2024/07/28 更新

お知らせ

 

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マツモト シユンスケ
松本 俊介
MATSUMOTO SHUNSUKE
所属
農学研究院 生命機能科学部門 助教
農学部 生物資源環境学科(併任)
生物資源環境科学府 生命機能科学専攻(併任)
職名
助教
連絡先
メールアドレス
電話番号
0928024717
プロフィール
CRISPR-Casシステムは、原核生物が持つ獲得免疫機構であり、現在それを応用したゲノム編集技術が急速に開発されています。私は当研究室で独自に見出したCRISPR-Casシステムについて、生化学、構造生物学、細胞生物学などさまざまな手法を駆使して、(1)Casタンパク質の作動機構の原子分解能レベルでの解明、(2)Casタンパク質の機能-構造情報を基にデザインした改変体の創出、(3)様々な生物に適応できるゲノム編集技術の開発そして(4)迅速かつ高感度な核酸検出法への応用を目指しています.  真核生物の細胞には、生体膜で仕切られた様々な細胞小器官(オルガネラ)が高度に発達し、さまざまな生物現象を支えています。オルガネラが正常に機能するためには、合成されたタンパク質が正確に各オルガネラに配送される必要があります。近年私たちは、タンパク質のオルガネラ局在化における配送やり直しの仕組みを見出し、その分子機構を出芽酵母を用いて解析しています。
外部リンク

学位

  • システム生命科学博士

経歴

  • 就職実績有, 京都産業大学 2014年4月〜2020年7月

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:タンパク質の局在化における配送校正機構

    研究キーワード:タンパク質の配送、誤配送の校正、ミトコンドリア、Msp1

    研究期間: 2022年6月

  • 研究テーマ:新規CRISPR-Cas関連タンパク質の構造生物学

    研究キーワード:クリスパー、Cas、構造生物学

    研究期間: 2020年8月 - 2022年3月

受賞

  • 2022年度 JAICI賞

    2022年12月   一般社団法人化学情報協会  

  • 2022年度 日本生化学会奨励賞

    2022年11月   日本生化学会  

論文

  • GET pathway mediates transfer of mislocalized tail-anchored proteins from mitochondria to the ER 査読 国際誌

    Matsumoto S., Ono S., Shinoda S., Kakuta C., Okada S., Ito T., Numata T., Endo T.

    Journal of Cell Biology   ( 221 )   e202104076   2022年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1083/jcb.202104076

  • Msp1 Clears Mistargeted Proteins by Facilitating Their Transfer from Mitochondria to the ER. 査読 国際誌

    Matsumoto, S., Nakatsukasa, K., Kakuta, C., Tamura, Y., Esaki, M., Endo, T.

    Molecular Cell   76 ( 1 )   191 - 205   2019年8月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.molcel.2019.07.006

  • Tethering an N-Glycosylation Sequon-Containing Peptide Creates a Catalytically Competent Oligosaccharyltransferase Complex. 査読 国際誌

    Matsumoto, S., Taguchi, Y., Shimada, A., Igura, M., Kohda, D.

    Biochemistry   56 ( 4 )   602 - 611   2017年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1021/acs.biochem.6b01089

  • Crystal structures of an archaeal oligosaccharyltransferase provide insights into the catalytic cycle of N-linked protein glycosylation. 査読 国際誌

    Matsumoto, S., Shimada, A., Nyirenda, J., Igura, M., Kawano, Y., Kohda, D.

    Proc. Natl. Acad. Sci. U S A.   110 ( 44 )   17868 - 17873   2013年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1073/pnas.1309777110

  • Defective import of mitochondrial metabolic enzyme elicits ectopic metabolic stress 査読 国際誌

    Nishio, K., Kawarasaki, T., Sugiura, Y., Matsumoto, S., Konoshima, A., Takano, Y., Hayashi, M., Okumura, F., Kamura, T., Mizushima, T., Nakatsukasa, K.

    Science Advances   9 ( 15 )   eadf1956   2023年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: doi: 10.1126/sciadv.adf1956.

  • Myristoyl group-aided protein import into the mitochondrial intermembrane space. 査読 国際誌

    Ueda, E., Tamura, Y., Sakaue, H., Kawano, S., Kakuta, C., Matsumoto, S., Endo, T.

    Scientific Reports   9   1185   2019年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1038/s41598-018-38016-1

  • Structural elucidation of an asparagine-linked oligosaccharide from the hyperthermophilic archaeon. 査読 国際誌

    Fujinami, D., Nyirenda, J., Matsumoto, S., Kohda, D.

    Carbohydrate Research   2 ( 413 )   55 - 62   2015年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.carres.2015.05.010

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講演・口頭発表等

  • 膜タンパク質局在化における配送校正機構の解明 招待

    松本 俊介、小野 鈴花、遠藤 斗志也

    第95回日本生化学会大会  2022年11月 

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    開催年月日: 2022年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:日本国  

  • ミトコンドリア外膜に誤配送されたテイルアンカー型タンパク質の配送校正機構 招待

    松本俊介、小野鈴花、遠藤斗志也

    第22回日本蛋白質科学会年会  2022年6月 

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    開催年月日: 2022年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:つくば   国名:日本国  

  • Proofreading of protein mislocalization mediated by a mitochondrial AAA-ATPase Msp1 招待

    Shunsuke Matsumoto, Suzuka Ono, Toshiya Endo

    2021年12月 

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    開催年月日: 2021年12月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • テイルアンカー型タンパク質の局在化における配送校正機構の解析

    松本 俊介

    令和4年度日本生化学会 九州支部例会  2022年6月 

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    開催年月日: 2022年6月 - 2023年6月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    国名:日本国  

  • ミトコンドリアAAA-ATPアーゼMsp1による誤配送タンパク質の配送校正機構 招待

    松本俊介、小野鈴花、遠藤斗志也

    第94回日本生化学会大会  2021年11月 

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    開催年月日: 2021年11月 - 2022年11月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:オンライン   国名:日本国  

  • 2つのAAA-ATPアーゼによるミトコンドリア外膜に誤局在したテイルアンカータンパク質の分解機構 招待

    松本俊介, 中務邦雄, 田村康, 江崎雅俊, 遠藤斗志也

    第41回日本分子生物学会年会  2018年11月 

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    開催年月日: 2018年11月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • Degradation pathway mediated by the two AAA-ATPase Msp1 and Cdc48 for the mistargeted tail-anchored proteins on the mitochondrial outer membrane

    2018年6月 

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    開催年月日: 2018年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

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MISC

  • Msp1-mediated proofreading mechanism for localization of tail-anchored membrane proteins 査読

    Shunsuke Matsumoto

    Journal of Biochemistry   2023年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    DOI: 10.1093/jb/mvad025.

  • Proofreading of protein localization mediated by a mitochondrial AAA-ATPase Msp1 査読

    Shunsuke Matsumoto, Toshiya Endo

    Journal of Biochemistry   2023年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    DOI: 10.1093/jb/mvac097

  • テイルアンカー型タンパク質のオルガネラ局在化における配送校正機構 査読

    松本 俊介

    2023年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    DOI: 10.14952/SEIKAGAKU.2023.950017

  • 膜タンパク質の局在化における配送校正機構 査読

    松本 俊介

    化学と生物   2022年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • ミトコンドリアAAA-ATPアーゼMsp1による誤配送タンパク質の配送校正機構 査読

    松本俊介, 遠藤斗志也

    生化学   2022年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    DOI: 10.14952/SEIKAGAKU.2021.930512

  • N型糖鎖修飾におけるアスパラギン側鎖アミド基の活性化機構の構造基盤 査読

    松本俊介、神田大輔

    日本生物物理学会 学会誌   2014年6月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

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所属学協会

  • 日本蛋白質科学会、日本細胞生物学会、日本生化学会、日本農芸化学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • タンパク質局在化における校正機構の分子構造基盤の解明

    研究課題/領域番号:23H02437  2023年 - 2025年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 独自のメタゲノムデータに基づく新規CRISRP-Cas系の機能構造解析と探索

    研究課題/領域番号:23K17995  2023年 - 2025年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 新規CRISPR-Casシステムを利用したゲノム編集ツール開発

    2022年 - 2023年

    令和4年度大学院農学研究院若手教員支援事業(共同研究プロジェクト支援)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:学内資金・基金等

  • 木下基礎科学研究基金助成/タンパク質の誤配送を校正する膜引き抜き酵素の構造学的研究

    2022年

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    資金種別:寄附金

  • 第33回加藤記念研究助成/新規CRISPR/Casシステムの機能構造解析とゲノム編集ツール開発

    2022年

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    資金種別:寄附金

  • 日本応用酵素協会研究助成/膜引き抜きATPアーゼを介した細胞内タンパク質配送の校正機構の解明

    2022年

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    資金種別:寄附金

  • 新規Casタンパク質の機能構造解析とゲノム編集技術への応用

    2021年 - 2022年

    令和3年度農学研究院若手教員支援事業(チャレンジ研究支援(I型))

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    担当区分:研究代表者  資金種別:学内資金・基金等

  • 武田科学振興財団ライフサイエンス研究助成/タンパク質の細胞内配送の校正に関わる新規因子の探索と機構解明

    2021年

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    資金種別:寄附金

  • ミトコンドリアタンパク質輸送における校正機構の解明

    2020年4月 - 2023年3月

    九州大学 

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    担当区分:研究代表者 

    真核生物の細胞内でつくられるタンパク質は,それぞれ働く場所が決まっており,そのタンパク質が働くべき場所に運ばれることが,正常な細胞機能には不可欠である.これまでは,本来の局在場所とは異なる別の場所に誤配送されたタンパク質は細胞の品質管理システムにより,速やかに分解除去されると考えられてきた.申請者は,ミトコンドリア外膜に存在するAAA-ATPアーゼMsp1がミトコンドリア移行に失敗した前駆体を外膜から引き抜くことで,分解ではなく配送のやり直しの機会を与える因子であることを見出した.本研究は,Msp1を介したミトコンドリアタンパク質輸送における「校正機構」の分子基盤を解明することを目的とする.

  • ミトコンドリアタンパク質輸送における校正機構の解明

    研究課題/領域番号:20K15794  2020年 - 2022年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • ミトコンドリア外膜のAAA-ATPase Msp1によるタンパク質品質管理機構

    研究課題/領域番号:16K21471  2016年 - 2019年

    科学研究費助成事業  若手研究(A,B)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • ミトコンドリア内膜トランスロケータTIM23とTIM22複合体の構造生物学的解析

    2015年 - 2018年

    日本学術振興会  特別研究員

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    担当区分:研究代表者  資金種別:共同研究

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担当授業科目

  • Microbiology

    2024年4月 - 2024年9月   前期

  • 生物機能分子化学Ⅰ(E科目)

    2024年4月 - 2024年6月   春学期

  • Microbiology Ⅱ

    2023年6月 - 2023年8月   夏学期

  • 生物機能分子化学Ⅱ

    2023年4月 - 2023年9月   前期

  • 生物機能分子化学Ⅰ

    2022年4月 - 2022年9月   前期