本来の目的から外れ、サインの理解のしやすさが蔑ろになっている事例が散見される。本稿では、ユニバーサルデザインの観点から理解度に着目したサインデザイン(主に矢印)を提案し検証することを目的とした。ケーススタディとして、第19回FINA世界水泳選手権2022福岡の屋外誘導サインを対象とし、①読み間違えがない「方向」矢印: JIS規格の方向矢印の軸を170%長くしたもの、②「引き戻し」がわかる矢印:「始点」と「終点」の位置が非対称なもの、以上2点を制作し、ヒアリング調査を行った。結果、どちらも最も高い理解度を得ることができた。また、歩行者の目線に立ったナビゲートという面から③わかりやすい歩行案内シンボル:歩行者に向けて、現地点から目的地までの目安を提示するもの、を新たに制作した。どの提示方法がわかりやすいかを検証するためにヒアリング調査を行い、移動時間(min)と歩行を表すピクトグラムとの併記が良いことが明らかとなった。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.69.0_180

    CiNii Research

  • 国際競技大会におけるピクトグラムの提案

    久米 聖伍, 鈴木 智畝, 工藤 真生, 須長 正治, 尾方 義人, 伊原 久裕

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   69 ( 0 )   182   2022年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>JISの標準化案内図記号の制定以降、日本で開催する国際競技大会で使用される案内ピクトグラムには、JISに準じたピクトグラムが採用されることが多い。この研究では、第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会をケーススタディとして、ユニバーサルデザインの観点、ならびに社会包摂の観点から、歩きスマホ禁止などJIS規格の図記号に含まれない会場用のピクトグラムに加え、改良が必要と考えた5つのJIS案内ピクトグラム、ならびにジェンダーニュートラル人型ピクトグラムも含め、デザインを検討した。デザイン案の作成にあたり、文献を参照して設定した9つの方針を基にデザインを検討、1種類あたり4案に絞り込んだ。次に作成した4案の評価とその理解度を調査するために93名の被験者にアンケートを実施した。調査の結果、最適と判断していたピクトグラムは概ね良好な理解度を示していたが、配信や動画撮影禁止等の、スマートフォンを用いた行動表現などでは、理解度が低い傾向が見られた。また、ジェンダーニュートラルな人型ピクトグラムに関しては、調査結果から最も中性的であるものを採用した。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.69.0_182

    CiNii Research

  • 目的とする行動を想起した状況下におけるピクトグラムの理解度

    工藤 真生

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   69 ( 0 )   276   2022年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>本研究の目的は、多様性を包摂するためのピクトグラムのユニバーサルデザインの条件と理解度調査方法を明らかにすることである。 本研究では、知的障がいのある成人19名を対象に、目的とする行動を想起した状況で理解しやすいピクトグラムを選択する調査を行った。結果、位置を象徴する人物、実際の向き、motion line、 場所の要素、矢印軸の長さが理解度に影響を与えるグラフィックエレメントであることがわかった。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.69.0_276

    CiNii Research

  • 知的障がい者グループホームにおける居室サインのグラフィック制作

    星野 純平, 工藤 真生, 緒方 克也

    日本デザイン学会研究発表大会概要集   69 ( 0 )   278   2022年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本デザイン学会  

    <p>近年、インクルーシブデザインへの注目から、デザインを人中心で捉える考え方が重視されている。サインは人と環境を結びつけるためのデザインであり、誰にとってもわかりやすいデザインの検討が必要である。</p><p>本研究では、サインにおけるグラフィックのデザイン条件を明らかにし、知的障害を有する人を対象とした調査手法を検討することを目的とした。そこで、知的障害を有する人が居住するグループホームにおいて、個人の居室を直裁的にわかりやすくするために、各居室ドアに設置するサインのグラフィックデザインを制作、提案した。グループホームに居住する成人知的障害者10名を対象として、主にサインにおけるグラフィックの抽象度(具象・半抽象・抽象)の好みに着目し、調査を実施した。</p><p>サインにおけるグラフィックの抽象度は具象が好まれることがわかった。提案デザインでは調査結果と周辺環境との調和を考慮し、グラフィックをデザインした。知的障害を有する人を対象とした調査では、意思をできるだけ正確に読み取るために、同じ質問を複数回することが必要である。長期的な信頼関係の有無によって汲み取ることのできる情報量が大きく変わることがわかった。</p>

    DOI: 10.11247/jssd.69.0_278

    CiNii Research

  • 知的障害者にわかりやすいサイン 査読

    工藤真生

    デザイン学研究作品集   26 ( 1 )   112 - 117   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • ユニバーサルに配慮したピクトグラムの諸条件に関する研究 査読

    工藤真生、山本早里

    デザイン学研究   60 ( 6 )   21 - 28   2014年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 知的障がい児者の理解度を包括したピクトグラムのユニバーサルデザインに関する研究

    工藤 真生

    2014年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:学位論文(博士)  

    2013

    CiNii Research

  • 国内特別支援学校における視覚支援としてのサインの傾向 査読

    工藤真生、山本早里

    デザイン学研究   60   87 - 94   2013年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物

  • 障害から始まるイノベーション ーニーズをシーズにとらえ直す障害学入門ー

    @田中真理、@横田晋務、広瀬浩次郎、長野僚、紀亮介、志摩村早紀、松尾寿栄、佐藤武、白澤麻弓、@須長正治、加藤公敬、高野茂、@工藤真生、鈴木昌和、高野和良、@羽野暁、梶原健佑、@飯島秀治、田中岳、@長津結一郎、@中村美亜、島田敬士、@張彦芳、( 担当: 共著)

    2023年5月 

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    記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

  • 筑波大学特別支援教育 教材・指導法データベース選集2

    氣仙有実子、山口崇、太田康子、鎌田ルリ子、眞田進夫、橋本時浩、横山知弘、安部博志、飯島啓太、飯島徹、石飛了一、加賀谷昇、片山忠成、加部清子、工藤真生、根岸由香、根本文雄、藤本美佳、若井広太郎、池田彩乃、加藤隆芳、加藤裕美子、小山信博、佐々木高一、杉林寛仁、高橋佳菜子、武部綾子、大庭美和子、小曾根和子、佐藤誠、須山真理子、大門有希、瀧口智子、塚田直也、中山浩太郎、古屋郁子、間山響子、丸山菜子、向井直美、村上絵里佳、厚谷秀宏、佐藤北斗、高尾政代、竹田恵、山縣浅日、岡崎慎治、小林秀之、佐藤敦子、四日市章、米田宏樹、茂呂雄二、雷坂浩之( 担当: 共著)

    株式会社 ジアース教育新社  2021年3月 

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    担当ページ:104-105   記述言語:日本語   著書種別:学術書

講演・口頭発表等

  • ガスコンロ操作部の情報グラフィック: 弱視の多様な障害特性とグラフィックデザインの要望ーピクトグラムに着目して

    工藤真生、@山田勇雄、#金子 千聖, #木森 理梨香,# 松原 芽生,#星野 純平, 伊原 久裕

    日本デザイン学会  2023年6月 

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    開催年月日: 2024年4月 - 2023年6月

    記述言語:日本語  

    開催地:芝浦工業大学   国名:日本国  

  • 幼児の理解度に着目したピクトグラムのグラフィックエレメント

    #金子千聖、工藤真生

    日本デザイン学会  2023年6月 

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    開催年月日: 2023年6月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  • ピクトグラム内の人の有無が観察時の脳活動に与える影響:子どもと成人の比較 Effects of People Icon in Pictograms on Brain Activity during Observation : Comparison between Children and Adults

    #上村結芽子,#申㽋敬,#鵜池純一,工藤真生,樋口重和

    生理人類学会  2022年10月 

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    開催年月日: 2022年10月

    記述言語:日本語  

    開催地:京都大学   国名:日本国  

  • Symbols for People with Intellectual Disabilities 国際会議

    Mao Kudo

    Symbol' 22  2022年10月 

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    開催年月日: 2022年10月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:アメリカ合衆国  

  • ピクトグラムの種類の違いが観察時の事象関連脱同期に与える影響

    池田悠稀, 徳永健太郎, 鵜池純一, 申㽋敬, 工藤真生, 樋口重和

    日本生理人類学会第82回大会  2021年10月 

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    開催年月日: 2022年10月 - 2022年6月

    記述言語:日本語  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 成人知的障害者に理解しやすいピクトグラムのグラフィックーIQとの連関からー

    工藤真生

    日本特殊教育学会  2022年9月 

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    開催年月日: 2022年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:筑波国際会議場   国名:日本国  

  • 国際競技大会におけるピクトグラムの提案   第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会にむけて-2

    #久米 聖伍、#鈴木 智畝、工藤 真生、須長 正治、尾方 義人、伊原 久裕

    日本デザイン学会  2022年6月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  • 発達障害と視覚デザインの可能性 招待

    遠藤幹子、工藤真生

    福岡デザイン専門学校創立25周年記念事業特別講演  2021年7月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:福岡デザイン専門学校(オンライン配信併用)   国名:日本国  

  • 中村哲医師メモリアル・アーカイブのグラフィックデザイン

    工藤真生、伊原久裕、池田美奈子

    第63回意匠学会大会  2021年9月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • テーマ:多様性と社会包摂のデザイン   講演名: 「障害者本人から学ぶデザイン」 招待

    尾方義人、定村俊満、須長正治、工藤真生

    意匠学会、九州大学芸術工学研究院社会包摂デザインイニシアティブ  2021年9月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • 障害を有する人への情報伝達デザインーWayfinding及び教育的視点からー 招待

    工藤真生

    株式会社久米設計勉強会  2021年10月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • 目的とする行動を想起した状況下におけるピクトグラムの理解度

    工藤真生

    日本デザイン学会  2022年6月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  • 知的障がい者グループホームにおける居室サインのグラフィック制作 ーグラフィックデザインの抽象度の観点からー

    #星野 純平、工藤 真生、@緒方 克也

    日本デザイン学会  2022年6月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  • 国際競技大会におけるサインの提案  第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会に向けて-1

    #金子 千聖、#星野 純平、工藤 真生、須長 正治、尾方 義人、伊原 久裕

    日本デザイン学会  2022年6月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語  

    国名:日本国  

  • 知的障害者がタブレット上でわかりやすい書体-、特殊教育学会、ポスター発表

    工藤真生

    日本特殊教育学会  2021年9月 

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    開催年月日: 2021年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • 知的障害児者のわかりやすさ を包括したデザイン研究から 招待

    工藤真生

    第2回社会包摂デザイン研究会  2020年4月 

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    開催年月日: 2021年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 知的障害者と知的障害にASDを重複する人がわかりやすいと感じる書体の違い

    工藤真生

    芸術工学会  2020年11月 

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    開催年月日: 2021年6月 - 2020年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

    国内においては、2006年 からユニバーサルデザイン書体(以下、UDフォント)が、書体メーカーによって発表されたが、近年ではディスレクシアにもわかりやすいUDフォントの開発がなされ、Win10から標準搭載されている。スマートフォンやタブレットPCの利用の増加、教育現場においては教科書の電子化から、ディスプレイ上でわかりやすいフォントの必要性が高まり、ユーザビリティ評価の対象が広まっている。知的障害においても、飛ばし読みや、単語・文章の誤認識見られることが多く、フォントの読みやすさは重要である。そのため本研究では、知的障害と自閉スペクトラム症(以下, ASD)を併せ有するする人を対象に、「読みやすい」と感じる書体について印象評価を行なった。知的障害と知的障害にASD を併せ有する人の場合で読みやすいと感じる書体を比較した結果、違いがあることがわかった。知的障害群では、縦横線のコントラストがなく、 角が丸く処理された書体を読みやすいと感じる一方、ASD 群は、縦横線のコントラストが強く、つきだしがあり、さらにつきだしの表現が強く表現されている書体を読みやすいと感じていることが明らかになった。

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Works(作品等)

  • SORAコミュニティバスデザイン

    池田美奈子、下村萌、工藤真生、Giorgia Zani、清水楓吹樹、Riccardo Brosio、Martino Biancardi、竹中ゆき

    2023年11月

  • 九州大学オープン・イノベーション・プラットフォームロゴ、サイン計画

    工藤真生、金子千聖、星野純平、山田杏奈、松原芽生

    2023年10月

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    九州大学産学官推進連携室のシンボルマークおよびロゴマーク、室内のサイン計画の一部を担当

  • 第 20 回FINA世界水泳選手権福岡大会・第 20 回FINA世界マスターズ水泳選手権 2023 九州大会におけるピクトグラム及びサインデザイン

    伊原久裕、工藤真生、須長正治、尾方義人 久米聖伍、疋田睦、鈴木千畝、金子千聖、星野純平、川波花音、谷口由乃佳、松原芽生、木森理梨香、畑裕梨、李厚鍾、趙懐邦、謝敏、山田和佳、寺尾知華

    2023年7月

  • 九州大学芸術工学図書館サイン計画、大橋キャンパス自立型サインデザイン(一部、2基)

    工藤真生

    2023年4月

  • ピクトグラム とサインのデザイン展ーFINA世界水泳選手権2022福岡大会に向けてー

    伊原久裕、工藤真生、須長正治、尾方義人、疋田睦、久米聖伍、鈴木智畝、星野純平、金子千聖、川波花音、谷口由乃佳、松原芽生、木森理梨香、畑裕梨、イフジョン、趙懐邦、謝敏、山田和佳、寺尾知花、菅野里菜、中村綾、藤井野乃子、齋藤航大

    2021年11月

  • 中村哲医師メモリアル・アーカイブ

    田上健一・秋田直繁・池田美奈子・石井達郎・伊原久裕・大井尚行・尾本章・工藤真生

    2021年3月

  • 第1回ピクト展 「ピクトグラムを知る展 01」

    伊原久裕・工藤真生・尾方義人

    2021年2月

  • 青森県鯵ヶ沢町「誘客多角化のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業、VI及びパッケージデザイン

    工藤真生

    2020年11月

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所属学協会

  • 日本デザイン学会

  • 日本特殊教育学会

  • 意匠学会

  • 芸術学研究会

  • 障害学会

  • The Symbol Group

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学術貢献活動

  • 事務局

    第63回意匠学会大会  ( オンライン(九州大学) ) 2022年9月

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    種別:大会・シンポジウム等 

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 国立青少年教育施設における教育機能向上を目的とした設備等の充実 ~ピクトグラムとサインのインクルーシブデザイン~

    2024年4月 - 2025年3月

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    担当区分:研究代表者 

  • 移動困難者の回遊・交流・社会参加を実現する公共空間マネジメントDXプラットフォームのシナリオ創出

    2023年10月 - 2025年9月

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    担当区分:研究分担者 

  • SORAコミュニティデザイン

    2023年6月 - 2023年11月

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    担当区分:研究分担者 

  • 音楽サブスク時代における音楽体験の実態とデザイン

    2023年4月 - 2025年3月

    九州大学 

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    担当区分:研究分担者 

  • 障害を有する人との映画制作プロジェクト

    2022年12月 - 2027年3月

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    担当区分:研究代表者 

  • ガスコンロの操作部におけるピクトグラム表記の有効性に関する研究

    2022年12月 - 2023年12月

    九州大学芸術工学研究院 

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    担当区分:研究代表者 

    ガスコンロ利用時の調理行動・製品操作において、ピクトグラムと文字、それぞれの表記の有効性や違いを検証することを目的とする。
    そのために、弱視の視覚障害を有する方を含む調査参加者を対象に、文字表記とピクトグラム表記のガスコンロをそれぞれ操作してもらい、その認知動作の過程を分析および検証する。

  • 多様性に応えるピクトグラムのデザイン--標準化以前の歴史的リソースに着目して--

    研究課題/領域番号:23K25141  2022年4月 - 2026年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    伊原 久裕, 工藤 真生

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    資金種別:科研費

    包摂型社会を目指す現代では,ピクトグラムには標準の範囲を超えた繊細な対応が求められる.本研究は,標準化が排除したと想定される要素として,特に身体・動作・感情・コミュニケーション表現に着目し,多様性に応えるピクトグラムを提案することを目的とする.そのために本研究では,標準化以前の時代を遡り,多様なピクトグラムが産出された1930年代から40年代の米国に注目し,同時期のピクトグラムの分析を通して標準化とは異なるピクトグラムを試作する.さらにそのデザインについて,知的障がい及び自閉スペクトラム症を有する人,また障害を有さない人を対象に実験を行い検証する.

    CiNii Research

  • 多様性に応えるピクトグラムのデザイン--標準化以前の歴史的リソースに着目して--

    研究課題/領域番号:22H03887  2022年 - 2025年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

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    担当区分:研究分担者  資金種別:科研費

  • ゼンマイ式「からくりピクトグラム 社会包摂仕様」のデザイン

    研究課題/領域番号:22K18457  2022年 - 2024年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    須長 正治, 伊原 久裕, 工藤 真生, 竹之内 和樹

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    担当区分:研究分担者  資金種別:科研費

    本研究では,ピクトグラムの構成要素を動かすことで,認知的な障害等を持つ方でも理解しやすいピクトグラムをデザインすることを目的とし,さらに,
    ・ピクトグラムの機能を保持したまま,従来の枠組みから飛び出し,構成要素を動かす.
    ・“遊び心”で 障害を持たない人の関心を惹くように働きかける.
    ・“遊び心”を刺激するために,このデジタル技術の盛期にあえてアナログで物理的に動かす.
    ・ 動力源として,不便で非効率なゼンマイにこだわり,ユーザーの関わりでその欠点を補うことで,社会の問題への気づきの機会とする
    という上記のアイデアが社会包摂の仕組みデザインとして機能するかを明らかにする.

    CiNii Research

  • C+podコミュニティ・デザインプロジェクト

    2021年7月 - 2022年3月

    福岡トヨタ自動車株式会社、ネッツトヨタ福岡株式会社、株式会社SEEDホールディングス 

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    担当区分:研究分担者 

    公募により集められた糸島市の小学生の絵約2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車(EV)C+podにラッピングデザインを行った。C+podは,2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始される。

  • FINA2021福岡サイン&ピクトグラムプロジェクト

    2021年4月 - 2022年3月

    FINA世界水泳連盟、福岡市 

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    担当区分:研究分担者 

    FINA世界水泳2022福岡大会の開催にあたり、大会に使用されるピクトグラムならびにサインのデザインを、組織委員会(福岡市)と九州大学芸術工学府・芸術工学部の学生ならびに教員のチームが共同で制作する覚書を交わし、活動を開始した。
    プロジェクトチームは、デザインを遂行するにあたっての基本的な考え方として、ユニバーサルデザイン都市を標榜する福岡市にふさわしいユニバーサルデザインを基本ポリシーとする提案を行った。
    サインの現状調査や、ピクトグラムの理解度調査を踏まえて、2021年度内にサインデザインガイドライン及びピクトグラムデザインマニュアルを立案、提出。FINA世界水泳2022福岡大会は、2023年に延期となったが、開催の際は提案したピクトグラムやサインが使用される。

  • 多様な障害を包摂するサインデザイン構築のための基礎研究−ピクトグラム に着目して−

    研究課題/領域番号:21K18007  2021年 - 2025年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

    工藤 真生

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

    本研究は、多様な障害特性を包摂し、各障害種に対応した移動を円滑にするサインシステムデザインを構築するための基礎調査として、1)知的障害・自閉スペクトラム症・発達障害を有する人の「わかりやすさ」に着目し、主にサイン上でのピクトグラムのデザインにおける必要な条件を明らかにする、2)結果に基づいたピクトグラムを適用したサインを公共施設で実装する。そのために、人を対象にピクトグラムのデザインにおける「わかりやすさ」に関する調査を行い、調査結果を基にデザインを制作し、実際の環境下での人の経路探索行動に着目しデザインの評価を行う。得られた結果をもとに、サインをデザインし、公共施設に設置し実装する。

    CiNii Research

  • 知的障害児者にとって読み書きがしやすい書体に関する研究

    研究課題/領域番号:知的障害児者にとって読み書きがしやすい書体に関する研究  2019年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 知的障害者を対象とした色と形の認知学習を通した、案内用図記号の意味理解教育

    研究課題/領域番号:18H00164  2018年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 教育施設におけるサイン計画に関する研究-障害別の形と色の認知特性を踏まえて-

    研究課題/領域番号:12J01591  2012年 - 2013年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  特別研究員奨励費

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

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教育活動概要

  • 教育活動としては、グラフィックデザインを対象とし、より多くの人にわかりやすく情報を伝えるための調査方法、それを踏まえたデザイン実践についての研究指導を行なっている。
    また、障害を有する人の視覚認知特性を包摂する方法について、ユニバーサルデザインやICFの基本理念を踏まえた、デザインの考え方についてもあわせて教育をしている。

担当授業科目

  • 芸術工学演習(メディアデザインコース)

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 芸術工学特別研究Ⅳ(メディアデザインコース)

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 芸術工学特別研究Ⅱ(メディアデザインコース)

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • スタジオプロジェクトⅡ-A(福岡県立宗像特別支援学校のサイン計画)

    2024年6月 - 2024年8月   夏学期

  • スタジオプロジェクトⅡ-B(福岡県立宗像特別支援学校のサイン計画)

    2024年6月 - 2024年8月   夏学期

  • 視覚記号特論

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • コミュニケーションデザイン演習Ⅱ

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • メディアデザインプレゼンテーション演習(旧:プレゼンテーション特別演習)

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 芸術工学特別研究Ⅲ(メディアデザインコース)

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 芸術工学特別研究Ⅰ(メディアデザインコース)

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • スタジオプロジェクトⅠ-B(こども病院環境改善プロジェクト)

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • 視覚記号特論

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • 芸術工学特別研究Ⅳ(メディアデザインコース)

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 卒業研究Ⅱ(2019年度以前入学者対象)

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 卒業研究Ⅰ(2019年度以前入学者対象)

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • コンテンツ・クリエーティブデザイン特別演習Ⅱ(2021年度以前入学者)

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • メディアデザインプレゼンテーション演習(旧:プレゼンテーション特別演習)

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • 芸術工学演習(メディアデザインコース)

    2023年10月 - 2024年3月   後期

  • アクセシビリティ入門

    2023年10月 - 2023年12月   秋学期

  • コンテンツ・クリエーティブデザイン特別演習Ⅰ(2021年度以前入学者)

    2023年4月 - 2023年9月   前期

  • 卒業研究Ⅱ(2019年度以前入学者対象)

    2023年4月 - 2023年9月   前期

  • 卒業研究Ⅰ(2019年度以前入学者対象)

    2023年4月 - 2023年9月   前期

  • 視覚記号特論

    2023年4月 - 2023年6月   春学期

  • グラフィックデザイン

    2022年12月 - 2023年2月   冬学期

  • 芸術工学演習

    2022年10月 - 2023年3月   後期

  • メディアデザイン概論Ⅰ

    2022年10月 - 2022年12月   秋学期

  • アクセシビリティ入門

    2022年10月 - 2022年12月   秋学期

  • メディアデザイン総合プロジェクトⅡ

    2022年10月 - 2022年12月   秋学期

  • スタジオプロジェクトⅡA,ⅡB波佐見町マッププロジェクト

    2022年6月 - 2022年8月   夏学期

  • デザインリテラシー基礎

    2022年4月 - 2022年6月   春学期

  • メディア表現基礎

    2022年4月 - 2022年6月   春学期

  • メディアデザイン総合プロジェクトⅠ

    2022年4月 - 2022年6月   春学期

  • 視覚記号特論

    2022年4月 - 2022年6月   春学期

  • グラフィックデザイン

    2021年12月 - 2022年2月   冬学期

  • 視覚芸術学プロジェクト

    2021年10月 - 2022年3月   後期

  • 視覚記号特論

    2021年10月 - 2022年3月   後期

  • メディアデザイン概論Ⅰ

    2021年10月 - 2021年12月   秋学期

  • クリエーティブデザインプロジェクト

    2021年4月 - 2021年9月   前期

  • 社会包摂とデザインA

    2021年4月 - 2021年9月   前期

  • メディア環境計画

    2021年4月 - 2021年9月   前期

  • メディア表現基礎

    2021年4月 - 2021年6月   春学期

  • メディア環境計画

    2020年10月 - 2021年3月   後期

  • メディアコミュニケーション論

    2020年6月 - 2020年8月   夏学期

  • クリエーティブデザインプロジェクト

    2020年4月 - 2020年9月   前期

  • 基幹教育セミナー

    2020年4月 - 2020年9月   前期

  • 視覚芸術基礎Ⅲ

    2020年4月 - 2020年9月   前期

  • メディアデザイン概論

    2020年4月 - 2020年9月   前期

  • 視覚芸術学プロジェクト

    2020年4月 - 2020年9月   前期

  • グラフィックデザイン

    2024年12月 - 2025年2月   冬学期

  • メディアデザイン総合プロジェクトⅡ

    2024年12月 - 2025年2月   冬学期

  • 卒業研究Ⅰ

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 卒業研究Ⅱ

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 芸術工学演習(メディアデザインコース)

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 芸術工学特別研究Ⅱ(メディアデザインコース)

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • 芸術工学特別研究Ⅳ(メディアデザインコース)

    2024年10月 - 2025年3月   後期

  • メディアデザイン概論Ⅰ

    2024年10月 - 2024年12月   秋学期

  • スタジオプロジェクトⅡ-A(福岡県立宗像特別支援学校のサイン計画)

    2024年6月 - 2024年8月   夏学期

  • スタジオプロジェクトⅡ-B(福岡県立宗像特別支援学校のサイン計画)

    2024年6月 - 2024年8月   夏学期

  • インターンシップ(学部/MD)Ⅰ

    2024年4月 - 2025年3月   通年

  • インターンシップ(学部/MD)Ⅱ

    2024年4月 - 2025年3月   通年

  • メディアデザインプレゼンテーション演習(旧:プレゼンテーション特別演習)

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 卒業研究Ⅰ

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 卒業研究Ⅱ

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 芸術工学特別研究Ⅰ(メディアデザインコース)

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 芸術工学特別研究Ⅲ(メディアデザインコース)

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • コミュニケーションデザイン演習Ⅱ

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • コミュニケーションデザイン演習Ⅱ(グラフィックデザイン演習)

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • スタジオプロジェクトⅠ-A(こども病院環境改善プロジェクト)

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • スタジオプロジェクトⅠ-B(こども病院環境改善プロジェクト)

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • メディアデザイン総合プロジェクトⅠ

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • メディア表現基礎

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • 視覚記号特論

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

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FD参加状況

  • 2021年4月   役割:参加   名称:新任教員教育セミナー

    主催組織:全学

他大学・他機関等の客員・兼任・非常勤講師等

  • 2023年  筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻  区分:非常勤講師  国内外の区分:国内 

社会貢献・国際連携活動概要

  • ・ FINA世界水泳2022福岡ピクトグラム&サインデザインプロジェクト:
    2021年4月から9月まで、FINA世界水泳2022福岡で使用するクトグラムとサインデザインの提案を行うプロジェクトに従事した。
    成果は一般公開し、2021年11月23日から28日まで、福岡市美術館において、市民を対象に、『ピクトグラム とサインのデザイン展』を開催(来場者数335名)。制作経過を含め、提案デザインの発表を行った。2023年に大会は延期されたが、大会開催時には、提案をしたピクトグラムやサインが実装される予定である。

    ・高木校区アンダーパス壁画落書き消し事業「未来ロード TAKAGI」:校区の環境美化のため、アンダーパス(大橋キャンパスから徒歩18分)の落書きを消し、新たに絵を描く事業に従事した。校区の小学生から事前に下絵を募集し、本学教員・学生有志が下絵の選考やデザイン化を行い、11/20・21に地域住民30名と共に壁画制作を行った。

    ・C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:
    移動サービスを中心に地域の魅力向上と活性化への貢献を目指す、よかまちみらいプロジェクトの一環で実施した。
    糸島市の16の小学校の協力を得て、2200人の子どもたちに糸島をテーマに、海の生き物や花、景色、未来の乗り物などの絵を描いてもらい、その絵をもとに九州大学でデザインを学ぶ学生たちがデザインしてC+pod(超小型電気自動車、シェアリングカー)をラッピングした。

    ・福岡県宗像特別支援学校基本設計 :
    2025年4月開校予定福岡県立宗像特別支援学校(対象障害種:知的障害、自閉スペクトラム症、肢体不自由等、学部:小学部・中学部・高等部、児童・生徒人数(予定):300人)のサイン計画、各教室の使われ方を含めた基本設計計画に従事。小学部・中学部・高等部の各発達段階に必要な、障害を有する子どもの認知を促すための環境グラフィック(廊下壁面)の提案、ASE(Action Socialization Experience)を援用した広場の設計デザイン、サイン計画のデザイン、地域と学校のセンター的機能を有するインクルーシブスペースの使い方などに助言、提案を行った。2022年度より実施設計。2023年10月より着工、2025年3月竣工、4月開校予定。

社会貢献活動

  • インクルーシブデザインから考えるピクトグラムの課題とは?

    広島現代美術館  2024年3月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:講演会

  • 2023年度 「国立青少年教育施設における教育機能向上を目的とした設備等の充実」に向けた勉強会 ピクトグラムとサインのインクルーシブデザイン

    国立青少年教育振興機構  2024年1月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

  • 今までのピクトグラム、これからのピクトグラム

    福岡県立門司学園高等学校  2023年11月

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    対象: 幼稚園以下, 小学生, 中学生, 高校生

    種別:セミナー・ワークショップ

  • トークセッション「子どもの瞳はスクリーンー映し出される大人の姿ー」

    福岡コ・クリエイティブ国際映画祭  2023年3月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:講演会

  • C+podコミュニティ・デザインプロジェクト デザイン披露会

    糸島市、糸島市教育委員会、福岡トヨタ自動車株式会社、ネッツトヨタ福岡株式会社、株式会社SEEDホールディングス  2022年5月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:その他

    移動サービスを中心に地域の魅力向上と活性化への貢献を目指す、よかまちみらいプロジェクトの一環で実施した。 糸島市の16の小学校の協力を得て、2200人の子どもたちに糸島をテーマに、海の生き物や花、景色、未来の乗り物などの絵を描いてもらい、その絵をもとに九州大学でデザインを学ぶ学生たちがデザインしてC+pod(超小型電気自動車、シェアリングカー)をラッピングした。

  • これまでのピクトグラム、これからのピクトグラム

    鹿児島県立楠隼中学校  2022年3月

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    対象: 幼稚園以下, 小学生, 中学生, 高校生

    種別:セミナー・ワークショップ

  • ピクトグラム とサインのデザイン展ーFINA世界水泳選手権2022福岡大会に向けてー

    ピクトグラム研究会(九州大学大学院芸術工学研究院)、九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザインイニシアティブ  福岡市立美術館  2021年11月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:その他

    2021年4月から9月まで、FINA世界水泳2022福岡で使用するクトグラムとサインデザインの提案を行うプロジェクトに従事した。 成果は一般公開し、2021年11月23日から28日まで、福岡市美術館において、市民を対象に、『ピクトグラム とサインのデザイン展』を開催(来場者数335名)。制作経過を含め、提案デザインの発表を行った。2023年に大会は延期されたが、大会開催時には、提案をしたピクトグラムやサインが実装される予定である。

  • 高木校区アンダーパス壁画落書き消し事業「未来ロード TAKAGI」

    高木校区  2021年11月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:その他

    校区の環境美化のため、アンダーパス(大橋キャンパスから徒歩18分)の落書きを消し、新たに絵を描く事業に従事した。校区の小学生から事前に下絵を募集し、本学教員・学生有志が下絵の選考やデザイン化を行い、11/20・21に地域住民30名と共に壁画制作を行った。

  • 株式会社久米設計勉強会 「障害を有する人への情報伝達デザインーWayfinding及び教育的視点からー」

    株式会社久米設計  株式会社久米設計(オンライン配信)  2021年10月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:セミナー・ワークショップ

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メディア報道

  • 「偏見や言葉の壁 取り払え」: FINA世界水泳大会のピクトグラムのデザインコンセプトと制作過程。見慣れたJIS案内用図記号のピクトグラムの中に、無意識の偏見やわかりにくさがあることを指摘した。 新聞・雑誌

    毎日新聞  2024年9月

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    「偏見や言葉の壁 取り払え」: FINA世界水泳大会のピクトグラムのデザインコンセプトと制作過程。見慣れたJIS案内用図記号のピクトグラムの中に、無意識の偏見やわかりにくさがあることを指摘した。

  • 「異なる視点から見える風景 Walk on The Outside?障害×表現は特別ですか」:プロジェクト研究「障害を有する人との映画制作」について 新聞・雑誌

    西日本新聞  2023年12月

     詳細を見る

    「異なる視点から見える風景 Walk on The Outside?障害×表現は特別ですか」:プロジェクト研究「障害を有する人との映画制作」について

  • 「ピクトグラムも多様性」:FINA世界水泳大会のピクトグラムのデザインコンセプト、制作過程について 新聞・雑誌

    読売新聞  2023年7月

     詳細を見る

    「ピクトグラムも多様性」:FINA世界水泳大会のピクトグラムのデザインコンセプト、制作過程について

  • 社会包摂デザインイニシアティブのプロジェクト(障害を有する人との映画制作プロジェクト・多様性に応えるピクトグラムのデザイン)紹介、自身の研究内容の紹介を行なった。 テレビ・ラジオ番組

    2023年4月

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    社会包摂デザインイニシアティブのプロジェクト(障害を有する人との映画制作プロジェクト・多様性に応えるピクトグラムのデザイン)紹介、自身の研究内容の紹介を行なった。

  • C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。 2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは,2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。 新聞・雑誌

    日刊自動車新聞  2022年6月

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    C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。
    2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは,2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。

  • C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。 2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは,2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。 テレビ・ラジオ番組

    NHKニュース  2022年5月

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    C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。
    2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは,2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。

  • C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。 2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは,2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。 新聞・雑誌

    読売新聞  2022年5月

     詳細を見る

    C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。
    2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは,2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。

  • C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。 2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは、2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。 新聞・雑誌

    日経新聞電子版  2022年5月

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    C+podコミュニティ・デザインプロジェクト:糸島の子ども達の絵2200枚の中から、九州大学の学生、教員が絵を選出、デザインし、超小型電気自動車にラッピングデザインを行った。
    2022年5月23日 その披露式が行われた。C+podは、2022年5月25日より、糸島市各ステーションで一般ユーザーの使用が開始された。

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学内運営に関わる各種委員・役職等

  • 2024年4月 - 2026年6月   研究院 広報戦略推進委員

  • 2024年4月 - 2026年3月   研究院 大橋キャンパスデザイン検討ワーキング

  • 2024年4月 - 2026年3月   研究院 研究倫理審査委員会

  • 2022年4月 - 2024年3月   研究院 男女共同参画推進委員会委員

  • 2021年4月 - 2023年3月   全学 アートワーク評価・選定部会委員

  • 2020年9月 - 2022年3月   研究院 大橋キャンパス将来構想ワーキング:サイン計画担当

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