2024/06/10 更新

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ミヤザキ ヨシユキ
宮﨑 義之
MIYAZAKI YOSHIYUKI
所属
農学研究院 准教授
職名
准教授
連絡先
メールアドレス
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学位

  • 博士(農学)

経歴

  • 平成22年1月1日〜平成23年7月31日 特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所 主任研究員 平成23年8月1日〜平成26年9月30日 特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所 理事長 平成26年10月1日〜現在 特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所 理事

    平成22年1月1日〜平成23年7月31日 特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所 主任研究員 平成23年8月1日〜平成26年9月30日 特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所 理事長 平成26年10月1日〜現在 特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所 理事

  • 平成15年4月1日〜平成16年4月30日 科学技術振興事業団(PRESTO) 研究員 平成16年5月1日〜平成21年12月31日 佐賀大学 医学部 分子生命科学講座 助教

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:食品成分による免疫調節作用に関する研究 硫酸化多糖類の免疫調節機能に関する研究 多糖類の新規分析手法の開発

    研究キーワード:多糖類 機能性食品 免疫制御 食品分析

    研究期間: 2016年4月 - 2021年3月

論文

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講演・口頭発表等

  • The anti-inflammatic activity of a sulfated polysaccharide Fucoidan in innate immune cells 国際会議

    Y Miyazaki, T Satoyama, @H Nakano, @S Takeuchi, @H Takeuchi, @D Tachikawa

    106th Annual Meeting of The American Association of Immunologists  2022年5月 

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    開催年月日: 2022年5月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • in vitro実験系を用いたフコイダンのヒト腸内細菌叢に対する効果の解析

    #大野波月, @中野勇人, @柴崎哲哉, 里山俊哉, 宮﨑義之, 中山二郎

    日本農芸化学会  2022年3月 

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    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Online   国名:日本国  

  • Anti-angiogenic effect of fucoidan-mix AG via improvement of tumor microenvironment in a mouse melanoma model

    2021年12月 

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    開催年月日: 2021年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • がん性血管新生および腫瘍の形成に及ぼすフコイダン− アガリクスミックス(CUA-フコイダン)の摂食効果

    宮﨑義之,#朴俊夏,@中野勇人,@竹内秀吾,@竹内秀晃, @立川大介

    第68回日本食品科学工学会  2021年8月 

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    開催年月日: 2021年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Online   国名:日本国  

    【目的】 フコイダンは,L-フコースを主な構成糖とする褐藻類由来の天然硫酸 化多糖であり,抗がん作用や抗ウイルス作用などの生理活性が報告されている. 先の研究で我々は, オキナワモズクおよびメカブに由来する2種類のフコイダン とアガリクス菌糸体エキス末を配合したフコイダン-アガリクスミックス(通称: CUA-フコイダン)が,免疫増強作用を通してがん腫瘍形成を効果的に抑制する ことを明らかにしてきた.本研究では,新たな視点としてがん性血管新生に着目 し CUA-フコイダンの摂食効果とその作用機序を検証した. 【方法】 本試験では C57BL/6 マウス(n=6)を用い,マイトマイシン C 処理により 増殖を阻害した 5x104 個の B16 メラノーマ細胞または 500 ng/mL の血管内皮細 胞増殖因子(VEGF)を封入した基底膜マトリクス(GeltrexTM)をマウスの背部皮 下に注射した.マトリクス皮下注射の前後 7 日間にわたり CUA-フコイダンを 2% 重量添加した AIN-93G 準拠食を自由摂食させ,マトリクスゲル内での血管形成 (ヘモグロビン(Hb)蓄積,血管内皮細胞数)および免疫細胞浸潤を評価した. 【結果】 B16 細胞を封入したマトリクスゲルにおける Hb 蓄積量は,CUA-フコイ ダン摂取群で有意に低値を示し,CD31 陽性血管内皮細胞の割合もまた CUA- フコイダン摂取群で減少傾向が観察された.これらの結果から,CUA-フコイダ ンはがん性血管新生に対して抑制作用を有することが示された.一方,VEGF を封入したマトリクスゲルでの Hb 蓄積には CUA-フコイダン摂取の効果は観察 されず,VEGF の血管新生誘導作用には影響を及ぼさないことが示された.し かし,ゲル中の VEGF 遺伝子発現は CUA-フコイダン摂取群で低値を示してお り,血管新生抑制の作用機序の一つとして,腫瘍内で VEGF を産生する CD206 陽性マクロファージの浸潤が CUA-フコイダン摂取に伴い減少することが考えら れた.さらに,CUA-フコイダンが抗腫瘍免疫の抑制に働く制御性 T 細胞(Treg) の浸潤減少や B16 腫瘍の成長遅延に働く可能性が併せて示された.以上の結 果から,CUA-フコイダンは腫瘍内の免疫抑制的な環境を改善し,がん性血管 新生および腫瘍形成の効果的な阻害に寄与することが期待された.

  • Regulatory mechanism of fucoidan-mix AG in intestinal mucosal immune cells 国際会議

    Y Miyazaki, #J Bak, @H Nakano, @S Takeuchi, @H Takeuchi, @D Tachikawa

    105th Annual Meeting of The American Association of Immunologists  2021年5月 

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    開催年月日: 2021年5月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 腸内環境および免疫機能に及ぼすあまおう乳酸菌およびフコイダンの摂食効果

    #篠田あかり, #朴俊夏, @中野勇人, @柴崎哲哉, 宮﨑義之, 中山二郎

    日本農芸化学会  2021年3月 

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    開催年月日: 2021年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • Immune-improving activities of fucoidan, seaweed-derived natural sulfated polysaccharides 招待 国際会議

    Y Miyazaki

    2021 Health Food Society of Taiwan Annual Meeting & International Symposium on Health Food Development in the Post-Pandemic Era  2021年3月 

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    開催年月日: 2021年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:台湾  

  • Ligand-aided quantitative and selective NMR assay for sulfated saccharides in solution. 国際会議

    Juneha Bak, Yoshiyuki Miyazaki, Toshiro Matsui

    International symposium between National Taiwan University and Kyushu University  2019年12月 

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    開催年月日: 2020年6月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • Suppressive effects of fucoidan-agaricus mix (CUA-fucoidan) on angiogenesis and tumor growth in B16 melanoma-bearing mice 国際会議

    Y Miyazaki, #J Bak, @H Nakano, @S Takeuchi, @H Takeuchi, @D Tachikawa

    104th Annual Meeting of The American Association of Immunologists  2020年5月 

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    開催年月日: 2020年5月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • An establishment of NMR-based analytical assay for sulfated saccharides in solution 国際会議

    Juneha Bak, Yoshiyuki Miyazaki, Toshiro Matsui

    ICoFF2019/ISNFF2019 KOBE  2019年12月 

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    開催年月日: 2019年12月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • 硫酸化多糖フコイダンによるマクロファージ活性化機構の解明

    祝原由莉,中溝公次,竹内秀吾,竹内秀晃, 立川大介, 宮﨑義之

    第65回日本食品科学工学会大会  2018年8月 

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    開催年月日: 2018年8月

    記述言語:日本語  

    開催地:東北大学(仙台)   国名:日本国  

  • Potentiating effects of high-molecular weight fucoidan-agaricus mix (CUA) feeding on tumor vaccination 国際会議

    Y Miyazaki, Y Iwaihara, M Nakamizo, S Takeuchi, H Takeuchi, D Tachikawa

    102nd Annual Meeting of The American Association of Immunologists  2018年5月 

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    開催年月日: 2018年5月

    記述言語:英語  

  • The induction of macrophage activation by a sulfated polysaccharide fucoidan

    2017年12月 

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    開催年月日: 2017年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • Augmentation of salivary IgA production in healthy subjects by fucoidan-agaricus mix ingestion 国際会議

    The American Association of Immunologists  2016年5月 

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    開催年月日: 2016年5月

    記述言語:英語  

  • Pilot clinical study to evaluate the immune enhancing activity of fucoidan mix 国際会議

    2015年5月 

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    開催年月日: 2015年5月

    記述言語:英語  

    国名:日本国  

  • フコイダン-アガリクスミックス経口摂取による抗がん剤投与に伴う免疫抑制の緩和 〜マウスモデル試験による検証〜

    宮﨑 義之, 中溝 公次, 桐野 智美, 立川 大介, 立花 宏文, 山田 耕路

    日本食品科学工学会  2014年8月 

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    開催年月日: 2014年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:福岡   国名:日本国  

    【目的】 フコイダンは、主に L-フコースから成る褐藻由来の硫酸化多糖類であ る。フコイダンは、抗がん作用や免疫増強作用などの様々な生理活性を有する ことが多く報告されているが、抗がん剤治療と併用することの有用性は十分に検 討されていない。本研究では、オキナワモズクおよびメカブ由来のフコイダン抽 出物にアガリクスエキス末を混合した調製品(Fucoidan-Agaricus Mix, FAM)を 用い、抗がん剤の副作用である免疫抑制に対する緩和効果を検討した。 【方法】 実験には、Balb/c 雄マウスを用い、抗がん剤 5-フルオロウラシル (5-FU)をマウス 1 頭あたり 1 mg、隔日5回皮下注射することで、抗がん剤治療 モデル試験系を構築した。比較対照として、同量のリン酸緩衝生理食塩水 (PBS)を皮下注射した。また、5-FU 投与および非投与マウスには、それぞれ、1 日あたり 0, 20 または 40 mg の FAM を含む餌を、5-FU 投与開始の 3 日前から 最終投与の 2 日後まで与えた。その後、採血ならびに脾臓を採取し、脾臓細胞 の増殖能、サイトカイン産生能および免疫細胞集団の割合などを評価した。 【結果】 始めに、抗がん剤投与の効果を検討するために血中ヘモグロビン量お よび脾臓重量を測定した結果、共に 5-FU を投与したマウスで有意な低下が観 察され、抗がん剤副作用による骨髄抑制および免疫抑制の評価に適したモデ ル実験系であることが示唆された。また、本モデルマウスでは、がん細胞の殺傷 に働く NK 細胞の活性が 5-FU 投与によって有意に低下したが、FAM 摂取によ って用量依存的に上昇し、40 mg FAM 摂取群で正常値まで回復した。また、 NK 細胞などの抗腫瘍免疫に関わる細胞の活性化を誘導するインターフェロン -γ(IFN-γ)についても、5-FU 投与による低下が、FAM 摂取によって顕著に軽減 された。さらに、免疫細胞の存在比をフローサイトメーターで測定した結果、 IFN-γ を産生する Th1 細胞や抗腫瘍免疫の亢進に働くマクロファージなどで、 FAM 摂取による 5-FU 細胞毒性の緩和が観察された。以上の結果から、FAM 摂取が、抗がん剤 5-FU の副作用の一つである抗腫瘍免疫機能の低下の緩和 に有効であることが示唆された。

  • Immune enhancing effects of fucoidan-agaricus mix under treatment of an immunosuppressive anti-cancer agent 国際会議

    The American Association of Immunologists  2014年5月 

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    開催年月日: 2014年5月

    記述言語:英語  

  • Protective effects of orally administered fucoidan mix on immunosuppression by an experimental cancer chemotherapy 国際会議

    The American Association of Immunologists  2013年5月 

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    開催年月日: 2013年5月

    記述言語:英語  

  • Enhancement of NK cell activity and Th1 immunity in healthy subjects by orally administered fucoidan mix 国際会議

    The American Association of Immunologists  2012年5月 

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    開催年月日: 2012年5月

    記述言語:英語  

  • Biological functions and anti-cancer effect of fucoidan from brown algae 国際会議

    International Society for Nutraceuticals & Functional Foods  2010年10月 

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    開催年月日: 2010年10月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:インドネシア共和国  

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MISC

  • 高分子CUAフコイダン摂取による健常人の唾液IgA産生増強

    宮﨑 義之

    2021年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    フコイダンは、褐藻類の”ぬめり”成分を構成する天然硫酸化多糖類である。免疫力の向上や抗ウイルス作用に関する基礎的な研究報告は多いものの、臨床学的な知見は未だ少ない。本稿では、唾液分泌型IgA(sIgA)を口腔内粘膜免疫の指標とする健常人を対象とした高分子フコイダン-アガリクスミックス(以下、CUAフコイダン)投与試験を紹介する。検討の結果、CUAフコイダンが粘膜免疫の増強に寄与する可能性が示され、口腔や上気道等における感染防御およびアレルギー疾患の病態緩和に貢献することが期待される。

  • いちご果実由来乳酸菌 Lactobacillus plantarum AMAOU を用いた食品素材の開発と機能性評価

    宮﨑 義之, 中溝 公次, 柴崎 哲哉

    食品と開発 2019年4月号 特集/食成分による腸内環境活性   2019年4月

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    記述言語:日本語  

  • フコイダン−アガリクスミックス摂取によるペプチドワクチン処置マウスにおけるがん抗原特異的免疫応答の効率的誘導 査読

    宮﨑 義之

    2019年2月

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    記述言語:日本語  

  • 第III編 成分単離・同定, 作用機序解析 第1章 成分単離・同定 4. 多糖類

    宮﨑 義之

    機能性食品開発のための初期評価試験プロトコール集(CMC出版)   2017年6月

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    記述言語:日本語  

  • 海藻由来機能性多糖フコイダンの免疫増強作用 (特集 水産物由来成分の機能研究)

    宮﨑 義之

    2016年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • フコイダン含有食品の免疫増強作用および安全性に関する小規模臨床試験 〜口腔内粘膜免疫機能の改善について〜

    宮﨑 義之, 桐野 智美, 山口 千仁

    2014年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等  

    フコイダンは、褐藻類のヌメリを構成する一連の硫酸 化多糖類である。多くの基礎研究において免疫増強作用 や抗アレルギー作用を有することが報告されているが、 臨床学的な知見はまだ少ないのが現状である。そこで、 口腔内粘膜免疫の指標として唾液中分泌型 IgA(sIgA) に 着 目 し 、1 5 名 の 健 常 被 検 者 を 対 象 と す る 投 与 前 後 比 較 試験を実施した。その結果、フコイダン含有食品である フコイダンミックス(250 mg x 4回/1日)を 4から 12 週 間 摂 取 す る こ と で 、s I g A 分 泌 速 度 が 事 前 検 査 値 と 比 較 して上昇する傾向が示された。また、このフコイダンミ ックス摂取による sIgA 分泌速度の上昇は、事前検査値 がその平均より低い集団においてより強く観察された。 さらに、40歳未満の被検者集団における sIgA分泌速度 は、フコイダンミックス摂取に伴って有意に上昇した。 また、本試験期間を通じて、身体的異常を示す所見は認 められず、当該食品の安全性が確認された。以上の結果から、フコイダンミックスが口腔内粘膜免疫の増強に寄 与する可能性が示され、口腔内や上気道の病原体感染の 予防およびアレルギー疾患の病態緩和への貢献が期待さ れた。

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産業財産権

特許権   出願件数: 1件   登録件数: 0件
実用新案権   出願件数: 0件   登録件数: 0件
意匠権   出願件数: 0件   登録件数: 0件
商標権   出願件数: 0件   登録件数: 0件

所属学協会

  • 日本乳酸菌学会

  • 日本農芸化学会

  • 日本分析化学会

  • 日本免疫学会

  • The American Association of Immunologists

  • 日本食品科学工学会

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委員歴

  • 日本食品科学工学会 西日本支部   評議員   国内

    2022年3月 - 2024年2月   

  • 日本農芸化学会 西日本支部   参与   国内

    2020年4月 - 2023年12月   

学術貢献活動

  • 会計

    食品科学工学会第68回大会  ( 福岡 ) 2021年8月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  • 会計

    食品科学工学会第67回大会  ( 福岡 ) 2020年8月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2020年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:7

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2019年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:11

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2018年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:4

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2017年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:6

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2016年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:3

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2015年

     詳細を見る

    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:4

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2014年

     詳細を見る

    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:4

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

  • 学術論文等の審査

    役割:査読

    2013年

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    種別:査読等 

    外国語雑誌 査読論文数:1

    日本語雑誌 査読論文数:0

    国際会議録 査読論文数:0

    国内会議録 査読論文数:0

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • キャピラリー電気泳動法に基づく天然硫酸化多糖類の品質および機能評価

    研究課題/領域番号:21K05423  2021年 - 2023年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 農芸化学中小企業産学・産官連携研究

    2020年4月 - 2021年3月

    日本農芸化学会 

      詳細を見る

    担当区分:連携研究者 

    「あまおう由来乳酸菌と沖縄もずくフコイダンの腸内フローラ改善効果」の検証
    マウス摂食試験により、あまおう乳酸菌およびオキナワモズクフコイダン摂取が腸内細菌叢および腸管免疫に与える影響を検討

  • DOSY-NMR法による硫酸化多糖分析と腸管免疫制御機構に関する 研究

    研究課題/領域番号:17K07819  2017年 - 2019年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

教育活動概要

  • 特別開講科目(後期)の開講
    大学院学生の研究指導

担当授業科目

  • 食品免疫機能分析学特論

    2022年10月 - 2022年12月   秋学期

  • 食品免疫機能分析学特論

    2021年10月 - 2021年12月   秋学期

  • 機能性多糖分析学特論

    2020年10月 - 2020年12月   秋学期

  • 機能性多糖分析学特論

    2019年10月 - 2019年12月   秋学期

  • 機能性多糖分析学特論

    2018年10月 - 2018年12月   秋学期

  • 機能性多糖分析学特論

    2017年10月 - 2018年3月   後期

  • 機能性多糖分析学特論

    2016年10月 - 2017年3月   後期

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FD参加状況

  • 2021年11月   役割:参加   名称:農学研究院FD「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」について

    主催組織:部局

  • 2021年7月   役割:参加   名称:農学研究院FD「科研費を獲りにいこう! 科研費獲得の技術と工夫」

    主催組織:部局

  • 2020年9月   役割:参加   名称:科研費を獲りにいこう! 勝ち抜く気合と技術

    主催組織:部局

  • 2019年6月   役割:参加   名称:令和元年度 第1回農学研究院FD 「優良な博士人材の獲得と育成に向けて ~農学研究院教授に学ぶ ~」

    主催組織:部局

  • 2016年8月   役割:参加   名称:平成28年度安全衛生セミナー I(リスクアセスメントの導入について)

    主催組織:部局

  • 2016年7月   役割:参加   名称:平成28年度第1回農学研究院FD(本学における障害者支援について)

    主催組織:部局

  • 2016年4月   役割:参加   名称:平成28年度第1回全学FD(新任教員の研修)

    主催組織:全学

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社会貢献活動

  • 第2回市民講座  「健康寿命を延ばすための食生活」

    九州大学大学院農学研究院食品免疫機能分析学寄附講座  R4/6/1  九州大学 西新プラザ  2022年6月

     詳細を見る

    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:講演会

    第1部:「健康を維持するためのサプリメントの上手な利用法」 食品免疫機能分析学寄附講座 准教授 宮﨑義之
    第2部:「農産物の有する機能性と味 ~苦味を制する者は健康を制する?~」  高知大学 理事・副学長 受田浩之氏

  • 第1回市民講座  「野菜で健康に!」

    九州大学大学院農学研究院食品免疫機能分析学寄附講座  R3/12/14 九州大学 西新プラザ  2021年12月

     詳細を見る

    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:講演会

    第1部「食べると免疫力アップにつながる海の野菜(海藻)のお話」 九州大学農学研究院 准教授 宮﨑義之
    第2部「Dr.ベジフルの健康になるための野菜の力」髙上青果有限会社 代表取締役 髙上実氏

  • 「海藻多糖類の機能性 〜免疫賦活作用と抗ウイルス作用〜」  第31回食品産業創造展 西日本機能性食品開発研究会セミナー   主催:日刊工業新聞社 企画主催:日本食品科学工学会西日本支部 西日本機能性食品開発研究会   R3/5/19 マリンメッセ福岡(福岡)

    2021年

     詳細を見る

    「海藻多糖類の機能性 〜免疫賦活作用と抗ウイルス作用〜」  第31回食品産業創造展 西日本機能性食品開発研究会セミナー   主催:日刊工業新聞社 企画主催:日本食品科学工学会西日本支部 西日本機能性食品開発研究会   R3/5/19 マリンメッセ福岡(福岡)

  • 食品保健指導士会 2020年度支部事業計画第1回受託セミナー 「コロナ対策 ̶ 免疫力UPの成分! フコイダンを中心に!」

    公益財団法人日本健康・栄養食品協会  オンライン講演  2020年11月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:講演会

  • 第49期食品保健指導士養成講習会 「免疫と健康食品の活用」

    公益財団法人日本健康・栄養食品協会  R/1/7/28 パピヨン24(福岡)  2019年7月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:その他

  • 健康フォーラム 〜免疫力の仕組みを理解して健康寿命を延ばそう〜 主催:株式会社アミー製薬 協賛:株式会社ヴェントゥーノ 後援:毎日新聞社営業総本部 朝日新聞社メディアビジネス局 R1/8/20 エルガーラホール・7 階多目的ホール(福岡)

    2019年

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    健康フォーラム 〜免疫力の仕組みを理解して健康寿命を延ばそう〜
    主催:株式会社アミー製薬 協賛:株式会社ヴェントゥーノ 後援:毎日新聞社営業総本部 朝日新聞社メディアビジネス局 R1/8/20 エルガーラホール・7 階多目的ホール(福岡)

  • 第47期食品保健指導士養成講習会 「免疫と健康食品の活用」

    公益財団法人日本健康・栄養食品協会  H30/7/30 パピヨン24(福岡)  2018年7月

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    対象: 社会人・一般, 学術団体, 企業, 市民団体, 行政機関

    種別:その他

  • 「フコイダンとは? その規格認定について」   第28回食品産業創造展 機能性食品特別セミナー   主催:日刊工業新聞社 企画主催:日本食品科学工学会西日本支部 西日本機能性食品開発研究会   H30/5/23-25 マリンメッセ福岡(福岡)

    2018年

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    「フコイダンとは? その規格認定について」   第28回食品産業創造展 機能性食品特別セミナー   主催:日刊工業新聞社 企画主催:日本食品科学工学会西日本支部 西日本機能性食品開発研究会   H30/5/23-25 マリンメッセ福岡(福岡)

  • 西日本新聞健康フォーラム 〜免疫力の仕組みを理解して健康寿命を延ばそう〜   主催:西日本新聞社 協賛:(株)ヴェントゥーノ   H30/4/3 エルガーラホール・8階大ホール(福岡)

    2018年

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    西日本新聞健康フォーラム 〜免疫力の仕組みを理解して健康寿命を延ばそう〜   主催:西日本新聞社 協賛:(株)ヴェントゥーノ   H30/4/3 エルガーラホール・8階大ホール(福岡)

  • 「天然多糖類と健康」第 27 回食品産業創造展 機能性食品特別セミナー 主催:日刊工業新聞社 企画主催:日本食品科学工学会西日本支部 西日本機能性食品開発研究会 H29/5/17-19 マリンメッセ福岡(福岡)

    2017年

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    「天然多糖類と健康」第 27 回食品産業創造展 機能性食品特別セミナー
    主催:日刊工業新聞社 企画主催:日本食品科学工学会西日本支部 西日本機能性食品開発研究会
    H29/5/17-19 マリンメッセ福岡(福岡)

  • 「認定健康食品(JHFA)の最新動向 〜新規格フコイダン食品について〜」 日本食品保健指導士会九州支部研修会 H29/7/29 パピヨン24(福岡)

    2017年

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    「認定健康食品(JHFA)の最新動向 〜新規格フコイダン食品について〜」
    日本食品保健指導士会九州支部研修会 H29/7/29 パピヨン24(福岡)

  • 「健康寿命を延ばす身体づくり」西日本新聞健康セミナー 〜免疫の仕組みを理解して健康な毎日を〜 主催:西日本新聞社 協賛:(株)ヴェントゥーノ H29/12/5 エルガーラホール・中ホール(福岡)

    2017年

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    「健康寿命を延ばす身体づくり」西日本新聞健康セミナー 〜免疫の仕組みを理解して健康な毎日を〜
    主催:西日本新聞社 協賛:(株)ヴェントゥーノ H29/12/5 エルガーラホール・中ホール(福岡)

  • NPOフコイダン研究所主催のセミナーにて講演

    2016年

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    NPOフコイダン研究所主催のセミナーにて講演

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メディア報道

  • もずくの効能を腸管免疫と腸内環境の改善の観点から健康効果を紹介 新聞・雑誌

    マキノ出版 月刊誌『ゆほびか』  2021年5月

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    もずくの効能を腸管免疫と腸内環境の改善の観点から健康効果を紹介

  • 「FUCOIDAN: Anti-Cancer Functions + Inhibitor of Covid-19?」

    2021年3月

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    「FUCOIDAN: Anti-Cancer Functions + Inhibitor of Covid-19?」

  • 九州大学におけるオキナワモズク由来フコイダンの機能性研究紹介 新聞・雑誌

    日刊みなと新聞  2020年4月

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    九州大学におけるオキナワモズク由来フコイダンの機能性研究紹介

  • メディカルフロンティア「Japanese Super Foods ニッポン長寿食の秘密」 テレビ・ラジオ番組

    NHK BSプレミアム  2017年11月

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    メディカルフロンティア「Japanese Super Foods ニッポン長寿食の秘密」

  • メディカルフロンティア「Japanese Super Foods ニッポン長寿食の秘密」 テレビ・ラジオ番組

    NHK総合沖縄地域放送  2017年11月

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    メディカルフロンティア「Japanese Super Foods ニッポン長寿食の秘密」

  • メディカルフロンティア「Japanese Super Foods ニッポン長寿食の秘密」 テレビ・ラジオ番組

    2017年9月

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    メディカルフロンティア「Japanese Super Foods ニッポン長寿食の秘密」

  • フコイダンの機能性紹介 新聞・雑誌

    読売新聞  2017年3月

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    フコイダンの機能性紹介

  • 機能性多糖分析学寄附講座開設の紹介 新聞・雑誌

    産経新聞  2016年6月

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    機能性多糖分析学寄附講座開設の紹介

  • フコイダンの機能性に関する解説 機能性多糖分析学寄附講座開設の紹介 新聞・雑誌

    西日本新聞  2016年4月

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    フコイダンの機能性に関する解説
    機能性多糖分析学寄附講座開設の紹介

  • 機能性多糖分析学寄附講座開設の紹介 新聞・雑誌

    朝日新聞  2016年4月

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    機能性多糖分析学寄附講座開設の紹介

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