九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
小野 直樹(おのなおき) データ更新日:2024.06.03

准教授 /  芸術工学研究院 メディアデザイン部門 メディアインタラクション


大学院(学府)担当

学部担当



電子メール *Internet Explorerではメールアドレスが表示されないため、他のWebブラウザ(Chrome、Safari等)をご利用ください。
ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/naoki-ono
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
取得学位
博士(工学)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
ディジタル画像の処理と認識
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年10ヶ月
活動概要
<研究>
 コンピュータによる画像処理、認識に関する研究を行っている。これまで、複数画像のマッチング処理による動き情報の検出や3次元奥行き情報の再構成の問題、およびファジイハフ変換を用いた色情報の抽出とクラスタリング処理について研究してきた。近年は、特に画像の高画質化、高解像度化処理等の画質改善処理方法を多方面から研究しており、その処理の際にキーとなる処理前後の画質評価方法も研究の主要なテーマである。画像の高解像度化、画質改善処理において、その中心となる精細感を高めることを考慮した画像の拡大補間処理は、超解像画像処理と呼ばれ、高解像度化が急速に進むテレビジョン等において不可欠な処理となっている。2020年からは、機械学習を用いた高解像度画像の生成について取り組み始めた。特にごく低解像度の顔画像から鮮明な高解像度顔画像を生成する方法として、性別や年齢、表情といったいわゆる属性情報を付加して、生成される画像をコントロールできる方法を研究している。この方法では、属性情報の利かせ方を人の感覚に近く調整できることが特長である。また、動画像の超解像処理を目的とした機械学習による方法についても研究している。単一画像からの超解像処理と比較して、時間軸方向の情報も用いることでより高精度の高解像度化が期待できる。

<教育>
 コンピュータを用いた画像処理に関する授業を担当している。アナログ信号処理および数学知識を参照しながら、理論に裏づけされたディジタル画像の各種処理について学生を教育している。また、ディジタル画像を処理する上で不可欠なプログラミングについても指導し、さまざまな理論に基づくプログラミングによって実際にディジタル画像が処理できることやその効果について演習を通して示している。

九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。