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大島 久雄(おおしま ひさお) データ更新日:2024.04.11



大学院(学府)担当

学部担当

芸術工学部 芸術工学科 メディアデザインコース 比較演劇・メディア文化演習
芸術工学部 芸術工学科 メディアデザインコース メディアデザイン総合プロジェクトII

その他の教育研究施設名



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ホームページ
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電話番号
092-553-4468
FAX番号
092-553-4468
就職実績-他大学
就職実績有, 昭和63年4月福井大学教育学部講師
平成2年9月福井大学教育学部助教授
(平成7年4月九州芸術工科大学助教授)
取得学位
文学修士
学位取得区分(国外)
なし
専門分野
シェイクスピア
外国での教育研究期間(通算)
00ヶ年00ヶ月
活動概要
演劇文化の歴史性や地域性に注目し,インターテクスチュアリティの観点からのシェイクスピア受容に関する研究を行っている。近年は特にシェイクスピア劇翻案を中心に黒澤明等のシェイクスピア映画と娯楽ジャンル映画、及び蜷川幸雄・鈴木忠志・野村萬斎・栗田芳宏等の現代日本シェイクスピア演出におけるシェイクスピア受容の研究を進め、シェイクスピア受容インターテキスチュアリティ事例研究を行い、インターテクスチュアリティ受容批評理論を構築することが研究課題である。科研費研究としては平成18~19年度基盤研究(C)18520216「『テンペスト』受容研究:テキストと言説とインターテクスチュアリティ」、平成22~24年度基盤研究(C)22520252「翻案映画におけるシェイクスピア受容のインターテクスチュアリティ」を実施し、ワシントンとニューヨークの関連研究機関で調査を行い(2013, 2014)、プラハ(2011),ポルト(2011),ソウル(2012),ポルト(2013)における国際学会で研究成果を発表した。平成28~32年度基盤研究(C)16K02453「ヴィクトリア朝シェイクスピア視覚的受容のインターテクスチュアリティ」が採択され、本研究に関してストラットフォード・ロンドンにて開催のシェイクスピア没後400年記念シェイクスピア国際学会(2016)に参加してセミナー研究発表、マニラにおけるアジアシェイクスピア国際学会(2018)とドゥブロブニクにおける「心理と芸術」国際学会(2018)において関連研究発表を行い、2019年度には日本英文学会『英文学研究』Vol.XI(2019)に関連研究論文が掲載され、九州シェイクスピア研究会とシェイクスピア学会においてヴィクトリア朝シェイクスピア視覚的受容について研究発表を行った。平成3~6年度基盤研究(C)16K02453「シェイクスピア劇登場人物視覚的受容のインターテクスチュアリティ」が採択され、現在、この研究に取り組んでいる。2021年度よりシェイクスピア協会委員の学会担当としてシェイクスピア学会開催にも貢献している。教育活動としては、上記の演劇文化論と、卒業研究演習、比較映画・演劇演習、芸術文化施設論を専門科目として担当するとともに、大学院では演劇学特論を中心にシェイクスピアをケーススタディとして取り上げながら演劇理論・演出論を講じ、修士論文の指導を行っている。全学教育については英語担当。学部・学府・全学関連諸入試業務に携わり、2008年度から11年度まで二期学務委員を務めた。学部改組によりメディアデザインコース担当教員となった。社会活動としては、2007年3月までハイパーテキスト研究会を主宰し、市民対象公開講座「シェイクスピアの時代における演劇と王権」を開催し、2006年には岡垣サンリーアイにて講演付音楽会「真夏の夜のシェイクスピア」の企画・講演を行い、演劇文化教育や地域演劇文化調査、劇場見学・観劇体験授業などによって地域演劇文化育成への貢献に務めている。2012年9-10月市民対象公開講座「映画で楽しむシェイクスピア」(木曜日19:00-20:30)全5回、2013年9月公開講座「劇場で楽しむシェイクスピア」全4回,2014年9月公開講座「黒澤明で楽しむシェイクスピア」,2015年9月公開講座「オペラで楽しむシェイクスピア」を実施し,2017年11月公開講座「名優で楽しむシェイクスピア」、2019年9月公開講座「近現代演劇における女優の魅力」(全4回)を開き、受講者アンケートによると好評であった。2014年6月には新規市民対象公開講座「蓄音機でよみがえる大正昭和芸能文化」を開催し,新聞・ラジオ・テレビに取り上げられ大きな反響をよび,2015・2016・2017・2018・2019(年2回)・2020年とSPレコードを使用した芸能文化公開講座を継続している。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。