九州大学 研究者情報
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溝上 顕子(みぞかみ あきこ) データ更新日:2023.12.06

准教授 /  歯学研究院 歯学部門 口腔常態制御学


社会貢献・国際連携
新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2023.11, NHK クローズアップ現代 , “性の違い”がイノベーションに 病やけがのリスクを減らせ!
今、男女の違いを科学的に分析することで社会を変えようとする“ジェンダード・イノベーション”が注目を集めている。医療分野では、男女でなりやすい病気に違いがあることが明らかにされつつある。自動車業界では、衝突実験を女性や子どものダミー人形で行うなど、事故リスクの低減につなげている。さらには、女性にだけ効く新薬の開発やスポーツシューズの改良まで、誰もが生きやすい社会につながる、性の違いから生まれる変革に迫る番組である。動物実験で雌雄両性を使う意義と、効果に男女差が見られるオステオカルシンについて概説した。.

2023.03, 日本経済新聞, 科学の常識、女性が再定義 医療やAI革新生む
国際女性デーに際し、医学研究分野におけるジェンダード・イノベーションについて、オステオカルシンの代謝改善効果が雌雄で異なることを発見した経緯と現在行なっているアルツハイマー型認知症における性差に関する研究について概説した。また、近年の医学分野の研究において、動物実験における性別考慮の重要性や、研究者のジェンダーが及ぼすインパクトについて概説した。.

2023.01, クイントDENTAL GUIDE Diary 2023, クインテッセンス出版によるダイアリーに、ジェンダード・イノベーションにまつわるコラムを執筆した。.

2022.06, QUINT ORAL Information, "「口腔から考える健康戦略」の確立と普及に向けて"と題して、口腔機能分子科学分野の兼松隆教授、クラウンブリッジ補綴学分野の荻野洋一郎准教授と対談した。そこで、「ジェンダード・イノベーション」性差を考慮することで新たなイノベーションを創出しよう、という考え方を紹介し、歯科診療の現場においてもより効果的で個別性の高い治療・予防計画を立てられる可能性について議論した。.

2022.01, 株式会社 日立コンサルティング (hitachiconsulting.co.jp) コラム, ジェンダード・イノベーション〜性差観点の抜け漏れは人命にも影響〜
ジェンダードイノベーションの医学分野の事例として、骨由来ホルモン、オステオカルシンの作用が雌雄で異なることを明らかにした研究成果について掲載された。.

2019.03, ヤクルト Healthiest 254:16-19 Special Features 1 未知なる骨 糖代謝に大きく関わる注目の「骨ホルモン」 , インスリン分泌を促して血糖値の調節ならびに糖・脂質代謝の制御に重要な役割を果たしていることが報告され、注目されるようになった骨ホルモン「オステオカルシン」。糖尿病治療などの創薬に期待が高まっているが、骨の健康に関わる栄養指導にも影響を及ぼすのだろうか?糖・エネルギー代謝の視点で研究に取り組む専門家としてその動向を解説した。.

2018.12, NHK News Web WEB特集 “脂肪が減る薬”!?研究が前進した意外なきっかけ, 研究開発の現場では、動物実験を行う際にオスのみを使って実験を行うことが多い。しかし、単に体格の差だけでなく、体内での機能における男女差が薬の効きの違いや疾患の感受性の違いを生む可能性があることが明らかにされつつある。
我々は、骨基質タンパク質であるオステオカルシンを長期間経口投与すると全身の代謝が活性化することをマウスの実験で明らかにしたが、オス・メス両性のマウスを用いて実験した結果、代謝改善効果はメスでしかみられないことがわかった。
それだけでなく、オスではむしろ糖代謝が悪化し、悪い影響を及ぼすことも明らかになった。もし慣例に従ってオスのみを用いて実験していたら、オステオカルシンの有用性が見逃されていた。
こうした性差を意識した動きは、「『ジェンダード・イノベーションズ=性差研究に基づく技術革新』と呼ばれ、世界的に注目されている。.

2018.11, NHKニュース おはよう日本 けさのクローズアップ 『男女の違いを技術革新に』, 研究開発の現場では、動物実験を行う際にオスのみを使って実験を行うことが多い。しかし、単に体格の差だけでなく、体内での機能における男女差が薬の効きの違いや疾患の感受性の違いを生む可能性があることが明らかにされつつある。
我々は、骨基質タンパク質であるオステオカルシンを長期間経口投与すると全身の代謝が活性化することをマウスの実験で明らかにしたが、オス・メス両性のマウスを用いて実験した結果、代謝改善効果はメスでしかみられないことがわかった。
それだけでなく、オスではむしろ糖代謝が悪化し、悪い影響を及ぼすことも明らかになった。もし慣例に従ってオスのみを用いて実験していたら、オステオカルシンの有用性が見逃されていた。
こうした性差を意識した動きは、「『ジェンダード・イノベーションズ=性差研究に基づく技術革新』と呼ばれ、世界的に注目されている。.

2014.10, NHK 「熱烈発信!福岡NOW」「ニュース845」「情報まるごと」 ほか, 骨基質タンパク質であるオステオカルシンが、経口投与でマウスの代謝活性化を促進するという研究成果について。
また、オステオカルシンが豚骨スープを抽出した後の廃棄豚骨からも抽出できる可能性があることについて。.

2014.10, 掲載新聞名:科学新聞(科学新聞社発行)     掲載年月日:2014年10月31日, 骨基質タンパク質であるオステオカルシンを長期間経口投与すると全身の代謝が活性化することをマウスの実験で明らかにした。
また、経口投与したオステオカルシンはわずかではあるが有効な量が小腸に達し、少なくとも24時間はそこに留まって作用を及ぼし続けることも明らかにした。
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一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2018.07, 廃棄豚骨から有効成分であるオステオカルシンを抽出し、商品化するプロジェクトに関する技術相談, 株式会社 クリーン・エコバランス.

2016.07, 廃棄豚骨から有効成分であるオステオカルシンを抽出し、商品化するプロジェクトに関する技術相談, 株式会社 クリーン・エコバランス.

2017.07, 廃棄豚骨から有効成分であるオステオカルシンを抽出し、商品化するプロジェクトに関する技術相談, 株式会社 クリーン・エコバランス.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2022.04~2024.03, 総合研究博物館運営委員会.

2020.04~2022.03, 総合研究博物館運営委員会.

2020.04~2022.03, ハラスメント対策委員会委員.

2018.07~2020.06, 学務委員会.

2016.07~2018.06, 学務委員会.

2016.06~2018.05, ハラスメント相談員.

2016.06~2018.05, 九州大学馬出地区職員等駐車区域委員会.

2013.08~2013.11, 専門科目WG.


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