2024/06/10 更新

お知らせ

 

写真a

キノシタ コウヘイ
木下 康平
KINOSHITA KOHEI
所属
九州大学病院 歯内治療科 助教
職名
助教
連絡先
メールアドレス
電話番号
0926426432
プロフィール
臨床においては、一本の歯の保存にこだわって診療に励む所存である。さらに、穿孔やファイル破折などの偶発症や、歯根破折、歯内-歯周疾患などの難症例に対して、マイクロスコープやCBCTを活用し適切な治療を行っている。教育においては歯学部学生に対して歯内治療の奥深さと面白さを伝えるように努めている。
外部リンク

学位

  • 博士(歯学)

研究テーマ・研究キーワード

  • 研究テーマ:ケネディークラスI患者の偏咀嚼と咀嚼能率に関する前向き比較研究

    研究キーワード:偏咀嚼, 咀嚼能率, 歯の欠損, ケネディー分類, 両側臼歯部遊離端欠損

    研究期間: 2018年4月 - 2025年3月

論文

  • A Prospective Comparative Study of Mastication Predominance and Masticatory Performance in Kennedy Class I Patients 査読 国際誌

    Kinoshita K, Ogino Y, Oki K, @Yamasaki Y, Tsukiyama Y, @Ayukawa Y, Koyano K.

    Healthcare   2021年6月

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • マウスガードの咬合接触範囲が起立動作能力に与える影響についての検討 査読

    木下康平, 大木郷資, 荻野洋一郎, 今井実喜生, @上田将之, @松村英尚, @古谷野潔

    スポーツ歯学   2021年8月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • カスタムメイドマウスガードの装着が起立動作能力に与える影響についての検討 査読

    木下康平, 大木郷資, 今井実喜生, @上田将之, @松村英尚, @古谷野潔

    スポーツ歯学   2020年2月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

講演・口頭発表等

  • Kennedy Class I 患者における咬合支持数の左右差が偏咀嚼に与える影響について

    木下康平,大木郷資,築山能大,古谷野 潔,鮎川保則

    日本補綴歯科学会  2024年5月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2024年4月

    記述言語:日本語  

    開催地:パシフィコ横浜   国名:日本国  

  • 高齢者の臼歯部咬合支持が起立動作能力に与える影響について

    木下康平, 大木郷資, 松村英尚, 今井実喜生, 竹村陽子, 松中健, 大川千晶,末次紀文, 荻野洋一郎, 鮎川保則, 築山能大, 古谷野潔

    日本サルコペニア・フレイル学会  2021年11月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年11月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:豊中市   国名:日本国  

  • Profiles of Mastication Predominance and Masticatory Performance in Kennedy Class I Patients 国際会議

    Kohei Kinoshita, Kyosuke Oki, Yoichiro Ogino, Yoshihiro Tsukiyama, Yasunori Ayukawa, Kiyoshi Koyano

    2021年10月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2021年10月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    国名:日本国  

  • マウスガードの咬合接触範囲が起立動作能力に与える影響についての検討

    木下康平, 大木郷資, 今井実喜生, 松村英尚, 古谷野潔

    日本スポーツ歯科医学会  2020年12月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2020年12月 - 2023年12月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:広島市   国名:日本国  

  • 両側臼歯部遊離端欠損患者に対する補綴治療が偏咀嚼に及ぼす影響について

    木下康平, 大木郷資, 荻野洋一郎, 古谷野潔

    日本補綴歯科学会  2020年11月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2020年11月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:福岡市   国名:日本国  

  • 咬合接触の増大が起立動作運動に与える影響についての検討

    木下康平, 大木郷資,今井実喜生, 上田将之, 松村英尚, 古谷野潔

    日本スポーツ歯科医学会  2019年6月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2019年6月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

    開催地:鹿児島市   国名:日本国  

▼全件表示

所属学協会

  • 日本補綴歯科学会, 日本口腔インプラント学会, 日本スポーツ歯科医学会, 日本顎口腔機能学会, 日本歯科保存学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 偏咀嚼の持続は直接的な歯の喪失原因となりうるのか?

    研究課題/領域番号:24K19969  2024年 - 2025年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:科研費

  • 歯の欠損患者への欠損補綴治療が偏咀嚼に与える影響

    2019年6月 - 2025年3月

教育活動概要

  • 学部学生に対しては、まずは教科書に書かれている基礎的な知識を習得させるように指導していく。さらに、基礎実習、臨床実習を通して実際の歯科治療がどのように行われているのかを目で見て、手を動かすことで理解を深めてもらいたい。私自身は、歯科治療が患者様のQOL向上に貢献できることや、歯科治療の楽しさ、奥深さを感じてもらえるような診療を行うように努める。
    学府学生に対しては、研究を通して論理的思考を身に付けさせ、実験計画の立案とそれを完遂する能力を持った研究者になることができるように指導する。また、自身の研究や関連する文献を読み込んで知見を増やし、臨床にどのように落とし込むかを考えられる歯科医師となってもらいたいと思う。
     後輩医局員に対しての指導は現在でも行っている。技術はもちろんだが、私が重要であると感じている知識に基づいた治療計画の立案と患者様への丁寧な説明ができる歯科医師になるように今後も指導していく所存である。

専門診療領域

  • 生物系/医歯薬学/歯学/保存治療系歯学

医師免許取得年

  • 2017年

特筆しておきたい臨床活動

  • 昨年まで当院補綴科にて勤務しており、現在も全顎補綴治療を行っている。難治性根尖性歯周炎の症例に対して、マイクロスコープ、拡大鏡を用いて肉眼では発見できない根管や破折線などを検知し、CBCTを用いて3次元的に病巣とその原因歯の状態を把握することにより、精度の高い歯内治療を行っている。予後の悪い症例に対しては、歯根端切除術や、意図的再植などの外科処置を行うことにより、非外科治療では治癒が困難であった根尖性歯周炎の治癒を図っている。また、 MTA、レジン系およびバイオガラス系シーラー、ファイバーポストなどの材料を症例に応じて選択して用いることで、歯の長期保存を目指した治療に努めている。