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西島 潤(にしじま じゅん) データ更新日:2024.04.05

准教授 /  工学研究院 地球資源システム工学部門 地球工学講座


社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
・主に地方自治体から依頼される温泉泉源探査を目的とした地下構造調査
・九州内の地熱発電所(八丁原、大岳、滝上、山川)における貯留層モニタリングを目的とした繰り返し精密重力測定
・東北の地熱発電所(松川)における詳細な地下構造調査を目的とした精密重力測定
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2024.04~2026.03, 地熱資源開発アドバイザリー委員, 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構.

2016.06~2027.03, 小国町地熱資源活用審議会委員, 熊本県小国町.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2023.05, 福岡市市政だより南区版5月1日版, 「博多温泉」の紹介記事.

2019.11, 福岡ふかぼりメディア ささっとー , 福岡にも温泉があった!天神からも近い秘湯を深掘り取材
(https://sasatto.jp/article/entry-223.html).

2016.06, RKB毎日放送, 今日感ニュース 6月7日
「糸島地震」の教訓 警固断層は?
今から118年前に福岡県の糸島半島で強い揺れが相次ぐ地震が起きていました。
その糸島地震を調べてみると、今回の熊本地震と似た特徴のあることがわかりました。
福岡市の中心部を走る警固断層を抱え、100年後を生きる私たちに警鐘を鳴らしているかのようです。
RKB ウェブサイトより.

2014.04, 読売新聞, 減災学 先端研究 地下水位で地震を探る.

2013.06, 西日本新聞2013年6月23日朝刊, 糸島半島北西部の地下で見つかった断層とみられる岩盤のずれが、その後の探査でさらに南東方向の市街地に続いていることが九州大学工学研究院の西島助教の重力探査で22日分かった。.

2012.06, 西日本新聞, 糸島半島に断層か
 糸島半島北西部の地下に、断層とみられる岩盤のずれが2カ所あることが、九州大工学研究院の西島潤助教の重力探査で分かった。糸島半島では明治期にマグニチュード(M)6級の「糸島地震」が起きており、西島助教は「地震を起こす可能性がある活断層か、地下構造の全体像の把握を進めたい」と話している。
 糸島地震は1898年8月10、12の両日、2回ずつ計4回発生。糸島半島一帯で、3人が負傷し家屋7棟が全壊したほか、道路や堤防の損壊、地割れなどの被害が出た。
 西島助教は、地震の被害が大きかった糸島市志摩小金丸などで重力探査を実施。南北約1キロ、東西約3キロの範囲にわたる186地点で、地下の岩石の密度によって変化する重力を測定し、軟弱な地盤と硬い岩盤がどのように分布しているかを調べた。
 この結果、軟弱な地盤の下にある硬い岩盤が急に深く落ち込んでいる箇所を2カ所で確認。いずれも北西から南東に走る断層と推定した。探査範囲内での長さは、それぞれ約2キロと約500メートル。地震のエネルギーは断層が長いほど大きくなるため、今後探査範囲を広げ、規模を突き止めたいという。
 西島助教は「軟弱な地盤が深くまである場所は地震の揺れが大きいことが分かっており、調べた地下構造は防災対策にも反映できる」と話している。研究成果は16日午後1時半から、糸島市役所である同市と九大の連携研究発表会で発表される。
=2012/06/13付 西日本新聞朝刊=.

2008.03, FBS福岡放送, 重力探査による福岡市内活断層調査.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2023.12, 令和5年度 地熱資源開発研修会 「重力探査」 講義, 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 国際資源大学校(秋田県鹿角郡小坂町).

2022.12, 令和4年度 地熱資源開発研修会 「重力探査」 講義, 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 国際資源大学校(秋田県鹿角郡小坂町).

2021.12, 令和3年度 地熱資源開発研修会 「重力探査」 講義, 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 国際資源大学校(秋田県鹿角郡小坂町).

2019.12, 令和元年度 地熱資源開発研修会 「重力探査」 講義, 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 国際資源大学校(秋田県鹿角郡小坂町).

2018.12, 平成30年度 地熱資源開発研修会 「重力探査」 講義, 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 国際資源大学校(秋田県鹿角郡小坂町).

2017.01, 平成28年度 地熱資源開発研修会 「重力探査」 講義, 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 国際資源大学校(秋田県鹿角郡小坂町).

2014.02, 九大波多江塾で「糸島半島における基盤・断層構造について」講演, 波多江公民館, 波多江公民館.

2006.11, 「福岡市西区まるごと博物館in学研都市2006」において、福岡県西方沖地震の観測結果及び地中熱に関する研究成果を紹介, 西区まるごと博物館推進会、福岡市西区役所, イオン福岡伊都ショッピングセンター.

諸外国を対象とした高度専門職業人教育活動
2019.06~2019.12, JICA課題別研修「地熱資源エンジニア」, Bolivia.

2018.06~2018.12, JICA課題別研修「地熱資源エンジニア」, Ecuador.

2017.06~2017.12, JICA課題別研修「地熱資源エンジニア」, Bolivia.

2016.06~2016.12, JICA課題別研修「地熱資源エンジニア」, Bolivia.

初等・中等教育への貢献状況
2023.09, 地熱研究でつながる日本と世界, 筑紫女学園中学校.

2023.03, 南極観測から考える地球環境, 山口県立徳山高校.

2022.09, 南極観測から考える地球環境, 広島城北高等学校.

2021.06, 南極観測から考える地球環境, 宮崎県立日向高校.

2021.03, 南極観測から考える地球環境, 福岡大学附属大濠高等学校.

2018.07, 地熱資源を探す技術, 福岡県立八幡高校.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2021.04~2023.03, 部門カリキュラム委員.

2017.04~2020.03, 九重地熱・火山研究観測ステーション共同利用委員会委員.

2017.04~2019.03, 広報委員会委員.


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