都心部における人流変容メカニズムの解明と予測モデルの構築
キーワード:都心部、人流データ、モバイルビッグデータ、GIS
2022.10~2024.03.



蕭 耕偉郎(しよう こうじろう) | データ更新日:2023.09.25 |

主な研究テーマ
ネオリベラル都市の空間変容過程の解明と包容都市計画論の構築に関する国際比較研究
キーワード:ネオリベラリズム,インクルーシブ都市,グローバリゼーション,ジェントリフィケーション,社会格差
2020.04~2023.03.
キーワード:ネオリベラリズム,インクルーシブ都市,グローバリゼーション,ジェントリフィケーション,社会格差
2020.04~2023.03.
都市公園での利用者実態にみるPPP型再生手法の効果とサードプレイス機能
キーワード:都市公園,回遊行動,天王寺公園,てんしば,Park-PFI
2019.04~2022.03.
キーワード:都市公園,回遊行動,天王寺公園,てんしば,Park-PFI
2019.04~2022.03.
従事しているプロジェクト研究
遊休空間活用型都市農園による社会的効果への体系的理解と評価指標構築の国際比較研究
2022.04~2026.03, 代表者:蕭 耕偉郎, 九州大学, 日本学術振興会(日本)
本研究では遊休空間活用型都市農園による社会的効果を体系的に理解し、その評価指標を構築するとともに指標の効果を検証することを目的とする。持続可能な循環型社会の実現への期待から多様な機能を有する都市農業の重要性が国内外で注目されている中、本研究は人口減少社会の中で増え続ける遊休地、屋上空間、庭先空間などの多様な遊休空間を活用した「遊休空間活用型都市農園」(以下、都市農園)に着目し、1)都市農園の社会的効果への体系的理解:国内外の事例を幅広く収集・整理し、都市農園とその社会的効果の類型化を行う。2)都市農園による社会的効果の評価指標構築:「運営」と「利用」の2側面から評価指標を構築する。3)大阪市・台北市を対象とした実証的に分析・評価・国際比較:人口規模、都市構造が類似する2都市の都市農園の複数事例それぞれの社会的効果を実証的に分析・評価する。以上から、評価指標の構築と個別の都市農園事例への改善提言を示すことを成果と想定する。.
2022.04~2026.03, 代表者:蕭 耕偉郎, 九州大学, 日本学術振興会(日本)
本研究では遊休空間活用型都市農園による社会的効果を体系的に理解し、その評価指標を構築するとともに指標の効果を検証することを目的とする。持続可能な循環型社会の実現への期待から多様な機能を有する都市農業の重要性が国内外で注目されている中、本研究は人口減少社会の中で増え続ける遊休地、屋上空間、庭先空間などの多様な遊休空間を活用した「遊休空間活用型都市農園」(以下、都市農園)に着目し、1)都市農園の社会的効果への体系的理解:国内外の事例を幅広く収集・整理し、都市農園とその社会的効果の類型化を行う。2)都市農園による社会的効果の評価指標構築:「運営」と「利用」の2側面から評価指標を構築する。3)大阪市・台北市を対象とした実証的に分析・評価・国際比較:人口規模、都市構造が類似する2都市の都市農園の複数事例それぞれの社会的効果を実証的に分析・評価する。以上から、評価指標の構築と個別の都市農園事例への改善提言を示すことを成果と想定する。.
エリアマネジメント団体による景観マネジメント活動の実態とその効果に関する研究
2019.04~2023.03, 代表者:嘉名 光市, 大阪公立大学, 日本学術振興会(日本)
本研究は、地域の良好な景観形成に資する主体および活動として、エリアマネジメント団体による景観マネジメント活動に着目して国内外調査を実施する。東京・横浜・大阪などの先進事例調査を踏まえ、全国アンケート調査を設計・実施し、全国における団体の活動実態を解明する。更に、海外事例調査として北米、ドイツ、フランスや台湾などを対象に団体調査・行政調査から、効果実証調査のための枠組みを得る。また、全国アンケート調査の結果から各類型の代表事例を抽出して、団体調査と行政調査を進めると共に、効果実証調査として来街者アンケート調査、観察追跡調査などから景観マネジメントによる景観向上や賑わい効果を検証する。.
2019.04~2023.03, 代表者:嘉名 光市, 大阪公立大学, 日本学術振興会(日本)
本研究は、地域の良好な景観形成に資する主体および活動として、エリアマネジメント団体による景観マネジメント活動に着目して国内外調査を実施する。東京・横浜・大阪などの先進事例調査を踏まえ、全国アンケート調査を設計・実施し、全国における団体の活動実態を解明する。更に、海外事例調査として北米、ドイツ、フランスや台湾などを対象に団体調査・行政調査から、効果実証調査のための枠組みを得る。また、全国アンケート調査の結果から各類型の代表事例を抽出して、団体調査と行政調査を進めると共に、効果実証調査として来街者アンケート調査、観察追跡調査などから景観マネジメントによる景観向上や賑わい効果を検証する。.
生活困窮者自立支援の実践に見る社会包摂原理の日本的受容に関する学際的探究
2021.04~2025.03, 代表者:水内 俊雄 , 大阪市立大学, 日本学術振興会(日本)
2002年のホームレス自立支援法以降、生活保護をベースとした「最後のセーフティネット」は、派遣村以降の政策推進で一挙に展開し、2015年に生活困窮者自立支援法で重層化された。この新たなセーフティネットを「基底のセーフティネット」と独自に呼称し、欧州発の社会包摂の原理を取り込みつつ特殊日本的制度化を遂げたこの2010年代の特質を明らかにする。そこで萌芽した社会包摂の内容を福祉による包摂、就労による包摂・金融による包摂といった概念で整理することで、欧米との差異の測量を目指す。サードセクターの存在の強弱により実践に著しい地域差がある、こうした活動の社会的イノベーションという実践的役割も担っている。.
2021.04~2025.03, 代表者:水内 俊雄 , 大阪市立大学, 日本学術振興会(日本)
2002年のホームレス自立支援法以降、生活保護をベースとした「最後のセーフティネット」は、派遣村以降の政策推進で一挙に展開し、2015年に生活困窮者自立支援法で重層化された。この新たなセーフティネットを「基底のセーフティネット」と独自に呼称し、欧州発の社会包摂の原理を取り込みつつ特殊日本的制度化を遂げたこの2010年代の特質を明らかにする。そこで萌芽した社会包摂の内容を福祉による包摂、就労による包摂・金融による包摂といった概念で整理することで、欧米との差異の測量を目指す。サードセクターの存在の強弱により実践に著しい地域差がある、こうした活動の社会的イノベーションという実践的役割も担っている。.
空き地の時間的集約・再編とそのマネジメント手法の体系化
2021.04~2025.03, 代表者:遠藤 新 , 工学院大学, 日本学術振興会(日本)
縮退局面にある都市の市街地において暫定利用が実践された空き地の動態に着目し、空き地利用とその前後を含む変容プロセス(資源化→暫定利用→空き地復帰→維持管理)がどのような制度・計画・体制等の仕組みの下にマネジメントされたのかを時系列で分析する。次に、市街地全体の変容に着目して、市街地改善と空き地変容プロセスの関係の分析から、空き地変容プロセスが市街地に与えた改善効果の評価を行う。以上を元に、市街地改善に効果をもたらす空き地変容プロセスとそれをマネジメントする諸仕組みの関係を整理し、市街地改善効果をもたらす「空き地利用の時間的な集約・再編」の手法として体系的に提示する。.
2021.04~2025.03, 代表者:遠藤 新 , 工学院大学, 日本学術振興会(日本)
縮退局面にある都市の市街地において暫定利用が実践された空き地の動態に着目し、空き地利用とその前後を含む変容プロセス(資源化→暫定利用→空き地復帰→維持管理)がどのような制度・計画・体制等の仕組みの下にマネジメントされたのかを時系列で分析する。次に、市街地全体の変容に着目して、市街地改善と空き地変容プロセスの関係の分析から、空き地変容プロセスが市街地に与えた改善効果の評価を行う。以上を元に、市街地改善に効果をもたらす空き地変容プロセスとそれをマネジメントする諸仕組みの関係を整理し、市街地改善効果をもたらす「空き地利用の時間的な集約・再編」の手法として体系的に提示する。.
ネオリベラル都市の空間変容過程の解明と包容都市計画論の構築に関する国際比較研究
2020.04~2023.03, 代表者:城所 哲夫, 東京大学, 日本学術振興会(日本)
グローバル化の進展を背景として、マーケット重視、規制緩和による都市開発の促進、公営住宅等の福祉的都市施策の削減等を特徴とするネオリベラリズム(新自由主義)都市政策のグローバルな展開のもとで、世界の大都市では社会的格差の増大すなわち都市の分断が進行している。この問題に対して都市計画はどのように応えることができるか。この点に本研究の基本的問題意識がある。このような問題意識のもとで、本研究の目的は、ネオリベラリズム都市政策のもとで形成される都市空間をネオリベラリズム都市空間と定義し、以下の2つの仮説を検証した上で、包容(inclusive)都市計画論を構築することである。.
2020.04~2023.03, 代表者:城所 哲夫, 東京大学, 日本学術振興会(日本)
グローバル化の進展を背景として、マーケット重視、規制緩和による都市開発の促進、公営住宅等の福祉的都市施策の削減等を特徴とするネオリベラリズム(新自由主義)都市政策のグローバルな展開のもとで、世界の大都市では社会的格差の増大すなわち都市の分断が進行している。この問題に対して都市計画はどのように応えることができるか。この点に本研究の基本的問題意識がある。このような問題意識のもとで、本研究の目的は、ネオリベラリズム都市政策のもとで形成される都市空間をネオリベラリズム都市空間と定義し、以下の2つの仮説を検証した上で、包容(inclusive)都市計画論を構築することである。.
都市公園での利用者実態にみるPPP型再生手法の効果とサードプレイス機能
2019.04~2022.03, 代表者:蕭 耕偉郎, 九州大学, 日本学術振興会(日本)
都市公園では近年、Park-PFIや指定管理者制度など「PPP型再生手法」が導入されている。本研究では、①利用者実態に基づくサードプレイス機能の定量的把握の可能性、②PPP型再生手法とサードプレイス機能との関係性、を仮説に東京と大阪の都市公園を対象に実証を進める。2019年度に各事例での異なる再生手法の管理運営の実態把握を行い、再生手法が異なる都市公園での利用者実態把握のための予備調査を実施する。2020年度は同様の手法により本調査を行う。2021年度は、以上の調査結果に基づく空間分析とデータ分析から仮説を検証し、異なる再生手法によるサードプレイス機能への影響を解明する。.
2019.04~2022.03, 代表者:蕭 耕偉郎, 九州大学, 日本学術振興会(日本)
都市公園では近年、Park-PFIや指定管理者制度など「PPP型再生手法」が導入されている。本研究では、①利用者実態に基づくサードプレイス機能の定量的把握の可能性、②PPP型再生手法とサードプレイス機能との関係性、を仮説に東京と大阪の都市公園を対象に実証を進める。2019年度に各事例での異なる再生手法の管理運営の実態把握を行い、再生手法が異なる都市公園での利用者実態把握のための予備調査を実施する。2020年度は同様の手法により本調査を行う。2021年度は、以上の調査結果に基づく空間分析とデータ分析から仮説を検証し、異なる再生手法によるサードプレイス機能への影響を解明する。.
研究業績
主要著書
その他の優れた研究業績
2022.09, 2022年度日本建築学会大会(北海道)都市計画部門 パネルディスカッション資料集「縮小時代における空き地活用の方法論」の企画・編集.
2022.05, 2021 年度日本建築学会大会(東海)特別研究部門 研究懇談会資料集「縮小社会における地域包摂型まちづくりの在り方」の企画・作成.
学会活動
学協会役員等への就任
2020.04~2022.03, 日本建築学会 地域包摂型まちづくり[若手奨励]特別研究委員会, 委員長.
2021.04~2022.03, The 17th Conference of Asian and African City Planning (AACP2021), ASIAN AND AFRICAN CITY PLANNING GROUP, 幹事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2022.12.10~2022.12.11, 第18回アジア・アフリカ都市計画研究発表会, 主催者.
2021.09.07~2021.09.10, 2021年度⽇本建築学会⼤会 特別研究部⾨ 研究協議会「縮小社会における地域包摂型まちづくりの在り方」, 司会.
2021.09.07~2021.09.10, 「都市計画部門 参加プロセスと運営」:2021年度日本建築学会大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会, 副司会.
2021.09.07~2021.09.10, 「空き地から始めるまちづくりの展開」:2021年度日本建築学会大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会, 司会.
2021.12.19~2021.12.19, 17th Conference of Asian and African City Planning, 2021, Section chair.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2022.08~2022.12, The 18th Conference of Asian and African City Planning (AACP2022) Proceedings , 国際, 編集委員長.
2021.04~2022.03, The 17th Conference of Asian and African City Planning (AACP2021) Proceedings , 国際, 編集委員長.
2019.04~2022.03, 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集(2019年17巻、2020年18巻、2021年19巻), 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2022年度 | 13 | 8 | 12 | 15 | 48 |
2021年度 | 10 | 8 | 17 | 17 | 52 |
受賞
Japan Architectural Review Awards, The 2021 Best Paper Awards, Architectural Institute of Japan, 2022.09.
2020年度大阪市立大学若手研究者奨励賞:恒藤恭記念奨励賞, 大阪市立大学, 2020.11.
2013年台湾都市計画学会・日台都市計画奨励賞, 2013.08.
2016年(第10回)台湾物業管理学会・佳作論文奨, 2016.06.
2017年(第11回)台湾物業管理学会・優良論文奨, 2017.06.
2018年日本建築学会奨励賞, 2018.09.
2017年度日本都市計画学会賞・論文奨励賞, 公益社団法人 日本都市計画学会, 2018.06.
第4回一般財団法人住総研博士論文賞, 2019.06.
大阪市立大学教員活動表彰:若手教員教育研究活動分野, 2019.06.
2019年(第13回)台湾物業管理学論文賞第2位, 2019.06.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2024年度, 基盤研究(B), 分担, 生活困窮者自立支援の実践に見る社会包摂原理の日本的受容に関する学際的探究.
2021年度~2024年度, 基盤研究(B), 分担, 空き地の時間的集約・再編とそのマネジメント手法の体系化.
2022年度~2025年度, 若手研究, 代表, 遊休空間活用型都市農園による社会的効果への体系的理解と評価指標構築の国際比較研究.
2018年度~2020年度, 基盤研究(B), 分担, 分極化する都市空間におけるレジリエントな地域再成と包容力ある都市論の構想.
2019年度~2021年度, 若手研究, 代表, 都市公園での利用者実態にみるPPP型再生手法の効果とサードプレイス機能.
2019年度~2022年度, 基盤研究(B), 分担, エリアマネジメント団体による景観マネジメント活動の実態とその効果に関する研究.
2020年度~2022年度, 基盤研究(B), 分担, ネオリベラル都市の空間変容過程の解明と包容都市計画論の構築に関する国際比較研究.
日本学術振興会への採択状況(科学研究費補助金以外)
2019年度~2021年度, 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業グローバル展開プログラム, 分担, グローバル化のなかの都市分断と社会的紐帯に関する近隣効果の国際比較研究.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2022.12~2023.03, 代表, 令和4年度研究データエコシステム構築事業ユースケース.
2022.04~2024.03, 分担, 生物多様性の保全に貢献する OECM のガバナンス構造に関する研究.
寄附金の受入状況
2022年度, カインズデジタルイノベーション財団, カインズデジタルイノベーション財団 2022 年度助成金.
2020年度, 公益財団法人日立財団, 2020年度(第52回)倉田奨励金/モバイル型ビッグデータの活用に基づく都心部の歩道空間における歩行者の回遊行動の変遷と特徴に関する研究.


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