九州大学 研究者情報
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笠間 清伸(かさま きよのぶ) データ更新日:2024.04.12

教授 /  工学研究院 社会基盤部門 地盤学


社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
これまでに参加した災害現地調査( 2010年10月鹿児島県奄美地方の集中豪雨災害,2009年7月九州北部豪雨による地盤災害,2008年中国四川大地震,2006年台風18号による豪雨災害,2005年台風14号による豪雨災害,2005年4月福岡西方沖地震,2003年7月梅雨前線による九州地方の豪雨災害など)で得た経験を活かして,被災地の早急な復旧・復興のための専門的サポート,九州地方の防災力を向上させるための防災事業の提案,高齢者や外国人などの災害弱者も取り込んだ危機管理体制の充実などに積極的に貢献している。また,一般市民を対象とした鹿児島県の市民フォーラム「くらしと斜面 -自然の猛威とおりあって生きる(H18開催)」,福岡西方沖地震に関連した「震災フォーラムin九大(H17とH18開催)」や「留学生・在日外国人のための震災国際フォーラム(H17開催)」およびオープンフォーラム「九州における防災力の強化に向けた産官学民の取組み(H20開催)」を企画・運営してきた。このように地盤工学が自然災害の減災や防災に果たす役割を,住民に対して分かりやすく説明し,十分に理解していただくことは,研究室の社会に対する重要な使命の一つであると考えています。今後も,市民公開講座,オープンフォーラムおよび新聞・テレビ・Webなどの情報メディアを使った情報公開を積極的に企画・運営し,正しい知識・方法を一般市民に伝え,地盤工学に対する社会的認知の向上と防災意識を高める啓発活動を進めていきます。さらに,地盤工学会に所属し,講習会,講演会およびホームページの企画,運営を行っている。
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2023.05~2025.03, 福岡県環境影響評価専門委員, 福岡県.

2023.04~2023.03, 入札監視委員会, 西日本高速道路株式会社 九州支社.

2022.11~2023.03, 下関港海岸技術課題検討会, 一般財団法人 沿岸技術研究センター.

2022.06~2022.12, 建設機械施工技術・技術審査証明委員会, 日本建設機械施工協会.

2022.02~2022.02, 佐賀高速道路事務所管内のり面検討会, 西日本高速道路株式会社 九州支社.

2022.01~2022.07, 建設機械施工技術・技術審査証明委員会, 日本建設機械施工協会.

2021.08~2021.08, 令和3年度8月豪雨に関する災害復旧検討会, 西日本高速道路株式会社 九州支社.

2021.07~2021.07, 黒ヶ浜(蛇紋岩礫浜)の形成要因に関する調査指導, 大分県.

2016.12~2017.03, 福岡空港の防災拠点のあり方に関する見直し検討委員会, 国土交通省.

2016.09~2021.03, 福岡空港地盤改良工事の修補に関する有識者委員会, 一般財団法人 沿岸技術研究センター.

2016.08~2023.03, 新門司沖土砂処分場(II期)施工検討会, 港湾空港総合技術センター.

2016.06~2019.03, 九州支社小城のり面対策に関する技術検討会, 西日本高速道路株式会社 九州支社.

2016.05~2016.05, 九州自動車道の盛土および大分自動車道の切土の災害復旧工法の検討, 西日本高速道路株式会社 九州支社.

2015.10~2021.09, 福岡空港滑走路増設事業技術検討委員会, 港湾空港総合技術センター.

2015.08~2016.03, 福岡市道路整備懇談会, 福岡県.

2015.01~2023.03, 九州のフィールドに適応した新技術の活用促進に関する研究, 国土交通省 九州地方整備局.

2014.06~2017.03, 管内技術課題検討業務 防波堤の粘り強い化技術に関する分科会, 一般財団法人 沿岸技術研究センター.

2014.06~2016.03, 管内技術課題検討業務 岸壁の増進技術に関する分科会, 一般財団法人 沿岸技術研究センター.

2014.04~2018.03, 福岡県総合評価技術委員会, 福岡県.

2013.08~2024.03, 技術アドバイザー, NEXCO西日本 九州支社.

2013.08~2018.03, 九州地方整備局 総合評価技術委員会 専門委員, 国土交通省 九州地方整備局.

2013.09~2015.03, 国道57号 熊本県宇土道路軟弱地盤対策・橋梁委員会.

2012.06~2023.03, 新門司沖土砂処分場(3工区)技術検討委員会, 国土交通省 九州地方整備局 北九州港湾・空港整備事務所.

2012.06~2024.03, 雨量通行規制見直し検討委員会, 福岡県県土整備部.

2011.03~2011.09, 県道志賀島準幹線道路防災検討委員会, 福岡市.

2011.04~2017.03, 福岡市技術ナリッジ・アライアンス制度, 福岡市.

2010.11~2025.03, 緊急災害対策派遣ドクター(TEC-DOCTOR), 国土交通省九州地方整備局.

2009.09~2010.03, 港湾施設の改良設計技術検討委員会, (財)沿岸技術研究センター.

2003.04~2004.03, 関門航路浚渫土砂減容化検討委員会, 国土交通省九州地方整備局関門航路事務所.

文部科学省, 日本学術振興会等による事業の審査委員等就任状況
2014.04~2019.03, 専門調査員, 文部科学省 科学技術政策研究所 科学技術動向研究センター.

2008.05~2016.05, 独立行政法人 日本学術振興会 審査委員候補者, 独立行政法人 日本学術振興会.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2023.04, 西日本新聞, 地盤品質判定士会九州支部の設立総会にて,支部長としてコメントした。.

2019.11, 西日本新聞, 豪⾬ 宅地崩落リスク についてコメントした。.

2017.09, NHKニュース おはよう日本, 九州大学大学院の笠間清伸准教授などの研究グループは、豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市の山間を流れる筑後川の支流の被害状況を調査した。その結果、合わせて6つの川の上流で、川底・周囲の土砂が深くえぐられているのが確認され、川底が深さ5メートルほど削られた川もあったという。このため研究グループは、山の斜面から崩れ落ちて川に流れ込んだ土砂に加え、川底・周囲の土砂も下流に押し流され土砂の量が増大して被害拡大につながったと見ている。また、山の斜面の土砂より侵食された川の土砂の方が多い可能性があると指摘している。.

2017.05, 西日本新聞, 山の深層崩壊 九州厳戒 深層崩壊のリスクについてコメントした.

2016.04, KBC九州朝日放送 アサデス。KBC, 熊本地震に関する解説.

2016.03, KBC九州朝日放送 アサデス。KBC, 福岡西方沖地震から11年 「福岡で地震続発の理由」.

2015.12, 朝日新聞 災害大国 被害に学ぶ, (地盤被害に学ぶ)05年の福岡沖地震、70カ所で被害.

2015.07, NHK福岡放送局 特報フロンティア, 忍び寄る“長雨リスク”~あなたの備えは大丈夫?~.

2015.03, KBC九州朝日放送 KBCニュースピア, 福岡西方沖地震から10年 「警固断層 再び注意の理由 被害予測大きなエリアは?」.

2014.10, 西日本新聞 大分版, 防災シリーズ<侵食> 土砂移動による災害の取り組み.

2014.03, 西日本新聞, 警固断層M7.2想定 液状化内陸部でも 九大研試算.

2014.02, 読売新聞, 先端研究 防波堤崩壊メカニズム.

2013.07, NHK福岡放送局 特報フロンティア, 防災対策は進んだのか~九州北部豪雨から1年~.

2012.10, 朝日新聞 災害大国 迫る危機, 液状化 想定外の所も.

2012.03, 西日本新聞, 警固断層付近の地盤把握.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2018.04, 平成29年7月九州北部豪雨災害調査報告会, 山口大学・グローカル環境防災研究会.

2018.05, 平成29年7月九州北部豪雨災害調査 土木学会・応用生態工学会合同報告会, (公益社団法人)土木学会・応用生態工学会.

2018.06, 九州北部豪雨地盤災害報告会 「九州北部豪雨による地盤災害から一年復旧とこれから」, (公益社団法人)地盤工学会.

2017.04, 熊本地震地盤災害報告会 「熊本地震から一年 ― 地盤災害からの復旧とこれから ―」, (公益社団法人)地盤工学会.

2016.04, 熊本地震地盤災害説明会 ― 被害の状況とこれから私たちが気をつけること ―, (公益社団法人)地盤工学会.

2014.12, 九州大学土木系教室公開講座 現場で奮闘する研究者に聞く「近年の自然災害の傾向とその対策」
, 九州大学土木系教室同窓会(壬子会)
共催:九州大学大学院工学研究院社会基盤部門、同環境都市部門、同附属アジア防災研究センター
.

2014.11, 土木学会100周年記念シンポジウム -災害多発地域・九州の災害を考える-
, (公益社団法人)土木学会西部支部,九州大学 西部地区自然災害資料センター,九州大学 工学研究院 附属アジア防災研究センター
, アクロス福岡大会議室.

2014.03, 海域港湾空港プロジェクト・技術報告会in福岡, 主催:九州地方整備局港湾空部,九州大学大学院工研究院海域港湾環境防災共同研部門 共催:地盤工学会九州支部 協賛:九州大学産官連携本部,(一財)沿岸術研究センター,特定非営利活動法人研究機構ジオセーフ,博多港ふ頭(株).

2013.10, 平成25年度技術講習会 「平成24年7月九州北部豪雨による地盤災害」, (社)長崎県地質調査業協会.

2013.08, 平成25年度技術講習会「平成24年7月九州北部豪雨における地盤災害」, (社)全国特定法面保護協会 九州地方支部.

2013.05, 平成24年7月九州北部豪雨による災害調査団合同報告会~繰り返される豪雨災害への備え~, (公益社団法人)土木学会・地盤工学会.

2013.03, 災害への備え, 九州大学西部地区自然災害資料センター,九州大学大学院工学研究院海域港湾環境防災共同研究部門,特定非営利活動法人研究機構ジオセーフ.

2013.02, 平成24年度技術講習会 「平成24年7月九州北部豪雨による地盤災害」, (社)福岡県地質調査業協会.

2012.11, 九州防災シンポジウム in 鹿児島 〜火山災害・豪雨災害を考える〜 「奄美豪雨災害(土砂災害)と今後の対策」, 主催:鹿児島大学 共催:国立大学協会九州地区支部 防災・環境ネットワーク部会, 鹿児島市 鹿児島大学稲盛会館.

2012.11, 平成24年度技術講習会 「気象変動に起因した土砂災害の特徴」, (社)全国特定法面保護協会 九州地方支部.

2012.09, 平成24年度 第1回地盤工学セミナー, 佐賀県地質調査業協会.

2011.08, 九州建設技術交流会, 産学官建設技術交流会.

2011.08, 東北地方太平洋沖地震における複合地盤災害について, 福岡市, 福岡県福岡市.

2012.03, 自然災害フォーラム 九大2012, 九州大学工学部 西部地区自然災害資料センター, 福岡県福岡市.

2011.04, 自然災害フォーラム 九大2011, 九州大学工学部 西部地区自然災害資料センター, 福岡県福岡市.

2009.12, いとしまサイエンスキャラバン2009 in 志摩, 主 催:糸島学術研究都市推進協議会(九州大学、前原市、二丈町、志摩町、福岡県)協 力:九州大学知的財産本部、前原SOHOネットワーク後 援:(財)九州大学学術研究都市推進機構、前原市商工会、二丈町商工会、志摩町商工会、前原市観光協会、二丈町観光協会、志摩町観光協会.

2008.11, 九州建設技術フォーラム2008, 九州建設技術フォーラム実行委員会, 福岡県福岡市.

2008.09, オープン・フォーラム「九州における防災力の強化に向けた産官学民の取組み」, 主催:日本自然災害学会、九州地区国立大学間の連携に係る企画委員会「防災・環境ネットワーク部会」、九州大学西部地区自然災害資料センター 後援:国土交通省九州地方整備局、福岡県、福岡市, 福岡県福岡市.

2007.11, 九州建設技術フォーラム2007in北九州, 九州建設技術フォーラム実行委員会, 福岡県北九州市.

2006.07, 「くらしと斜面 -自然の猛威とおりあって生きる」, 地盤工学会九州支部,鹿児島市, 鹿児島県鹿児島市.

2006.10, 九州建設技術フォーラム2006in福岡, 九州建設技術フォーラム実行委員会, 福岡県福岡市.

2006.03, 震災フォーラムin九大2006, 主催: 九州大学 後援: 土木学会西部支部、地盤工学会九州支部、建築学会九州支部、国土交通省、福岡県、福岡市.

2005.10, 九州建設技術フォーラム2005in福岡, 九州建設技術フォーラム実行委員会, 福岡県福岡市.

2005.06, 留学生・在日外国人のための震災国際フォーラム, 九州大学.

2005.04, 震災フォーラムin九大 -調査結果と今後の備え-, 九州大学.

2002.08, まちづくりと防災, 九州大学大学院工学研究院建設デザイン部門、環境都市部門、西部地区自然災害資料センター.

初等・中等教育への貢献状況
2021.07, 令和3年度高校訪問事業(出前講義), 鹿児島玉龍高等学校.

2014.07, 第49回地盤工学研究発表会での「防災特別展示」と「防災体験教室」の開催, 第49回地盤工学研究発表会での「防災特別展示」と「防災体験教室」の開催 .

2012.11, 平成24年度 大学体験講座, 平成24年度 大学体験講座/福岡県立伝習館高等学校.

2012.09, 平成24年度「よのなか講座 -スペシャリストに学ぶ-」, 平成24年度「よのなか講座 -スペシャリストに学ぶ-」/福岡県立伝習館高等学校.

2011.08, 地盤の液状化を学ぶ, 地盤の液状化を学ぶ/長崎県中学生サイエンスキャンプ.

2008.10, 幼稚園生の実験室見学, 幼稚園生の実験室見学/可也幼稚園.

2007.10, 液状化現象の再現実験, 液状化現象の再現実験/福岡市立 周船寺小学校.

2005.09, 福岡県西方沖地震に関する出張授業, 福岡県西方沖地震に関する出張授業/百道浜小学校、簀子小学校.

その他の優れた社会貢献活動
2023年度, 一般社団法人 地盤品質判定士会九州支部 支部長.

2016年度, 「平成28年熊本地震地盤災害調査団」 地盤工学会調査団(幹事).

2015年度, 「ネパール地震災害調査団」 九州大学工学研究院 団員.

2012年度, 「平成24年7月九州北部豪雨地盤災害調査団」 地盤工学会 調査団員(幹事長).

2011年度, 「2011年東日本大震災被害調査」 九州大学大学院工学研究院 建設デザイン部門・環境都市部門 調査団 団員.

2010年度, 「平成22年10月鹿児島県奄美大島地区豪雨災害調査」 九州大学奄美大島豪雨災害調査団 団員.

2009年度, 「平成21年7月九州北部豪雨による土砂災害」 地盤工学会九州北部土砂災害調査団 団員.

2008年度, 「2008年中国四川大地震」 地盤工学会九州支部 四川大地震復興技術協力団 団員.

2005年度, 「福岡西方沖地震における被害調査」 福岡西方沖地震地盤工学会調査団 団員.

2003年度, 「2003年7月梅雨前線による九州地方の豪雨災害」 土木学会・地盤工学会 九州地方豪雨災害合同調査団 団員.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2022.04~2023.03, 社会基盤部門長.

2022.04~2023.03, 土木工学専攻長.

2022.04~2023.03, 土木工学科長.

2017.04~2018.03, 工学部国際コース運営委員会.

2015.04~2017.03, 広報委員.

2014.04~2016.03, 研究企画専門委員会.

2014.04~2016.03, 安全衛生委員会.

2012.04~2015.03, 九州大学西部地区自然災害資料センター 副センター長.

2012.04~2014.03, カリキュラム委員.

2012.04~2016.03, 学年担任(学部).

2009.04~2010.03, 給与委員.

2003.04~2012.03, 九州大学西部地区自然災害資料センター センター主任.

1999.04~2000.03, 給与委員.


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