九州大学 研究者情報
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鈴木 篤(すずき あつし) データ更新日:2024.02.28



大学院(学府)担当

学部担当



ホームページ
https://kyushu-u.elsevierpure.com/ja/persons/atsushi-suzuki-2
 研究者プロファイリングツール 九州大学Pure
https://researchmap.jp/atsuzuki
これまでに執筆した研究論文や著書など、研究業績を中心に掲載しています。 .
取得学位
博士(教育学)
専門分野
教育動態論(教育学史、教育と社会のシステム間関係、教育実践の分析)
活動概要
【自身の研究について】
ニクラス・ルーマンの社会システム理論を手がかりとして、①個人と個人というシステム間の相互作用として教育実践を理論的に分析したり、②社会の各機能システム(経済、政治、福祉、等)と教育システムとの関係を解明したり、③学問をシステムとしてらえた際に教育学や教育学内の各部分領域がどのように発展してきたのかを研究したりしています。

【教育実践との関わり方について】
その中でも教育実践に関してであれば、自らはとりわけ道徳教育や学級経営を専門としていますが、学部生・大学院生の指導にあたっては、英語科や算数・数学科など、各教科の授業がいかなるメカニズムや社会的機能を持っているのかについての研究も支援しています。

【学部・大学院の指導について】
卒論ゼミや大学院での指導では、理論的かつメタに捉える視点(たとえば授業等をより構造的・機能的に捉える視点)に関心を持つ方であれば、九州大学教育学部生も、他大学・他学部からの進学者、働きながら学ぶ意欲のある学校教員の方も、等しく歓迎しています。

学部・大学院のゼミは基本的には毎週1回行い、月に2回は学部生と大学院生が合同で、月に2回は学部生と大学院生を分けた形式でそれぞれ開催しています。(ゼミの開催形式は大学や教員によって異なりますが、本ゼミでは基本的に各学生・院生による研究成果報告と相互の質問やアドバイスなどを中心としています。)

過去・現在の指導テーマには、たとえば次のようなものがあります(現在、模索中の方のテーマも含んでいます)。
 ・メディア論
 ・大学教育と企業との接続(大学教育の職業的レリバンス)
 ・国語教育と社会的変化の関係性
 ・Ch.テイラーとコミュニタリアニズム
 ・教育放送の機能
 ・英語授業におけるコミュニケーション
 ・算数・数学教育における数学的知識と教育的知識の関係性

大学院での学修・研究に関しては、真剣に研究に取り組む方である限り、修士課程の修了をゴールとする方も、博士後期課程まで進み研究者(大学教員等)となることを目指す方も、どちらも歓迎いたします。

また、ドイツ語を用いた教育学研究についても指導を行っておりますので、(場合によっては生涯の仕事として)ドイツと関わった研究関係の仕事に就きたい、あるいはドイツ語を用いて教育や社会に関する研究を行う研究者を目指したいという方(これまでは教育学を必ずしも専門としてこなかった方)もご相談ください。

【研究生の受入れについて】
私自身は現在、研究生の受入れを行っていません。関心を持っていただいた方には、直接、大学院を受験していただければありがたく存じます。

【大学院進学の相談について】
なお、私自身の研究室への大学院進学だけでなく、教育システム専攻のどの研究室・指導教員についても、(教育学部・他学部・他大学・社会人からの)大学院進学に関する相談に応じています。(相談に応じるために最低限必要な教育システム専攻教員内での共有を除き、相談内容や相談有無の事実を外部にお伝えすることはありません。)
九州大学大学院人間環境学府 教育システム専攻への進学をお考えの方は、 inshikouhou.ku.ed の後に @gmail.com をつけ、このアドレスまでメールでお問い合わせください。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。