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宮田 潤子(みやた じゆんこ) データ更新日:2023.11.22

講師 /  医学研究院 保健学部門 看護学分野広域生涯看護学講座小児看護学


主な研究テーマ
総排泄腔異常症患者と家族に対する継続的包括的ケアシステムの構築
キーワード:総排泄腔遺残症、総排泄腔外反症
2018.04.
小児漢方に関する臨床的研究
キーワード:漢方、小児
2015.04~2016.03.
小児漢方に関する臨床的研究
キーワード:漢方、小児
2014.06~2015.03.
従事しているプロジェクト研究
クロアカnetプロジェクト
2022.01, 代表者:宮田潤子, 九州大学大学院医学研究院, 九州大学
総排泄腔疾患の患者・家族および治療に従事する医療者のための支援体制構築を目的として、情報ステーションの作成に取り組んでいる。資金源は厚生労働省政策事業(田口班)の予算を主に使用している。情報ステーションとしてのホームページとSNSアカウントを作成し、医療情報、研究情報、患者親の会、交流会情報などを提供できるようにしている。
ホームページ・・・http://pedsurg.kyushu-u.ac.jp/cloaca/
Facebook・・・https://onl.tw/DGg5RLq
Instagram・・・https://www.instagram.com/tsunagaruwawawa/
Twitter・・・https://twitter.com/tsunagaruwawawa.
研究業績
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 宮田 潤子, 貝沼 茂三郎, 岩中 剛, 江角 元史郎, 田口 智章, 小児外科領域における黄耆建中湯の応用, 小児外科(東京医学社), 2016.07, 黄耆建中湯は虚弱な小児に頻用される処方の一つで、小児科領域では熱を出しやすい虚弱小児の体質改善に推奨されている。しかし、小児外科領域においては、まだ使用頻度が比較的少ない処方である。黄耆建中湯の使用現状と、期待する今後の展開について述べる。黄耆建中湯は小児外科領域において、下痢・食欲不振などの消化器症状に加え、肛門周囲膿瘍・創傷治癒遅延等の皮膚疾患に対する効果が期待できる。黄耆建中湯は、手術や疾病により虚労に陥った患者のQOLを向上させる有効処方であり、小児外科領域においても、黄耆建中湯有効例の報告が増えることを期待したい。.
主要学会発表等
1. 宮田潤子,小幡聡,桐野浩輔,木下義晶,田尻達郎,田口智章, 総排泄腔遺残症での適切な支援構築に向けた患者と医師のニーズに関するアンケート調査, 第59回日本小児外科学会学術集会, 2022.05, 【背景】総排泄腔遺残症(以下、本疾患)患者は排尿、月経・性機能、排便の問題を抱えているが、これらの問題は表面化しにくく、移行期では小児外科医と成人患者との関係構築の難しさの一因となる。患者と患者家族の表面化しづらい思いと、医療者側のニーズも明らかにすることで、患者と医療者の共同での適切な支援体制構築を図ることが望ましい。
【目的】アンケート調査により、本疾患の患者と家族および、医師が感じる困難と問題解決に対するニーズを明らかにし、今後の適切な支援体制構築のための示唆を得ることを目的とした。
【方法】オンライン市民公開講座を開催した後にウェブ上での無記名アンケート調査への協力を依頼した。
【結果】オンライン市民公開講座参加者210名のうち104名からアンケートの回答が得られた。回答者のうち医師28名(小児外科13, 小児科5, 産婦人科4, 小児泌尿器科2, 泌尿器科2, 消化器外科1, 新生児科1)、本疾患患者家族28名、本疾患患者9名を分析の対象とした。
医師の感じる困難感は治療方針が決めにくい、手術が難しい、合併症の管理が大変といった治療に関する項目が多かった。一方、移行期に介入希望する診療科は精神科と産婦人科が多く、移行期に介入を希望する職種は臨床心理士、ソーシャルワーカーが多かった。介入を希望する具体的な内容としては性に関する悩みの相談、心の悩みの相談を希望する回答が多かった。患者家族の回答者は27名が母親であり、現在感じている困難感は排泄の管理と就学に関することが多かった。患者本人の感じる困難感は排泄・腟の管理の他、仕事やパートナー・医師との関係性といった人間関係も含まれていた。
患者が求める情報は予後・不妊治療・交流会の情報が多く、患者家族が求める情報は交流会・予後・セミナー・学会での取り組みの情報が多かった。医師が患者にとって有用と考える情報は福祉サービス・予後・ケア製品に関するものであるとの回答が多かった。
【考察】本疾患において患者・家族が感じる困難感は排泄の管理を中心に、患者の年齢とともに変化する。移行期においては、多くの医師が精神科・産婦人科の医師、臨床心理士、ソーシャルワーカーによる精神的・社会的・婦人科的問題への介入を求めていた。患者と家族が求めている情報は、医師が想定しているより、より先進的で学術的な情報を求めていると考える。.
2. 宮田潤子,濵田裕子,藤田紋佳,森口晴美,川田紀美子,小幡聡,桐野浩輔,林下里見,三原優希,植木慎吾,木下義晶,加藤聖子,田尻達郎,田口智章, 総排泄腔遺残症/外反症におけるピアサポート~Web会議システムの利用によるの新たな可能性~
, 第31回日本小児外科QOL研究会, 2021.11, 【背景】総排泄腔遺残症/外反症(本疾患)のような稀少疾患において、ピアサポートは重要である。しかしながら、稀少疾患ゆえに現存するコミュニティーは小さく、限定的であり、地域格差が生じているのが現状である。【目的】本疾患のピアサポート拡大と均てん化を図り、より広く、多くの患者の恩恵享受を目指す。【方法】Web式交流会を企画し、全国の患者・医療者らの参加を募った。【結果】Web式交流会を3回(各々46/50/39名参加)、Web式市民公開講座を1回(210名参加)開催した。参加者からは全国の仲間や医療者の存在を実感できた、自分の経験を役立ててほしい、さらに交流を深めたい、子育て中でも参加できた等の感想があった。【考察】Web会議システムによる交流は輪を広げるには簡便な方法であるが、交流を深めるためにはさらに工夫を要する。今後も開催方法を工夫しながら全国の患者と医療者を繋げる活動を続けたい。.
3. @宮田潤子, 発達障害によるこどもの心身不調に対する標治と本治を考える, 令和3年度第2回日本東洋医学会福岡・宮崎・大分・熊本4県合同県部会, 2021.10, 発達障害児の心身の不調に対する治療を行う際、抑肝散や大柴胡湯などの柴胡剤を頻用するが、これは患者のストレスや興奮を軽減させる「対症療法」いわゆる標治であると考える。発達障害児がストレスを感じたり、興奮する根底には、発達障害特性からくる不安や恐怖などがあるからであり、ここを緩和しなければ「本治」ではないという視点で述べる。.
4. 宮田潤子、小幡聡、桐野浩輔、入江敬子、大森淳子、伊崎智子、木下義晶、松浦俊治、田口智章, 患者の語りからみえた総排泄腔遺残症のトランジション医療問題と包括的支援策, 第58回 日本小児外科学会学術集会, 2021.04, 【背景】総排泄腔遺残症(本疾患)は稀少疾患かつ、病型や合併疾患により管理に難渋することもある難病である。生涯に亘り排泄障害を伴い、内・外性器奇形に伴うセクシュアリティ問題に苦しむ患者も多いことからその支援体制の構築が望まれる。一方で本疾患は稀少難病であるが故、施設単位での支援体制の構築は容易ではない。
【目的】患者の声を直接聞き、問題点を明らかにすることで、患者目線でのニーズに即した支援の在り方を検討する。
【方法】(1)患者・家族と医療者(多診療科・多職種)による交流会を3回開催した。患者らで形成されたコミュニティからの呼びかけにより、医療者側のコミュニティが合流する形で実現した。対面で2回、オンラインで1回行い、患者の直面する問題についてダイレクトに意見をもらった。オンライン開催では、九州外からも多くの患者・家族・医療者の参加があり、ブレイクアウトセッションを使用した少人数による意見交換も交えた。(2)本学保健学部門看護学分野において、本疾患患者に対するインタビュー研究を行った。対象者は9名(17歳~42歳(平均29±7.1歳))、インタビュー時間は78~188分(平均127.3±29.8分))で、インタビュー内容を質的記述的かつ帰納的に分析した。
【結果】(1)と(2)の語りから本疾患のトランジション医療における問題点は以下の通り抽出された。
① 告知と病状説明の不足による自身の病気への認識の不充分さ
② 女性として生きる自信が揺らぐ、行き場のないセクシュアリティ問題
③ 排泄障害のためにあきらめるキャリアアップや直面する経済的困難
④ 医療情報の不足にともなう受診行動の自由度の低さ
【考察】これらの問題に対する策として、
① 親の疾患理解度の確認・幼少期から成人期における患者本人の発達理解とライフイベントに応じた段階的な告知と疾患説明
② 助産師、ピアサポートの力を借りた、性交の問題やパートナーとの関係構築に関する踏み込んだ情報提供あるいは情報交換の機会の提供
③ 内部障害に対する社会の理解促進・経済的支援を求める意見の吸い上げと難病相談支援センターとの連携
④ 医療施設毎に提供可能な治療やサービスおよび疾患に関する最新情報の周知
を考える。患者と医療者への包括的かつ継続的な情報提供の場として、オンラインの利用は稀少難病患者の孤立を緩和し、支援の均てん化に有用であると考える。.
5. 宮田潤子、貝沼茂三郎、入江敬子、樗木晶子, 発達障害に伴う排泄障害に漢方治療が奏功した4例, 第45回日本東洋医学会九州支部学術総会, 2019.11, 【はじめに】発達障害には自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動性障害(ADHD)等を含み、個々の疾患特性による一次障害の症状に遺糞症、遺尿症という排泄障害を伴うことがある。【症例】(症例1)9歳男児。便失禁と高度な便秘を主訴に受診。ASDと知的障害合併。トイレに座れず、排便習慣未獲得。柴胡清肝湯が奏功し、14ヶ月で排便習慣獲得。(症例2)5歳男児。高位鎖肛術後便失禁が持続。ASD合併。抑肝散で便失禁頻度減少。(症例3)7歳男児。便失禁を主訴に受診。ASD傾向を伴うADHD合併。聴覚過敏あり。大柴胡湯で便失禁頻度減少し、聴覚過敏軽快。(症例4)7歳女児。便・尿失禁を主訴に受診。多動を伴わない注意欠如障害と診断。大建中湯と桂枝加竜骨牡蛎湯で便・尿失禁消失。【まとめ】排泄障害のみではなく、患者それぞれの発達障害の特性に着目して治療を行うことで症状が緩和できることが漢方治療の優れた点である。.
6. 宮田潤子, 発達障害に伴う消化管症状への漢方治療の可能性, 第56回日本小児外科学会学術集会, 2019.05, 【はじめに】発達障害には自閉スペクトラム症や注意欠如多動性障害等を含み、それぞれの疾患特性により、遺糞・遺尿症、摂食障害など、あるいは、周囲とのコミュニケーションでのストレスによる様々な症状を合併するが、当科では、症状そのものだけではなく、発達障害の特性に着目した漢方治療を行っている。
【結果】2015年1月~2019年4月に当院小児漢方外来を受診した発達障害患者は18例(男児8例、女児10例)で、このうち消化管症状を主訴に受診した患者は11例(男児5例、女児6例)であった。症状(重複あり)は消化管関連症状としては便失禁(4例)、腹痛(3例)、食欲不振・便秘(それぞれ2例)、周期性嘔吐症・摂食障害(それぞれ1例)で、主訴の半数以上と占めていた。消化管症状を主訴に受診した患者11例のうち6例が初診時に発達障害の診断がなく、経過中に確定診断に至った。6例の内訳は男児2例(1歳、5歳)、女児(7歳、11歳、12歳、12歳)(年齢は初診時)で、女児では発達障害の診断が遅い症例が目立った。
【症例】(症例1)9歳男児。初診時に自閉スペクトラム症の診断あり。便失禁と便秘を主訴に受診。トイレに座れず、排便習慣未獲得。遺糞症のため常時下着内に便失禁を認めた。胸脇苦満、皮膚の浅黒さや乾燥を目標に柴胡清肝湯開始後1ヶ月後より排便行動の改善を認め、14ヶ月後には遺糞が消失した。(症例2)7歳女児。経過中に多動を伴わない注意欠如障害の診断に至った。小学校入学後より便・尿失禁が頻回となった。腹部の冷えに対し大建中湯、不安による複数回の中途覚醒に対し桂枝加竜骨牡蛎湯を投与、排便のタイミングを指導。以後、便・尿失禁は消失した。
【まとめ】原因不明の消化管症状に対して、いわゆる「病名処方」で効果が得られない場合には、発達障害の有無を確認すること、発達障害がある場合、その特性を目標とした漢方治療が治療上のbreakthroughの一助となる可能性がある。.
7. 宮田 潤子, こどもの腸とこころに効く漢方, 第116回筑豊臨床栄養研究会, 2016.08, 東洋医学では心身一如、五行説に基づいた理論が重要視される。つまり、体の臓器と心はお互いに関係しあっているということである。小児の術後食欲不振、術後排便障害に対して、心の面を重視した処方を選択することによって、奏効した症例を呈示し、漢方薬による治療効果促進の可能性を説く。.
8. 宮田 潤子, 小児外科での漢方薬治療-私はこのように漢方薬を使っています-肛門周囲膿瘍治療の立場より, 第53回日本小児外科学会学術集会, 2016.05, 肛門周囲膿瘍に対する漢方治療が広く行われるようになってきた。排膿散及湯、十全大補湯が主に使用されており、これらの処方の構成生薬、作用機序、使い分けについて述べる。また、下痢を伴う肛門周囲膿瘍の場合、難治性になりやすい。このような場合には、下痢と化膿巣ともに奏効する黄耆建中湯が効くことがある。黄耆建中湯を選択する際のポイントについても述べるとともに、これらの3種類の処方の使い分け、併用の仕方についても述べる。.
9. 宮田 潤子, 岩中 剛, 神保 教広, 江角 元史郎, 永田 公二, 後藤 由紀子, Taguchi T, 小児外科領域における食欲不振・体重増加不良患者への漢方治療の現状と有効例からみた処方選択のポイント, 第31回日本静脈経腸栄養学会学術集会, 2016.02, 【目的】食欲不振・体重増加不良の患者に対して、当科では漢方治療を併用することがあり、その現状と有効性について検討した。【方法】2014年6月~2015年7月に、食欲不振や体重増加不良に対して漢方治療介入を行った10例の患者背景、有効性、処方内容について検討した。【結果】平均年齢は8.5歳(10ヶ月~27歳)、男女比は7:3、主訴は食欲不振5例、体重増加不良3例、食欲不振+体重増加不良2例であった。補脾剤の他、理気剤も奏効していた。【結論】患者背景は様々であり、状態に則した処方選択が必要である。.
10. 宮田 潤子, 貝沼 茂三郎, 江角 元史郎, 鳥尾 倫子, 酒井 康成, 永田 公二, 松浦 俊治, 木下 義晶, Taguchi T, 重症心身障害児の諸症状に対する漢方治療による介入の経験, 第20回日本小児外科漢方研究会, 2015.10, 重症心身障害児の諸症状に対し、漢方治療を行った3例について報告する。【症例1】5歳男児。虚血性低酸素脳症で、胃食道逆流症に対し胃瘻造設・腹腔鏡下噴門形成術施行。術後嘔吐に対して人参湯と抑肝散から治療開始し、随証治療で嘔吐消失。【症例2】13歳女児。脊髄小脳変性症で、摂食障害・四肢血流障害に対して当帰四逆加呉茱萸生姜湯が奏効した。【症例3】10歳女児。多系統萎縮症。睡眠障害、便秘傾向、腹部膨満に対し、柴胡桂枝乾姜湯が奏効した。.
11. 宮田 潤子, 貝沼 茂三郎, 江角 元史郎, 永田 公二, 木下 義晶, 田口 智章, 小児における小建中湯、黄耆建中湯の使用現状と有用性に関する検討, 第52回日本小児外科学会学術集会, 2015.05.
学会活動
所属学会名
日本小児看護学会
日本小児東洋医学会
日本周産期・新生児医学会
日本小児血液・がん学会
日本東洋医学会
日本外科学会
日本小児外科学会
学協会役員等への就任
2023.06~2025.06, 日本小児外科学会, 評議員.
2021.06, 日本小児外科学会, ガイドライン委員.
2021.01, 日本東洋医学会九州支部, 事務局長.
2021.04~2022.03, 日本小児外科学会, 評議員.
2019.10, 看護学系漢方教育研究会, 幹事.
2012.10, 日本小児外科漢方研究会, 幹事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2023.06.16~2023.06.18, 第73回日本東洋医学会学術総会, 準備委員会.
2021.11.27~2021.11.27, 2021年度実践漢方看護セミナー, 座長.
2021.10.28~2021.10.29, 第25回日本小児外科漢方研究会, 座長.
2021.04.28~2021.04.30, 第58回日本小児外科学会学術集会, 座長.
2020.12.19~2020.12.19, 2020年度実践漢方看護セミナー, 座長.
2019.10.17~2019.10.17, 第24回日本小児外科漢方研究会, 座長.
2019.05.23~2019.05.25, 第56回日本小児外科学会学術集会, スポンサードシンポジウムにおける演者.
2018.11.02~2018.11.02, the 13th international forum of health sciences in kyushu university 2018, 実行委員.
2016.08.28~2016.08.28, 市民公開講座, 座長(Chairmanship).
2016.05.24~2016.06.26, 第24回アジア小児外科学会(AAPS 2016), 学会運営(プログラム編集、共催企業との連携).
2015.10.30~2015.10.30, 第20回日本小児外科漢方研究会, 事務局.
2015.10.30~2015.10.30, 第20回日本小児外科漢方研究会, 座長(Chairmanship).
2014.10.31~2014.10.31, 第19回小児外科漢方研究会, 座長(Chairmanship).
受賞
第45回日本東洋医学会九州支部学術総会奨励賞, 日本東洋医学会九州支部, 2019.11.
第28回(2019年度)ヘルスリサーチ研究助成, 公益財団法人ファイザーヘルスリサーチ振興財団, 2019.12.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2020年度~2023年度, 基盤研究(C), 分担, 女性医師のワークモチベーションを上昇させる動機づけモデルの樹立.
2021年度~2023年度, 基盤研究(C), 代表, 排泄障害をもつ女性患者の女性としての生き方を知る.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 分担, 腸管神経節細胞僅少症への幹細胞移植における大建中湯を用いた治療戦略の開発
.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 分担, 総排泄腔遺残症患者の母子関係の特徴と家庭における性教育との関連.
2014年度~2016年度, 挑戦的萌芽研究, 分担, 共焦点内視鏡とスペクトロスコープによるHybrid消化管神経叢診断システムの確立.
2016年度~2017年度, 基盤研究(C), 分担, ヒルシュスプルング病類縁疾患におけるアセチルコリンレセプター発現の解析.
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2023年度~2025年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 希少難治性消化器疾患の長期的QOL向上と小児期からのシームレスな医療体制構築.
2020年度~2022年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 難治性小児消化器疾患の医療水準向上および移行期・成人期のQOL向上に関する研究.
2014年度~2015年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, (難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業)先天性難治性稀少泌尿生殖器疾患群(総排泄遺残、総排泄外反、MRKH症候群)におけるスムーズな成人期医療移行のための分類・診断・治療ガイドライン作成.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2019年度~2020年度, ファイザーヘルスリサーチ振興財団ヘルスリサーチ研究助成, 代表, 総排泄腔遺残症患者に対するピアサポートの促進とその効果に関する研究.
2017年度~2019年度, 日本漢方医学教育振興財団, 分担, 双方向性授業による汎用性の高い漢方モデル授業の開発研究.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2021.11~2023.10, 分担, アクティブラーニングによる症例検討モデル授業ガイド開発研.
2021.05~2022.12, 連携, 医師のワークモチベーションを維持する動機づけ因子の研究.

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