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大部 一成(おおぶ かずなり) データ更新日:2023.11.08

講師 /  九州大学病院 口腔顎顔面外科 歯学研究院口腔顎顔面病態学講座


主な研究テーマ
口腔がんの集学的治療
キーワード:口腔がん、治療、外科的療法、化学放射線療法、摂食嚥下機能評価とリハビリテーション
1985.04.
摂食嚥下障害とそのリハビリテーション
キーワード:摂食嚥下障害、口腔がん手術後、乳幼児、リハビリテーション、VF
1999.04.
口腔がん治療における口腔内細菌叢の解析
キーワード:口腔がん、細菌叢、放射線化学療法、唾液、次世代シーケンサー
2010.04.
口腔癌とEBウイルス
キーワード:口腔癌、エプスタインバーウイルス、EBV、発癌
1997.04~2009.03.
口腔癌の温熱療法
キーワード:口腔癌、温熱療法、ハイパーサーミア
1985.04.
従事しているプロジェクト研究
AIを実装した嚥下機能検査によるオーラルフレイルの評価の実証研究
2019.09~2020.03, 代表者:杉浦 剛, 鹿児島大学
九州大学病院顎口腔外科で嚥下障害と診断された患者を対象として、嚥下機能計測機器「GOKURI」を用いて飲み込みの音を評価し、嚥下障害の診断を確立する。.
口腔がんの化学放射線療法時に発生する口腔粘膜炎および関連疾患に対するアミノ酸含有食品摂取の有用性についての研究
2016.08~2019.06, 代表者:中村誠司, 九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態学講座顎顔面腫瘍制御学分野, 九州大学
 口腔癌術前治療として実施する化学放射線療法により口腔粘膜炎および関連有害事象を発症した患者に対し、アミノ酸含有食品の経口摂取がこれらの改善へ与える影響を検討した。.
口腔扁平上皮癌①Stage I、IIにおけるUFTの有用性の検討、②Stage III、IVにおけるUFTの有用性の検討
2002.05~2005.03, 代表者:柳澤繁孝, 大分大学腫瘍病態制御講座, 九州口腔癌TS研究会.
研究業績
主要著書
1. 大部 一成、倉田 智恵子、他, 今から始める摂食・嚥下リハビリテーションと口腔ケア, 花書院, 2007.01.
主要原著論文
1. 山本晴久, 大部一成, 森山雅文, 篠崎昌一, 中村誠司, 療養型病床付病院等に入院中の高齢者における口腔粘膜湿潤度の臨床的検討, 日本口腔ケア学会誌, 16, 1, 60-66, 2021.12.
2. Sachiko Furukawa, Kazunari Oobu, Masafumi Moriyama, Shintaro Kawano, Saori Sako, Jun-Nosuke Hayashida, Ryota Matsubara1, Ken-Ichi Ogata,Tamotsu Kiyoshima and Seiji Nakamura, Oral Methotrexate-related Lymphoproliferative Disease Presenting with Severe Osteonecrosis of the Jaw: A Case Report and Literature Review, Internal Medicine, 10.2169/internalmedicine.8946-17, Vol.57, No. 4, 575-581, 2018.02.
主要学会発表等
1. 大部一成、中村誠司, 口腔がん治療および術後の経口摂取により生じる口腔内細菌叢の変化  〜次世代シーケンサーを用いた解析〜
, 第33回JSPEN(日本静脈経腸栄養学会), 2018.02.
2. 大部一成、川野真太郎、中村誠司, 口腔がん治療により生じる口腔内細菌叢の量的・質的変化の次世代シーケンサーによる解析, 第41回日本頭頸部癌学会, 2017.06, 【目的】口腔内には常在細菌叢が形成されている。この細菌叢が宿主の疾病や全身状態によって影響を受けることを考えると、口腔がん患者の細菌叢も抗がん剤治療や放射線治療による口腔粘膜障害やこれらの治療による宿主免疫力の低下によって量的にまた質的に変化すると考えられる。
 われわれは、口腔がん治療において化学療法や放射線療法や手術が患者の口腔内細菌叢に及ぼす影響を明らかにする目的で検討を行っているのでこれまでの結果を報告する。
【対象と方法】対象は根治的治療として手術を計画し、術前治療として化学放射線治療を行った口腔がん患者である。術前治療前から術後経口摂取開始までに対し、4つの時期(A:入院後で術前治療開始前、B:術前治療中の口腔粘膜炎が重篤な時期、C:手術直前の口腔粘膜炎がほとんど沈静化している時期、D手術終了し経口摂取開始後)を定めて、滅菌生理食塩水5㎖で30秒間含嗽後、含嗽液を唾液とともに回収して分析検体に供した。
【結果】2013年9月から2015年12月までに唾液採取に同意が得られ、データがそろっている16例について解析したところ、
1.菌種数はAの時期が最も多く、Dの時期が最も少なかった。
2.細菌叢構成の変動量は術前治療前後の間(AC間)より手術前後の間(CD間)の方が大きかった。
3.菌種別の変化としては、Neisseria flavescens や Fusobacterium periodonticum の構成比率が術前治療と手術を含むがん治療の前後(Aの時期に対するB、C、Dの各時期)で減少したのが特徴的であった。
【結論】口腔がんに対する化学放射線治療や手術などの治療が加わると菌種数が減少すること、手術後に経口摂取を始めると細菌叢構成比が変動することがわかったが、今後は非がん患者との比較や手術後感染を認めた患者や誤嚥性肺炎を発症した患者に特徴的な細菌叢構成や細菌数の変化があるかについても検討した。.
3. 大部 一成, 歯性感染症の病態と対応, 第58回日本口腔外科学会総会・学術大会, 2013.10.
4. 大部 一成, 摂食・嚥下の基礎を理解する, 第57回日本口腔外科学会総会・学術大会, 2012.10.
5. 大部一成、中村誠司, 当科における角化嚢胞性歯原性腫瘍の治療についての検討, 第29回日本口腔腫瘍学会, 2011.01.
学会活動
所属学会名
日本口腔外科学会
日本腔科学会
日本腔腫瘍学会
日本頭頸部癌学会
日本感染症学会
日本緩和医療学会
日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
日本口腔ケア学会
福岡医学会
日本嚥下障害臨床研究会
日本嚥下医学会
AOAA(AO Alumni Association)
学協会役員等への就任
2023.01~2024.12, 日本口腔ケア学会 , 評議員.
2012.10~2022.05, 日本口腔外科学会, 代議員.
2021.01~2022.12, 日本口腔ケア学会 , 評議員.
2020.01~2021.12, 日本口腔ケア学会 , 運営委員.
2019.01~2021.12, 日本口腔ケア学会 , 運営委員.
2014.06~2022.05, 日本口腔ケア学会, 評議員.
2005.04~2021.03, 九州大学歯学部同窓会, 理事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2019.10.25~2019.10.27, 第64回日本口腔外科学会総会・学術大会, 座長(Chairmanship).
2019.04.01~2020.03.31, 日本口腔ケア学会, 学術委員会 摂食嚥下リハビリテーション委員会 委員.
2018.06.30~2018.06.30, 第86回日本口腔外科学会九州支部学術集会, 座長(Chairmanship).
2018.11.02~2018.11.04, 第63回日本口腔外科学会総会・学術大会, 座長(Chairmanship).
2018.04.28~2018.04.29, 第15回日本口腔ケア学会, 座長(Chairmanship).
2017.10.20~2017.10.22, 第62回日本口腔外科学会総会・学術大会, 座長(Chairmanship).
2017.04.22~2017.04.23, 第14回日本口腔ケア学会, 座長(Chairmanship).
2014.10.17~2014.10.19, 第59回日本口腔外科学会総会・学術大会, 座長(Chairmanship).
2013.10.11~2014.10.13, 第58回日本口腔外科学会総会・学術大会, 座長(Chairmanship).
2009.09.18~2009.09.18, 九州地区口腔癌研究会第13回学術講演会, 座長(Chairmanship).
2017.01.25~2017.01.28, 第35回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会, 実行委員長.
2013.06.22~2014.06.23, 第10回日本口腔ケア学会総会・学術大会, 準備委員長.
2009.04.16~2009.04.17, 第63回日本口腔科学会学術集会, シンポジスト(頸部転移を如何にコントロールするか).
2006.10, 第51回日本口腔外科学会総会, シンポジスト(術後感染予防における抗菌薬の使用法).
2003.09, 日本ハイパーサーミア学会第20回大会, プログラム委員.
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
ハラパンキタ病院, バンドン市, Indonesia, Indonesia, 2004.01~2004.01.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2014年度~2018年度, 基盤研究(C), 代表, 口腔癌治療により生じる口腔細菌叢の量的・質的変化の次世代シーケンサーによる解析.
2010年度~2013年度, 基盤研究(C), 代表, 口腔癌治療における口腔内細菌叢の解析と周術期管理への応用.
2001年度~2002年度, 基盤研究(C), 代表, 口腔扁平上皮癌におけるEpstein-Barr virusの感染レセプターの解明.
1997年度~1998年度, 基盤研究(C), 代表, 口腔癌とリンパ節転移におけるEpstein-Barr virusの役割の解明.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2008.02~2011.12, 代表, 糖質調整栄養補助食品「グルコパル」の血糖コントロールおよび栄養状態改善に対する有用性についての臨床研究(市販後調査).
2002.04~2005.03, 分担, 口腔悪性腫瘍における経口抗癌剤の維持療法としての効果の検討.
2002.10~2004.03, 代表, シプロキサン注「使用成績調査」.

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