


福本 康秀(ふくもと やすひで) | データ更新日:2022.11.14 |

大学院(学府)担当
学部担当
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ホームページ
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電話番号
092-802-4440
FAX番号
092-802-4405
就職実績-他大学
就職実績有, 名古屋大学工学部:1988年6月〜1995年9月
取得学位
理学博士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
流体力学
外国での教育研究期間(通算)
02ヶ年00ヶ月
活動概要
流体力学の数理的研究を行っている.Navier-Stokes 方程式によって支配される 流体運動は大小あらゆる階層のモードが絡み合う無限自由度非線形力学系で,流 体は複雑で不規則な挙動を示す.「渦」と「波」を切り口として,現象のメカニ ズムの解明やモデリングそのための数学的・数値的手法の開発を目指している.宇宙空間での電磁流体の運動にも目を向けている.渦管の3次元運動と可積分系とを結びつけた業績で日本流体力学会の第一回竜門賞を受賞し,2005年に理論的に提唱した渦輪の「曲率不安定性」は,最近,実験や数値シミュレーションによる検証が進む.渦運動分野の研究において世界のリーダー的役割を担い,毎年にように国際会議で招待講演を行い,2013年には,福岡で議長として開催した国際理論応用力学連合公認のシンポジウムを成功させた.海外の有力研究者と国際共著論文を多数出版している.2015年より,英文学術誌 Fluid Dynamic Research の編集委員長をつとめている.
研究室の大学院生にはオリジナルなテーマで修士論文が書けるよう指導している.留学生も指導している.外国人研究者の短期招聘 (イタリア,クロアチア,ロシア,中国) も行った.
以上の経験を踏まえて,「ながれの事典」(丸善,2004) 第3章4節「渦運動」を 執筆し,2005年より,日本流体力学会誌「ながれ」(隔月刊) に「渦運動の基礎 知識」を連載中である.また,2003年9月には,「Summer School 数理物理」(東 大) において,「渦のトポロジー的側面と変分原理とのかかわり」について啓蒙 的な講義を行い,その講義録を出版した (2005).
2014年から4年間,産業数学の共同利用共同研究拠点である九州大学マス・フォア・インダストリ研究所所長として,数学の産学連携の研究・教育を推進する諸活動に携わり,さらに,東・東南アジア,オセアニア地域に,協働の国際的連携を広げた.2017年から2年間,文部科学省委託事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム」の代表を務めて,数学・数理科学の異分野融合を展開するオールジャパン体制を築いた.2019年10月より,九州大学COIプログラム「持続的共進化地域創成拠点」の研究リーダーとして,数学の社会実装に力を入れている.
研究室の大学院生にはオリジナルなテーマで修士論文が書けるよう指導している.留学生も指導している.外国人研究者の短期招聘 (イタリア,クロアチア,ロシア,中国) も行った.
以上の経験を踏まえて,「ながれの事典」(丸善,2004) 第3章4節「渦運動」を 執筆し,2005年より,日本流体力学会誌「ながれ」(隔月刊) に「渦運動の基礎 知識」を連載中である.また,2003年9月には,「Summer School 数理物理」(東 大) において,「渦のトポロジー的側面と変分原理とのかかわり」について啓蒙 的な講義を行い,その講義録を出版した (2005).
2014年から4年間,産業数学の共同利用共同研究拠点である九州大学マス・フォア・インダストリ研究所所長として,数学の産学連携の研究・教育を推進する諸活動に携わり,さらに,東・東南アジア,オセアニア地域に,協働の国際的連携を広げた.2017年から2年間,文部科学省委託事業「数学アドバンストイノベーションプラットフォーム」の代表を務めて,数学・数理科学の異分野融合を展開するオールジャパン体制を築いた.2019年10月より,九州大学COIプログラム「持続的共進化地域創成拠点」の研究リーダーとして,数学の社会実装に力を入れている.


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