九州大学 研究者情報
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基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
尾方 義人(おがた よしと) データ更新日:2024.04.25



主な研究テーマ
1.レジリエンスデザイン 社会問題解決のためのデザインと理論の適用方法の実践。  新たなデザイン学の構築と人間工学・生理人類学との連携。

2.実践的商品デザイン  移動体、家電、計測機器,医療機器などの発売・使用される具体的デザインの実践。

3.アドバンスデザインとしての技術誘導型デザイン開発  マーケティングに頼らない技術やマーケットを誘導するデザイン。

4.デザイン概念とデザイン方法論の研究   行為工学の開発・質的サーブリック分析など要件抽出手法の開発。

5. 未来構想デザイン  望ましい未来を探究し、それを実現する「仕組み」をデザイン。

6. 先端技術とデザイン   社会実装を想定した様々な視点での「デザイン」を⾏い、本技術の社会実装を強固なものとする研究・デザイン。
キーワード:未来構想デザイン,スペキュラティブデザイン,レジリエンスデザイン,インダストリアルデザイン,デザイン学,デザイン方法,デザイン方法史
2005.05.
従事しているプロジェクト研究
国際水泳競技会におけるピクトグラム、サインデザインに関する研究
2021.04~2021.12, 代表者:伊原久裕, 九州大学, 第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会組織委員会.
福岡市都心部におけるバス案内サインシステムならびにサインデザインに関する研究
2017.09~2020.03, 代表者:伊原久裕, 九州大学, 西日本鉄道株式会社.
吉野ケ里町地域教育教材開発
2014.10~2019.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 吉野ケ里町.
認知機能のレジリエンスに関する基礎的研究 1
2015.04~2019.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, サムライト株式会社.
計測機器デザイン開発研究
2006.10~2019.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, Np社
計測機器プロダクトのデザイン開発研究.
紙おむつのリサイクル推進システムデザイン事業
2016.03~2018.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, トータルケア.
仮設住宅のレジリエンスデザインに関する研究 
2016.09~2017.03, 代表者:尾方義人, 九州大学
P&P.
ごみ袋のユニバーサルデザイン。そしてレジリエンスデザインへ 
2016.09~2017.05, 代表者:尾方義人, 九州大学, 糸島市.
「未来の安心のための災害避難所に関するレジリエンスアシストサービス実装の可能性調査」
2016.10~2017.03, 代表者:綿貫茂喜, 九州大学, JST ristex.
被災地のレジリエンスデザインに関する研究
2016.04~2017.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 九州大学 P&P.
レジリエンスデザイン学研究の資料としての、映像の活用方法の研究 ー被災地や被災者のレジリエンスデザインへの貢献ー
2016.03~2017.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, NHK.
糸島の産業に関する研究
2015.10~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, いとしまみるくぷらんと.
認知機能のレジリエンス向上のためのコンテンツ開発に関する研究
2015.04~2016.03, 代表者:藤智亮, 九州大学, サムライト株式会社.
突板開発プロジェクト
2010.02~2010.05, 代表者:NPO法人調和の森, NPO法人調和の森, NPO法人調和の森
木材(突板)を利用した商品開発プロジェクト.
八女の型に関する研究
2015.04~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 良品計画 アグリス うなぎの寝床.
救急医療および搬送の課題を先端ICTを使って最適化するプロジェクト
2016.03~2017.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 福岡市.
糸島市市営船 デザイン開発研究
2015.10~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 糸島市.
レジリエンストランスポーテーション商品の開発研究(1)
2015.04~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, アーバンゲット株式会社.
カーボンファイバーのイノベーション創出における基礎的研究
2015.04~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, アトラス化成株式会社.
佐賀県「地方創生」事業に関する教材開発研究
2015.04~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 紙飛行機を作る会 吉野ケ里町 他.
商品ブランド開発に関する研究
2015.04~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 福岡丸本株式会社.
テープディスペンサーの開発2
2015.04~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 福岡丸本株式会社.
プラスチック子供家具の開発
2014.04~2015.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, SNC株式会社 住友ベークライト株式会社 有限会社KDW.
テープディスペンサーの開発
2014.04~2016.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 福岡丸本株式会社.
プラスチック家具の開発
2014.04~2015.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, アトラス化成株式会社.
福祉機器・道具の開発
2013.10~2014.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 豊資会 アトラス化成株式会社.
プラスチック機器の開発
2013.10~2015.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, アトラス化成株式会社.
成型合板家具の開発
2013.10~2014.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, アトラス化成株式会社 近藤コア株式会社.
入浴その他機器の開発
2013.01~2014.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, ダイワ化成株式会社.
東京工業大学プラズマ機器開発
2010.01~2013.03, 代表者:沖野晃俊, 東京工業大学, 東京工業大学
新プラズマ技術による商品開発研究
JST A-Step 本格研究開発ステージ "大気圧マルチガスダメージフリープラズマ実用化開発とビジネス化" .
O社デザイン開発研究
2008.04~2009.03, 代表者:尾方義人, 九州大学
医療機器プロダクトのデザイン開発研究.
Pe社プロダクト開発研究
2008.11~2009.06, 代表者:尾方義人
商品開発研究.
PL社アイデンティティ開発デザインコンサルティング
2008.05~2009.03, 代表者:尾方義人, 九州大学
アイデンティティ開発デザイン.
ユビキタスプロダクトの新しいサービスコンセプトの研究
2010.12~2011.03, 代表者:尾方義人, 九州大学, 富士通デザイン株式会社
新しいサービスコンセプトとデザインの研究。研究成果を、乙の実施するFUJTSU DESIGN AWARD企画での展示、及びユビキタスプロダクト開発業務(製品開発およびアドバンスデザイン開発等)に利用することを目的とする。.
研究業績
主要著書
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
作品・ソフトウェア・データベース等
1. 尾方義人, 二酸化炭素を回収する技術と社会のデザイン, 2023.01
2023 年1 月10 日(火)から第101回企画展として開催される「ゼミ展2023」に、『空気から直接二酸化炭素を回収する技術と社会のデザイン』をテーマとして、芸術工学部未来構想デザインコース 尾方研究室が出展。技術と未来社会がどうなっていくのか、どうあるべきか、あるいは、どうするべきかを考察するだけではなく、表現として提示しています。それにより、様々な対話や気付きや可能性を見い出しました。技術の答えでも、成果物のデザインでもありません。楽しい未来を考え るためのデザインからの投げかけです。本展は、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 藤川研究室との共同研究・共同出展です。技術を示すためのプロダクトデザイン、グラフィックデザイン、都市デザイン、サービスデザイン、ビジネスモデル、モーショングラフィックス、サウンドロゴなど、総合的かつ融合的に社会のあり方を表現しています。.
2. 尾方義人, 「カラー版:大牟田線の乗子」, 2022.06
「メディアの訴求力を高める連携研究」の一環として、西日本新聞のニュースサイト”me”(https://www.nishinippon.co.jp)で連載中の漫画「大牟田線の乗子」のカラー版が6/25から公開されました。すでに連載中の白黒版をカラー化することによる「漫画の再価値化」を目的の一つとしています。カラー版制作は、未来構想デザインコースプロダクトデザイン研究室の謝敏さんが担当しました。今後はカラーによる”キャラクターデザインの設定法”や”縦スクロール漫画と横スクロール漫画の行為差の分析”、”地域資源や観光資源としての漫画”の研究へ展開していきます。また漫画を通じ、「メディアを総合知から捉える第一歩」「構想力や統合力を養う方法」「新たな価値を生み出すプロセスのデザイン」を考えていきます。, [URL].
学会活動
所属学会名
意匠学会
サービス学会
地区防災学会
芸術工学会
日本デザイン学会
インダストリアルデザイナー協会
日本原子力学会
手の外科学会
学協会役員等への就任
2021.07~2023.03, 福岡筑後プラスチックリサイクルループ推進協議会, 幹事.
2018.01~2019.12, デザイン学会, 評議員.
2018.01~2022.01, 地区防災学会, 幹事.
2012.04~2016.03, デザイン学会, 幹事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2024.03.02~2024.03.02, 未来社会デザイン統括本部 第2回 医療・健康ユニットシンポジウム, 登壇者.
2024.02.28~2024.02.28, 社会包摂デザイン・イニシアティブシンポジウム「多様性を解き放つため〜社会包摂デザイン3年目の問いかけ〜」, 開会挨拶:社会包摂デザイン・イニシアティブのこれまでについて.
2023.04.24~2023.04.24, 九州大学データ駆動イノベーション推進本部 デジタル社会創造研究部門 第4回研究会, 講師.
2021.09.12~2021.09.12, 社会包摂デザイン・イニシアティブ+意匠学会共催シンポジウム「多様性と社会包摂のデザイン」, 導入:社会包摂デザインと社会包摂デザイン・イニシアティブの活動、ディスカッション.
2021.08.01~2021.08.01, 社会包摂デザイン・イニシアティブ キックオフ・シンポジウム, 司会.
2019.03.19~2019.03.19, あさくら杉おきあがりこぼしシンポジウム  その後と今後, 実行委員長.
2018.07.28~2018.07.28, 地区防災計画学会シンポジウム, 実行委員長.
2018.09.02~2018.09.15, 朝倉復興支援おきあがりこぼし展, 実行委員長.
2018.10.12~2018.10.14, 日本デザイン学会, 座長(Chairmanship).
2016.10.15~2016.10.15, 日本デザイン学会, 座長(Chairmanship).
2015.11.14~2015.11.14, 芸術工学会, 司会(Moderator).
2015.11.14~2015.11.14, 芸術工学会, 座長(Chairmanship).
2014.10.18~2014.10.18, 日本デザイン学会, 座長(Chairmanship).
2013.04.01~2015.03.31, 日本デザイン学会, 幹事.
2012.12.10~2012.12.10, 日本機械学会, 審査委員長.
2012.10.27~2012.10.27, 日本デザイン学会, 座長(Chairmanship).
2011.11.15~2011.11.15, 日本デザイン学会, 座長(Chairmanship).
2010.03.03~2010.03.04, 日本感性工学会, 座長(Chairmanship).
2009.10.24~2009.10.24, 日本デザイン学会, 座長(Chairmanship).
2016.06.11~2016.06.18, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2016.10.15~2015.10.15, デザイン学会第5支部発表大会, 実行委員.
2015.11.11~2015.11.12, 芸術工学会, 実行委員.
2015.10.27~2015.10.27, デザイン学会第5支部発表大会, 実行委員.
2015.06.10~2015.06.17, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2014.06.10~2014.06.17, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2013.06.10~2013.06.17, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2012.10.27~2012.10.27, デザイン学会第5支部発表大会, 実行委員.
2012.06.10~2011.06.17, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2011.06.05~2011.06.22, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2010.06.05~2010.06.22, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2009.03.25~2009.04.27, 九州デザイン六大学展, 企画展示運営.
2008.10.24~2008.10.28, 第6回デザイン史デザイン学国際会議, 実行委員会委員.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2015.04~2016.03, 芸術工学研究, 国内, 編集委員.
2014.04~2016.03, 芸術工学研究, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2023年度      
2022年度      
2021年度      
2020年度      
2019年度      
2018年度      
2017年度      
2016年度      
2015年度      
2014年度      
2013年度      
2009年度      
2008年度      
2007年度      
受賞
2018ウッドデザイン賞, ウッドデザイン賞 運営事務局, 2018.12.
論文奨励賞 地区防災計画学会, 地区防災計画学会, 2018.12.
2018福岡デザインアワード金賞, 福岡県産業デザイン協議会, 2018.11.
2018中国自動車創意設計大賞 優秀指導教師賞, 自動車創意設計大会組織委員会, 2018.11.
2016シップ・オブ・ザ・イヤー 小型船部門賞, 日本船舶工学会, 2017.06.
2017福岡デザインアワード優秀賞, 福岡県産業デザイン協議会, 2016.11.
2016福岡デザインアワード優秀賞, 福岡県産業デザイン協議会, 2016.11.
糸島市感謝状, 糸島市, 2016.04.
2015福岡デザインアワード大賞, 福岡県産業デザイン協議会, 2015.11.
2014アジアデジタルアート大賞静止画部門 入賞, アジアデジタルアート大賞, 2015.02.
2013アジアデジタルアート大賞静止画部門 入賞, アジアデジタルアート大賞, 2014.02.
2013福岡デザインアワード入賞, 福岡県産業デザイン協議会, 2013.11.
九州大学ICカードデザインコンペディション, 九州大学, 2009.03.
国際デザインコンペディション大阪2005 優秀作品, 国際デザイン交流協会, 2005.12.
Scientific Exhibit Award, Best Scientific Content, American Society for Surgery of the Hand, 2005.09.
日経サイエンス 2002ビジュアルサイエンスフェスタ 佳作, 日本経済新聞社, 2002.10.
2002アジアデジタルアート大賞 入賞, アジアデジタルアート大賞展実行委員, 2002.09.
飛騨・高山第1回 学生家具デザイン大賞 銀賞, 協同組合飛騨木工連合会, 1990.09.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2020年度~2023年度, 基盤研究(B), 分担, 被災者に寄り添う災害レジリエンス情報プラットフォームの構築.
2019年度~2021年度, 基盤研究(B), 代表, 未来社会協創のための防災デザインの方法の研究.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2018年度~2018年度, 江頭ホスピタリティ事業財団, 代表, 外食産業で利用された茶葉・茶木の再利用方法による地域観光産品の持続的開発.
2018年度~2018年度, 公益財団法人タカタ財団, 代表, 高齢者講習を分析・活用する認知症の予防と峻別.
2016年度~2017年度, , 代表, 医療・介護施設における聞こえ補助具の工業/音響からの開発.
2016年度~2017年度, , 代表, 研究種目: DNP文化振興財団グラフィック文化に関する学術研究助成 期間:2016−2017年度 
研究課題名: レジリエンスデザインとしての避難所における情報伝達とコミュニケーション 
当該研究代表者:尾方義人 研究経費:300千円
.
2016年度~2016年度, 糸島市 助成金, 代表, ごみ袋のユニバーサルデザイン。そしてレジリエンスデザインへ 

.
2016年度~2016年度, , 代表, 研究種目:佐賀県吉野ケ里町地域おこしグループ さざんか塾 受託研究   
佐賀県「地方創生」事業に関する教材開発 .
2008年度~2009年度, 中村治四郎奨励金, 代表, 検査・計測医療機器の造形と行為からの芸術工学的開発提案研究
これまでの医療機器、特に検査機器は検査対象である生体情報をいかに正確にあるいは早く計測するかに焦点がおかれ開発されてきた。これは、当初の目的のためには極めて自然で重要な開発方式である。またそれにより、多くの有効な情報がえられ、多くの命が救われてきた。しかしながらそのような機器は結果、ひとの手技への負担や修練が必要となり、医師はじめコメディカルや患者多くの負担を強いることなった。つまり、高度の情報を手に入れるため機器の使用自体を優先したため、使いにくいやわかりにくいを克服するための負荷をヒトに求める機器となっている。それでは、機器使用者への負担も大きく、時間もかかり、結果的に検査単価の上昇につながることも懸念される。
 しかしながら、専門性の高い業務や手技は専門外の人間にはわかりにくく、解決すべき問題の所在や存在の認識も困難な場合が多い。そこで、まず統合的にものを考え・つくる芸術工学の考え方から、人間の感じる造形と人間の行なう行為という観点から、プロトタイプモデルを開発提案する。既存製品に造形と行為という要素をとりいれたものをデザイン開発し、まず専門家からの「知識(暗黙知)獲得」のためのデザインと位置づけ提案する。
 これら提案は解決案ではなく、デザインを「知識(暗黙知)獲得」のための手法として位置づけることにより、新たな研究領域の開発につながると考える。また、特に検査・計測医療機器は低侵襲検査において重要なものであり、患者との直接認知的な関わりが大きく、対象機器も多様なため初期段階の開発提案として有効であると考え、今回の研究領域として設定した。.
2007年度~2008年度, 平成19年度財団法人 浦上食品 ・ 食文化振興財団 研究助成, 代表, プロダクトデザインによる行為分析からの吸入型機能食品の開発提案研究

様々デザイン概念や手法が構築されているが、デザイン実務やデザインの現場とのやり取りにおいて、充分な有効性を見いだしているとはいいがたい部分もある。その中で、吸入型機能食品や錠剤型薬品や機能食品の開発は人間の行為や感覚と直結しているにもかかわらず、メーカー製造者のみの観点から形態化されることが多い。その中で新商品としての食品の分類と行為分析であるサーブリック分析また、人間の行動をとらえる行動経済学的なヒューリスティックを利用し、概念形成とともに、具体的なプロダクトデザインとして、吸入型機能食品や錠剤型機能食品、またそれを補助するための道具、新行為としての経肺型吸引のための道具を具体的に提案し、開発のインセンティブを形成し、ひいては形態からの機能を新たに見いだし、特許更新にも役立てることを提案目標とする。
結果、数百の新商品としての食品の調査分類とその過程における分類項目自体をヒューリスティックに発想することの主観性とそれ仮説に基づいて、作業と論理を進めていった場合の修正を発見し、修正を検討することの客観性という過程の発見につながった。また、過程の発生項目とサーブリック分析からの行為の客観化において、本来的には経営効率や作業効率を高める分析を行為の客観という視点で利用した。その結果目的をもった行為以外に無意識あるいは働態性からの未認識の行為の発見につながり、発見された行為を利用するという人間の自然な感覚による結果を見いだした。
 基本的な発想過程を経肺投与や吸引といった新しい技術が完成した場合、それを利用する新しい道具が必要となる。つまり道具を見いださなければならないそのための行為とそれを解釈するための分類からの行為その先の道具の形成が必要となるが、社会科学的な行動経済学の概念と工学的なサーブリック分析を用い、要素解釈しながら統合的に取りまとめるという一つの方法を見いだし、具体的なデザイン提案をするにいたった。今後のその方法を用いない場合との比較や有用性を客観的に見いだし、特許申請への価値化にもつなげる。.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2023.10~2024.09, 代表, DACを含む九州大学先端研究所技術とYKKグループ事業商材に関する社会実装に向けた研究.
2023.09~2024.05, 代表, ドライ真空ポンプに係るアドバンスデザインの開発やプロモーションに関する研究.
2023.07~2023.12, 代表, 令和5年度大学連携事業 ジェンダーデザイン・コンテスト.
2023.05~2024.09, 分担, 福岡市におけるバス停、およびバス案内情報のためのデザインに関する調査.
2022.07~2022.12, 代表, 令和4年度大学連携事業 ジェンダーデザイン・コンテスト.
2022.07~2022.11, 代表, コロナ禍の暮らしと社会.
2022.06~2023.04, 分担, 福岡市におけるバス停、およびバス案内情報のためのデザインに関する調査.
2022.05~2023.03, 分担, 令和4年度地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築業務.
2021.06~2022.04, 代表, 令和3年度大学連携事業「写真とことば」ジェンダーデザインコンテスト.
2021.06~2022.04, 分担, 令和3年度環境で地方を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム構築業務.
2021.04~2022.03, 代表, マテリアルリサイクル・ワークショップ及び地域共創
ワークショップ事業.
2019.10~2020.03, 代表, 九州大学・大木町連携協定に基づく大木町デザイン計画作成.
2019.04~2020.03, 代表, 医療・介護施設における聞こえ補助具の工業・音響からの開発.
2019.04~2020.03, 代表, 未来構想プロジェクト「未来の移動についての研究」.
2017.04~2018.03, 代表, 認知機能のレジリエンスに関する基礎的研究2.
2016.04~2016.09, 代表, 認知機能のレジリエンスに関する基礎的研究

.
2016.01~2016.12, 代表, レジリエンストランスポーテーション商品の開発研究(1)
.
2015.09~2016.03, 代表, テープディスペンサーの開発研究3.
2015.04~2016.03, 代表, 認知機能のレジリエンスに関する基礎的研究 .
2015.05~2016.03, 代表, 商品ブランド開発に関する研究 .
2015.05~2017.03, 代表, 佐賀県「地方創生」事業に関する教材開発研究.
2015.05~2016.03, 代表, カーボンファイバーのイノベーション創出における基礎的調査.
2014.10~2015.03, 代表, テープディスペンサーの開発研究2.
2014.05~2014.10, 代表, テープディスペンサーの開発研究.
2013.04~2013.09, 代表, 介護浴槽の開発研究.
2013.10~2014.03, 代表, 新規プラスチック製品の開発研究.
2012.10~2013.03, 代表, 新規プラスチック製品の開発研究.
2010.12~2011.03, 代表, ユビキタスプロダクトの新しいサービスコンセプトの研究.
寄附金の受入状況
2024年度, 西部ガス株式会社, 「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」実現に資する研究助成/カーボンニュートラルを市民と考えるためのデザインフィクション・シナリオライティングの研究.
2010年度, 財団法人宮田心臓病研究振興基金, こどものための聴診器の形態に関する研究開発に対する助成.
2009年度, 中村治四郎育英会, 中村奨励金.
2008年度, 財団法人 浦上食品 ・ 食文化振興財団, 財団法人 浦上食品 ・ 食文化振興財団研究助成.
学内資金・基金等への採択状況
2016年度~2016年度, 九州大学社会連携事業経費, 代表, 紙おむつのリサイクル推進システムデザイン事業.
2015年度~2017年度, 九州大学 P&P, 代表, 被災地におけるレジリエンスデザイン研究 ー人文社会学からの理工学への課題提言拠点へ.
2013年度~2013年度, 平成26年度全学教育経費に関わる全学教育改善・実施経費, 代表, 体験・実践型デザイン教育の手法整理と普及.
2010年度~2011年度, 平成22年度 教育の質向上支援プログラム(EEP), 分担, 体験・実践型デザイン教育の手法整理と普及.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。