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安尾 しのぶ(やすお しのぶ) データ更新日:2023.12.06

教授 /  農学研究院 資源生物科学部門 動物・海洋生物科学講座


大学院(学府)担当

学部担当



ホームページ
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就職実績-他大学
就職実績有, 2004.01~2005.10 名古屋大学大学院生命農学研究科 産官学連携研究員
2005.11~2007.10 Institute of Anatomy II, Goethe University Frankfurt, 日本学術振興会海外特別研究員
2007.11~2009.11 Institute of Anatomy II, Goethe University Frankfurt, 博士研究員
取得学位
博士(農学)
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
時間生物学、動物生理学、神経科学
外国での教育研究期間(通算)
04ヶ年02ヶ月
活動概要
温帯地域に生息する生物は季節の変化を読み取って、代謝、免疫、ストレス反応、情動、繁殖など様々な機能を季節にあわせて調節しています。「光周性」と呼ばれるこの性質は、約24時間周期で刻まれる概日時計(体内時計)、またそれにより分泌が調節されるメラトニンやグルココルチコイドなどのホルモンが重要な役割を担っています。光周性のメカニズムを解明することは、家畜・家禽の生産性を高めるのみならず、人間の季節性情動障害(冬季うつ病)の治療法解明にもつながります。現在、光周性の分子メカニズムの解明および農学・医学への応用を目指し、マウスを用いて行動学的、分子生物学的、組織学的、生理学的、機能学的なアプローチを試みています。
 現代社会は24時間型社会と呼ばれ、夜更かし習慣や交替制勤務などによる体内リズムの乱れが問題となっています。不規則な明暗サイクルは体内時計や細胞周期を乱し、がんなどの発症リスクを高めてしまいます。体内時計の乱れを栄養学的に改善することを目指して、体内時計の撹乱を予防・改善できる栄養素や食事リズム習慣について研究を行なっています。

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