


瀬平劉 アントン(せびらりゆう あんとん) | データ更新日:2022.11.08 |

大学院(学府)担当
学部担当
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ホームページ
https://kyushu-u.pure.elsevier.com/ja/persons/anton-luis-capistrano-sevilla
研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
http://kyushu-u.academia.edu/AntonLuisSevilla
発表論文などはアップされています。 .
就職実績-他大学
就職実績有, 2005-2011 Ateneo de Manila University, Department of Philosophy
2008-2011 Ateneo de Manila University, Japanese Studies Program (兼任)
2008-2011 Ateneo de Manila University, Japanese Studies Program (兼任)
取得学位
学術博士, 修士(哲学)
学位取得区分(国外)
あり 修士
専門分野
教育学(教育哲学、学生指導、質的研究)
外国での教育研究期間(通算)
05ヶ年01ヶ月
活動概要
教育哲学の諸理念⇒[ ̄ ̄]⇒学生指導
倫理学と哲学 ⇒[教育]⇒道徳教育
心理学 ⇒[__]⇒マインドフル教育
私の研究サブ分野は「臨床教育学」です。この分野は教育学・哲学・心理学を合わせ、人間生成をできるだけホリスティックな形で(理論と実践、健常な発達と発達の限界状況を含めて)理解しようとしています。以上の図から分かりますように、この学問は二つの側面があります。一つは、「いい教育」という理念を形成する様々な規範と理念の研究です。この研究の土台は教育哲学(特にデューイと森昭)ですが、純粋哲学(京都学派、和辻哲郎、実存主義)から来る価値観も研究対象としています。また、心理学(カウンセリング理論、ナラティヴ心理学、質的研究)からも規範的な影響があるため、その研究も行っていますが、教育学としてアプローチしているため、非病理学的なスタンスを取っています。
もう一つは、教育がいかにして規範と価値を伝達し、変容させているかを研究します。ここは特に生活指導と道徳教育を対象としていますが、マインドフル教育(観照的教育、修行論など)も長年研究し続いています。研究は主に理論的な形をとりますが、実践に活かせるような哲学を目指しています。
また、以上の図の左から右への→に加えて、右から左に戻る循環を促すために、質的研究(現象学的分析、ナラティヴ分析)を取り入れています。それにより、人の経験を詳細に検討し、「いい教育」の考え方と思想自体を問い直しています。そこで、理論、実践、質的研究は私の研究において一つの三角形(フィードバック・ループ)をなしています。
以上の研究の基礎作りは、フィリピンにあるアテネオ・デ・マニラ大学において行い、比較哲学の研究をしました(2006‐2011年)。次に、京都にある国際日本文化研究センターで仏教哲学者である末木文美士先生のもとで研究し、和辻哲郎の倫理学を主な対象としました(2011-2016年)。最後、京都大学の臨床教育学講座において協同研究し、教育学の基礎研究をしました(2013-現在)。京都大学で、「臨床教育学特論」(2020)も担当したことがありますし、「臨床教育学」の最先端の教育と研究に力を入れています。
九州大学人間環境学府教育システム専攻にて、私は大学院生指導も行っております。以上の「臨床教育学」に関心のある方はぜひお問い合わせをください。(ただ、高度な日本語能力と専門性(教育学、哲学、心理学のいずれか一つの学位)がこの研究チームの条件になっております。)
私の専門分野の簡単なビデオ紹介は次のサイトにもあります。
https://youtu.be/mdeX_Z5xEIQ
https://talk.yumenavi.info/archives/2325
https://kyushu-u.academia.edu/AntonS
倫理学と哲学 ⇒[教育]⇒道徳教育
心理学 ⇒[__]⇒マインドフル教育
私の研究サブ分野は「臨床教育学」です。この分野は教育学・哲学・心理学を合わせ、人間生成をできるだけホリスティックな形で(理論と実践、健常な発達と発達の限界状況を含めて)理解しようとしています。以上の図から分かりますように、この学問は二つの側面があります。一つは、「いい教育」という理念を形成する様々な規範と理念の研究です。この研究の土台は教育哲学(特にデューイと森昭)ですが、純粋哲学(京都学派、和辻哲郎、実存主義)から来る価値観も研究対象としています。また、心理学(カウンセリング理論、ナラティヴ心理学、質的研究)からも規範的な影響があるため、その研究も行っていますが、教育学としてアプローチしているため、非病理学的なスタンスを取っています。
もう一つは、教育がいかにして規範と価値を伝達し、変容させているかを研究します。ここは特に生活指導と道徳教育を対象としていますが、マインドフル教育(観照的教育、修行論など)も長年研究し続いています。研究は主に理論的な形をとりますが、実践に活かせるような哲学を目指しています。
また、以上の図の左から右への→に加えて、右から左に戻る循環を促すために、質的研究(現象学的分析、ナラティヴ分析)を取り入れています。それにより、人の経験を詳細に検討し、「いい教育」の考え方と思想自体を問い直しています。そこで、理論、実践、質的研究は私の研究において一つの三角形(フィードバック・ループ)をなしています。
以上の研究の基礎作りは、フィリピンにあるアテネオ・デ・マニラ大学において行い、比較哲学の研究をしました(2006‐2011年)。次に、京都にある国際日本文化研究センターで仏教哲学者である末木文美士先生のもとで研究し、和辻哲郎の倫理学を主な対象としました(2011-2016年)。最後、京都大学の臨床教育学講座において協同研究し、教育学の基礎研究をしました(2013-現在)。京都大学で、「臨床教育学特論」(2020)も担当したことがありますし、「臨床教育学」の最先端の教育と研究に力を入れています。
九州大学人間環境学府教育システム専攻にて、私は大学院生指導も行っております。以上の「臨床教育学」に関心のある方はぜひお問い合わせをください。(ただ、高度な日本語能力と専門性(教育学、哲学、心理学のいずれか一つの学位)がこの研究チームの条件になっております。)
私の専門分野の簡単なビデオ紹介は次のサイトにもあります。
https://youtu.be/mdeX_Z5xEIQ
https://talk.yumenavi.info/archives/2325
https://kyushu-u.academia.edu/AntonS


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