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前田 英史(まえだ ひでふみ) データ更新日:2023.11.22

教授 /  歯学研究院 歯学部門 口腔機能修復学講座


専門診療領域
生物系/医歯薬学/歯学/保存治療系歯学.
臨床医資格
日本歯内療法学会, 指導医. 日本歯科保存学会, 指導医. 日本歯科保存学会, 認定医. 日本歯内療法学会, 専門医.
医師免許取得年
1990年
勤務時間配分
研究 : 25%, 教育 : 30%, 臨床 : 20%, 管理運営 : 25%
特筆しておきたい臨床活動
・毎週木曜日に臨床セミナーおよび歯内療法に関する最新の英語論文のセミナーを開催し、医局員の臨床の知識や技術向上に努めている(H27年度より)。
・臨床では難治性の根管治療を行うにあたり、外科的な歯内治療を行っている。この際、治療の成功率を高めるために、歯科用マイクロスコープならびにCBCT、そして吸収性のメンブレンなどを用いており、さらにその技術指導を行っている。
・彎曲根管の歯内治療を目的として、Ni-Ti file (HyFlexなど)を取り入れ(平成20年度より)、さらにその技術指導を行っている。
・根管充填をさらに緊密に行うために垂直加圧根管充填法を取り入れ(平成22年10月より)、さらにその技術指導を行っている。
・従前は抜歯とされてきた、垂直歯根破折症例に対しても、歯科用接着剤とファイバーポストを応用した保存治療法(自費)を導入し(平成24年度より)、自費請求が病院で認められた(平成27年度)。
・根管治療同意書を、日本の歯科の大学の中で初めて外来に導入した(平成27年度より)。
・口腔内のう蝕原因菌のPCR検査(自費)を導入し、自費請求が病院で認められた(平成27年度)。
・MTAを用いた、穿孔部封鎖・根管充填・逆根管充填・直接覆髄へ病院での使用のため同意書等を作成し、運用を開始した(令和2年4月~)
・令和5年度より、一般開業医向けに、最新のNiTiファイルの使用について、歯内治療科主催のハンズオンセミナーを開催することとした。
・令和5年度より、カネミ油症患者の歯科検診を再開した。

また一般開業医の先生方に向けた歯内療法に関する講演会では、難治性歯内病変の原因について自身の症例を分類し、原因や気をつけるポイントなどについて説明を行っており、出席された先生方から高い評価を得ている。
さらに、治療が困難なケースと判断された場合は、歯内治療科へ紹介していただくよう勧めている。

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。