九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
久保田 祐信(くぼた まさのぶ) データ更新日:2017.05.15

教授 /  カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 水素適合材料研究部門 水素適合材料・破壊学(2014.4 - Current), エア・リキード水素構造材料・破壊学(2010.10 - 2014.3)


大学院(学府)担当

工学府 機械科学専攻 水素適合材料・破壊学(2014.4 - )
工学府 水素エネルギーシステム専攻 エアリキード水素構造材料・破壊学(2010.10 - 2014.3)

学部担当

その他の教育研究施設名



電子メール
ホームページ
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/lab/engmat/kondo.html
所属講座の活動内容を紹介している .
電話番号
092-802-6720
取得学位
博士(工学)
専門分野
材料力学・金属疲労・フレッティング疲労・水素構造材料
活動概要
カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の水素構造材料研究部門において,金属疲労・破壊靱性に及ぼす水素の影響を中心に,材料強度に関する実験的研究を行っています.水素の研究に関しては,水材料先端科学研究センターにも所属し,そこでは主に高圧水素中の疲労限度に関する研究を行っています.九州大学大学院・機械工学部門からも研究に関する援助をいただいており,機械工学専攻に水素適合材料・破壊学研究室を開設させていただき,機械工学の学生とともに研究に勤しんでいます.

教育:アカデミック・フロンティア,Advanced engineeringで全学の学生と,機械工学実験第1(ねじり試験)で機械航空工学3年生と,水素構造材料学で主に水素エネルギーシステム専攻修士1年生とコミュニケーションをとっています.材料科学の基礎から最先端の研究まで,わかりやすく,かつ,専門性を失わないように内容を工夫した講義ができるように努めています.卒論・修論では,学生をパートナーとして一緒に仕事ができるように,教育しています.最終的な目標は,学生が与えられた課題の中からも自分なりの目標を見いだし,それをクリアする研究の計画・実行能力を身につけることであると思っています.材料強度の学問以外にも,制御・測定のための電気回路製作とプログラミング,試験片・試験装置部品の機械加工,設計製図,成果発表プレゼンテーションなどの広い技術が身に付くように研究を組み立てています.過去には,機械・建築・情報系の学生を対象にして数学,線形代数を教えていたこともあります. 全学,部局のFDには,積極的に参加して教育方法についても勉強しています.日本工学教育協会,九州工学教育協会にも所属しています.

研究:金属疲労を中心に材料の破壊の研究を行っています.フレッティング疲労は,主要な研究テーマです.現在は水素に関連したテーマが研究活動の中心になっています.
(1)フレッティング疲労,金属疲労,破壊靭性に及ぼす水素の影響:水素を燃料とする燃料電池自動車の販売がスタートしましたが,安全性を保ちながら機器のコストを低減し,水素をより利用しやすくするため,材料強度に関する水素の影響とメカニズムについて研究を行っています.研究には,企業と共同で行っているものもいくつかあります.研究成果は,2004年Young researcher award, 2005年優秀研究発表賞,2009年優秀講演論文賞などを受賞しました.

(2)高圧水素中の疲労限度:世界に1台しかない高圧水素中で疲労限度を求めるための装置を開発し,研究しています.結果は高圧水素機器の認可,水素用材料の使用指針,水素材料データシートなどに反映される予定です.

(3)次世代水素機器の材料強度:SOFC,SOECなどのこれから主役になる水素利用機器について,材料強度問題を明らかにするための研究を実施しています.

(4)フレッティング疲労き裂の発生に関する研究:フレッティング疲労は機器の設計の主要な因子の一つです.接触部の中央から発生するき裂に関して,企業との連携の上研究を進めています.フレッティング疲労は小生の主要な研究テーマであり,学術賞や技術賞の受賞にもつながっています.

社会貢献:日本材料学会九州支部会計幹事(2008-2009),日本材料学会九州支部庶務幹事(2010),日本材料学会九州支部幹事(2011-2015),日本機械学会会誌編集委員(2009-2010),論文審査委員(和文ジャーナル,英文ジャーナル),国際会議実行委員会(MMYoung, ISFF6 - 8),企業向け講習会(金属疲労,フレッティング疲労,水素と材料強度など),標準フレッティング疲労試験法策定委員,研究会主査(フレッティング疲労,水素),日本材料学会理事(2016-)など.

国際連携活動:Local commitee (Asia region) of International symposium on fretting fatigue

九大関連コンテンツ