九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
金 大雄(きむ でうん) データ更新日:2023.11.27



社会貢献・国際連携
社会貢献・国際連携活動概要
平成16年度九大社会連携事業「無形資産の先進的デジタルアーカイブによる教育普及事業」
●事業の概要
熊本県内の無形文化資産について、動きを数値化し記録するモーションキャプチャーの技術を用い、視覚的に認識化することで、これまで普及が難しかった細かい体の動きを伴う伝承の芸能等をデジタルアーカイブし、文化資産のあらたな記録保存とその活用について地域一体型の事業を行う。さらに、次世代フォーマットであり高精細なデジタルハイビジョン映像(HDTV)やモーションキャプチャーという先進的デジタルアーカイブにより、地域社会が抱える文化資産の普及と後継者育成における課題に対し、熊本県と九州大学とが教育研究の活性化という形で一体となって取り組む。
●方法
①モーションキャプチャー収録及びデジタルハイビジョン撮影
各芸能者においてモーションキャプチャー機器やHDTV機器を用い、大学構内スタジオ内で収録。
収録予定件名:「山鹿灯篭祭り」等
②CGモデルを用いた検証
収録した数値情報をCGモデルに関連付けし、各芸能団体との細かい検証を行う。
③教育教材作り
出来上がった視認性CGモデルを3Dビューアー上でマルチアングルからの閲覧ができる教材を作成し、配布用・授業利用教材のマスターとして作成する
④教育普及活動
作成した教材は、熊本県内の小中学校へ配布、総合学習として授業内の利活用を実施する。また、各保存会内でも伝承者の育成のための教材として利活用を図る。
国内, 国際政策形成, 及び学術振興等への寄与活動
2004.04~2005.03, 平成16年度九大社会連携事業「無形資産の先進的デジタルアーカイブによる教育普及事業」, 熊本県/九州大学.

文部科学省, 日本学術振興会等による事業の審査委員等就任状況
2012.12~2014.11, 科学研究費委員会専門委員, 独立行政法人日本学術振興会.

新聞・雑誌記事及びTV・ラジオ番組出演等
2017.08, 読売新聞, 精細映像 上陸を仮想体験
映像コンテンツデザインが専門の九州大教授・金大雄さん(50)。一般人の上陸が禁じられた世界文化遺産・沖ノ島(福岡県宗像市)の魅力を、先端技術を駆使した映像で伝えようとする取り組みが今、進められている。現在、仮想現実(VR)の手法を使った作品に挑戦中。高精細映像「4K」の画質で360度を同時に撮影できるカメラを使い、映像を円柱形やドーム形のスクリーンに映し出す。全方位で動く風景に囲まれた観客は、あたかも島にいるような感覚を味わえるという 研究内容が紹介された。.

2015.07, 西日本新聞, 世界遺産と生きる
世界遺産登録を地元が目指す「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の魅力発信に取り組む九大の金研究室は、「普段、見えなくてみ見せる工夫が大切」と指摘。信仰の対象の沖ノ島は自由に出入りできないため、島の歴史、文化を3Dなどで映像化し、既に活用しているなどの、活動が紹介された。.

2014.04, RKB毎日放送特別番組「八万点の国宝!海の正倉院 ~沖ノ島と三人の女神たち~ 」, 玄界灘の守護神として崇められた三柱の女神。絶海の孤島・沖ノ島には女神に捧げた8万点もの国宝が!古代の宗像を治めた海人族ゆかりの地を訪ね、壮大な歴史ロマンを紐解く。番組では本研究室制作の映像コンテンツが数多く紹介された。.

2014.01, TBS世界ふしぎ発見「絶海の孤島に眠っていた国宝八万点!海の正倉院、沖ノ島」, 放送では、俳優の前川泰之がミステリーハンターに初挑戦し、「海の正倉院」と呼ばれている絶海の孤島「沖ノ島」を訪れる。九州本土から60キロも離れている沖ノ島は、古来から女性が入ることを禁じ、何も持ち出してはならず、見聞きしたことは一切語ってはならないという厳格な掟が今も守られている神秘の島だ。番組では本研究室制作の映像コンテンツが数多く紹介された。.

2012.04, テレビ朝日, 「報道ステーションSUNDAY」、番組内の特集コーナーで、沖ノ島の映像コンテンツが紹介された。.

2011.12, 読売新聞, 門司港駅舎に映像投影
九州大学大学院の学生らのグループ(金研究室)が24日、門司港のJR門司港駅舎にデジタル映像を投影する。23日夜、当駅でリハーサルが行われた。リハーサルでは、駅舎前のビル一室から光量の多いプロジェクターを使い投影。観客は、次々と代わる駅の姿に驚いていた。などの当日の3Dプロジェクションマッピングの記事が紹介された。.

2011.12, 朝日新聞, 「スクリーンは門司港駅舎 北九州・デジタル映像上映」
暗闇の木造駅舎の壁がれんが造りに変わったかと思えば、鮮やかなクリスマスツリーが浮かび、列車が通り過ぎる。北九州市のJR門司港駅で23日夜、駅舎をスクリーンにして、立体的にコンピューター・グラフィックスが映し出された。
 九州大大学院芸術工学研究院の金研究室が取り組む実験の一環。プロジェクターで映像を建物に照射し、建物の凹凸や目の錯覚を利用して3D映像のように見せた。音楽に合わせて花火や雪の結晶などの映像が揺れ動き、バナナのたたき売り発祥の地、門司港のローカルヒーロー「バナナマン」も登場。観光客らが足を止めて見入っていた。などの記事が紹介された。.

2010.12, FBS福岡放送, iPadによる展示ガイド
九州国立博物館と九大芸術工学研究院コンテンツデザインラボ(金大雄准教授)による、多機能携帯端末を使った展示ガイドの実証実験が紹介された。.

2010.12, RKB毎日放送, iPadによる展示ガイド
九州国立博物館と九大芸術工学研究院コンテンツデザインラボ(金大雄准教授)による、多機能携帯端末を使った展示ガイドの実証実験が紹介された。.

2010.12, 西日本新聞, iPadで展示ガイド -九州国立博物館と九大が実証実験-
九州国立博物館と九大芸術工学研究院コンテンツデザインラボ(金大雄准教授)は、多機能携帯端末を使った展示ガイドの実証実験を行っている。音声やハイビジョン映像、3D映像などで展示品を解説する。同研究室は「デジタル技術によるガイドで、特に若年層の博物館への関心を高めたい」と話すなどの内容。.

2010.11, 朝日新聞, 沖ノ島3D映像撮影 -九大チーム進行・自然を紹介-
世界遺産登録を目指している沖ノ島の祭祀遺跡を中心とする信仰、自然環境の現状を広く紹介しようと、宗像市の委託を受けた金大雄准教授らがこのほど、宗像大社の許可を得て島に渡り、3D(立体)映像撮影を行ったとの紹介記事。.

2008.03, 毎日新聞, 「沖ノ島仮想博物館」開設
宗像市は5日から市の公式ホームページに「沖ノ島バーチャルミュージアム」を開設する。ユネスコの世界遺産に登録を目指している「宗像沖ノ島と関連遺産群」を全国に紹介して認知度を高め、登録へ機運を盛り上げるのが目的。制作には、九州大芸術工学研究院芸術情報部門や沖ノ島を所有する宗像市の宗像大社などが協力したとの内容。.

2008.03, 朝日新聞, 沖ノ島画像で仮想体験
世界遺産登録をめざしている宗像市の沖ノ島の原始林や出土品などの文化と歴史を動画や立体画像を交えて紹介する「沖ノ島バーチャルミュージアム」が公開された。本プロジェクトに九大大学院芸術工学院の金研究室が編集・協力したとの内容。.

一般市民、社会活動及び産業界等を対象とした活動
2013.01, 芸術工学図書館セミナー
「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録に向けての映像制作活動, 九州大学附属図書館, 芸術工学図書館.

初等・中等教育への貢献状況
2018.08, 公開講座「高校生のための最先端メディアスタジオワークショップ」
講座では、最新鋭の機材を使ってメディア設計の最先端を体験し、その背景にある仕組みを解りやすく習得できる。具体的には、放送局水準の映像・音声編集環境での超高精細映像制作や、高機能撮影スタジオを利用したコンテンツ制作を体験できる。また、最先端のCGを生成する仕組みを、高校で勉強している数学や物理学を使った演習を通じて、体験的に解りやすく学習する。.

その他の優れた社会貢献活動
2023年度, デジタルコンテンツ系専門職大学院認証評価委員会 委員長.

2022年度, デジタルコンテンツ系専門職大学院認証評価委員会 委員.

2021年度, デジタルコンテンツ系専門職大学院認証評価委員会 委員.

2020年度, デジタルコンテンツ系専門職大学院認証評価委員会 委員.

大学運営
学内運営に関わる各種委員・役職等
2022.04~2025.03, データ駆動イノベーション推進本部・次世代型オープンエデュケーション推進部門.

2020.06~2021.06, 大学院学府改組WG委員.

2018.04~2020.03, 研究院長特別補佐.

2017.04~2019.03, デジタル工房長.

2018.04~2020.03, コンテンツ・クリエーティブデザイン部門長.

2018.04~2022.03, 芸術情報設計学科長.

2018.04~2020.03, 学部改組実施WG委員.

2017.04~2021.03, 教育改革推進本部 教育方法教材開発部門.

2017.04~2020.03, NEEP(Next Enhanced Education Program)実施委員会委員.

2017.04~2022.03, 椎木講堂展示運営委員会委員.

2018.04~2022.03, 大学院基幹教育実施会議委員.

2017.04~2022.03, 未来デザイン学センター コンテンツ創成科学部門長.

2017.04~2018.03, 学生支援委員会.

2017.04~2018.03, 学務専門委員会.

2015.04~2022.03, 教材開発センター協力教員.

2015.01~2015.04, 「芸工展示 in 椎木講堂」WG委員.

2014.04~2015.03, 芸工展示WG(平成26 年度九州大学総合研究博物館公開展示).

2014.04~2017.03, 総合研究博物館運営委員会委員.

2013.03~2022.04, 大学講堂展示運営ワーキンググループ委員.

2013.03~2022.04, 大学講堂展示運営会議委員.

2011.10~2012.06, 九大百年祭プロジェクトWG.

2011.04~2013.03, 男女共同参画推進室員.

2010.04~2013.09, 芸工将来構想検討WG委員.

2010.04~2012.03, 環境マネジメントWGグループ長.

2010.04~2017.03, 施設部会委員.

2010.04~2012.03, コラボ・ステーションⅡ管理運営委員会委員.

2010.04~2012.03, 環境安全センター委員会委員.

2010.04~2012.03, 環境保全管理委員会委員.

2008.10~2010.03, 芸工紹介映像コンテンツ制作WG.

2007.11~2014.03, 広報戦略室.

2007.04~2008.03, 留学生連絡会議.

2007.04~2009.03, 部局将来構想ワーキンググループ.

2006.04~2008.03, FDワーキンググループ.

2006.04~2008.03, 施設有効利用ワーキンググループ.

2006.04~2010.03, 施設部会.

2004.04~2005.03, ホームページワーキンググループ.

2004.04~2017.03, デジタル工房専門委員会.


九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。