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著書一覧
小黒 康正(おぐろ やすまさ) データ更新日:2022.05.18

教授 /  人文科学研究院 文学部門


著書
1. 小黒康正, 水の女 トポスへの船路(新装版), 2021.07,  ヨーロッパ文学に頻出する「水の女」は、人間の魂を求める「物質存在」であり、「陸の男」を水底へと誘う「女性存在」であり、新しいポエジー言語を導く「言語存在」である。その意味で、件の「他者」は、人間と物質が、男性と女性が、言語と言語にならざるものが出会う場所において繰り返される常套句であり、濃密な文学空間を培うトポスと言えよう。
 本書は、「水の女」の誘惑手段に身体論的に着眼しながら、同系譜を神話的始原から黙示録的終末まで追う「オデュッセイア」である。我々は「長い船路」にて水底へと誘われてしまうかもしれない。トポスとしての「水の女の物語」は、新しい男女のあり方、新しい言葉、「どこにもない場所」、つまり「ウ・トポス」の模索を既存の世界にいる我々に促す。文学は「ユートピア」である。航海には常に危険が伴う。.
2. 小黒康正, 水の女 トポスへの船路, 2012.04,  ヨーロッパ文学に頻出する「水の女」は、人間の魂を求める「物質存在」であり、「陸の男」を水底へと誘う「女性存在」であり、新しいポエジー言語を導く「言語存在」である。その意味で、件の「他者」は、人間と物質が、男性と女性が、言語と言語にならざるものが出会う場所において繰り返される常套句であり、濃密な文学空間を培うトポスと言えよう。
 本書は、「水の女」の誘惑手段に身体論的に着眼しながら、同系譜を神話的始原から黙示録的終末まで追う「オデュッセイア」である。我々は「長い船路」にて水底へと誘われてしまうかもしれない。トポスとしての「水の女の物語」は、新しい男女のあり方、新しい言葉、「どこにもない場所」、つまり「ウ・トポス」の模索を既存の世界にいる我々に促す。文学は「ユートピア」である。航海には常に危険が伴う。.
3. Keiko Oshima-Gerisch u. Yasumasa Oguro: , Fukuoka kara konnichiwa! CD Book. Japanisch für Hörer aller Fachrichtungen, 2 Bände. , Forum für Sprache und Gesellschaft Japans e.V. Sprachzentrum der Universität Augusburg. München 2007., 2007.04.
4. 小黒康正編, トーマス・マン『魔の山』の「内」と「外」——新たな解釈の試み——, 日本独文学会研究叢書041号(2006), 編集作業の他に、「まえがき」(1-2頁)、「『魔の山』を見渡す——研究史概観——」(3-6頁)、「忘却と想起——『魔の山』におけるディオスクロイ——」(17-29頁)を執筆担当。, 2006.03.
5. Keiko Oshima-Gerisch u. Yasumasa Oguro: , Fukuoka kara konnichiwa! Japanisch für Hörer aller Fachrichtungen, 2 Bände. , Forum für Sprache und Gesellschaft Japans e.V. Japan-Zentrum der Ludwig-Maximilians-Universität München. Sprachzentrum der Universität Augusburg. München 2004. , 2004.04.
6. 編集者:Hannelore Scholz (執筆者:Sakue Ogawa, Semba Reiko, Yasumasa Oguro 他), Undine geht nach Japan. Zu interkulturellen Problemen der Ingeborg Bachmann-Rezeption in Japan., Travo Verlag (Berlin), Yasumasa Oguro: Opferung und Apokalypse - Intertextualitaet zwischen Ingeborg Bachmanns "Undine geht" und Kyoka Izumis "Yashaga-ike". S.55-68., 2001.12.
7. 小黒康正, 黙示録を夢みるとき トーマス・マンとアレゴリー, 鳥影社, 2001.02.

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