標準化電子ワークシートを核とした分散型臨床試験のシステム・運用両面からの構築
キーワード:創薬科学、レギュラトリーサイエンス
2022.06.
戸高 浩司(とだか こうじ) | データ更新日:2023.11.27 |
主な研究テーマ
シーズ開発実績に裏付けられたARO機能のリソース次元縮約と可視化に関する研究
キーワード:創薬科学、レギュラトリーサイエンス、 医療社会学、医療経済学
2020.04~2021.03.
キーワード:創薬科学、レギュラトリーサイエンス、 医療社会学、医療経済学
2020.04~2021.03.
ポジショニング分析および経験則分析によるARO機能類型化・評価指標創出のための調査研究
キーワード:規制科学、ポジショニング分析、多重指標分析
2018.10~2020.03.
キーワード:規制科学、ポジショニング分析、多重指標分析
2018.10~2020.03.
革新的医療機器の有効性又は安全性評価方法確立のための調査研究(循環器疾患、次世代型治療機器)
キーワード:規制科学、リスクマトリックス、テキストマイニング
2012.10~2017.03.
キーワード:規制科学、リスクマトリックス、テキストマイニング
2012.10~2017.03.
リスク・ベネフィット認知と医療技術受容の国際比較
キーワード:リスク認知 デバイスラグ ドラッグラグ ゼロリスク 規制科学
2011.12~2013.03.
キーワード:リスク認知 デバイスラグ ドラッグラグ ゼロリスク 規制科学
2011.12~2013.03.
日本人における冠動脈形成術前スタチン投与の有効性に関する二重盲検比較試験
キーワード:スタチン、二重盲検、冠動脈形成術
2006.10~2010.08.
キーワード:スタチン、二重盲検、冠動脈形成術
2006.10~2010.08.
心臓リハビリテーションの心室拡張機能に与える影響
キーワード:拡張機能、運動療法
2006.10~2009.03.
キーワード:拡張機能、運動療法
2006.10~2009.03.
圧容積関係による心機能の基礎的研究
キーワード:圧容積関係、収縮末期エラスタンス
1993.01~1997.01.
キーワード:圧容積関係、収縮末期エラスタンス
1993.01~1997.01.
従事しているプロジェクト研究
標準化電子ワークシートを核とした分散型臨床試験のシステム・運用両面からの構築
2022.07~2023.03, 代表者:戸高浩司, 九州大学病院, AMED.
2022.07~2023.03, 代表者:戸高浩司, 九州大学病院, AMED.
ICH-GCP 改定における国内ステークホルダーの参画のための研究
2020.04~2021.03, 代表者:中村 健一, 国立がん研究センター中央病院.
2020.04~2021.03, 代表者:中村 健一, 国立がん研究センター中央病院.
レセプトデータを基軸としたデータ駆動型臨床疫学研究の基盤開発
2020.04~2023.03, 代表者:福田 治久, 九州大学.
2020.04~2023.03, 代表者:福田 治久, 九州大学.
リパスジルを用いた未熟児網膜症に対する新規点眼薬の開発
2020.04~2023.03, 代表者:有馬 充, 九州大学.
2020.04~2023.03, 代表者:有馬 充, 九州大学.
レジストリを活用した慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対するエドキサバンの適応拡大のための第III相医師主導治験
2020.04~2023.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学.
2020.04~2023.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学.
高機能データベースを用いた先天性心疾患患者のための包括的看護支援システムの構築
2018.04~2021.03, 代表者:樗木晶子, 九州大学.
2018.04~2021.03, 代表者:樗木晶子, 九州大学.
慢性血栓塞栓性肺高血圧症に関する多施設共同レジストリ研究
2018.04~2021.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学.
2018.04~2021.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学.
網膜色素変性に対する視細胞保護遺伝子治療の医師主導治験
2018.04~2021.03, 代表者:池田 康博, 九州大学.
2018.04~2021.03, 代表者:池田 康博, 九州大学.
次世代シークエンサーによる網羅的がん関連遺伝子パネル解析を用いたHER2遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺癌に対する治療開発を目指した研究
2018.04~2021.03, 代表者:岡本 勇, 九州大学.
2018.04~2021.03, 代表者:岡本 勇, 九州大学.
シーズ開発実績に裏付けられたARO機能のリソース次元縮約と可視化に関する研究
2020.04~2021.03, 代表者:戸高 浩司, 九州大学
本申請者グループではARO機能評価事業により全国のARO 109施設のリソースと成果について調査し、以下の結論を得た。
a) リソースと成果は正の相関にあるが図1のようにばらつきが大きい
b) AROの中間成果は目的別に4つの指標に分類される
1. 早期からの知財・薬事戦略構築
2. 準Pivotal治験設計構築・遂行
3. 安全な臨床研究の実施と先端医療の提供
4. 人材の育成と持続性
c) 承認など実用化の効率という観点では上記b)1に関連する臨床試験以外リソースの充実度(知財担当等、図2左の青の点)が成績(特許等、図2右の青の点)を上振れさせる
これらは2019年時点の横断調査の結果であり、試験実施等の短期的成果が中長期的に承認・新しい医療の提供等のアウトカムに繋がるかは今後も前向きに検証する必要がある。
そのため項目を絞り込んだ改訂調査票を作成し、継続調査を行う。経時変化を把握すると同時に次のリソースリストを
updateする。
図 1
A. 支援者側の視点
AROの詳細なリソースリストはAコンシェル(文科省事業)として整備されたものの、個人の職能の登録に抵抗があるなど入力が低調であり活用されていない。一方、本提案では上記調査からヒト、モノリソースについて必要十分かつup-to-dateな定量的リスト(図3に例示)を作成できる。
言わば自己申告であるため実効性を以下の方法で確保する。
図 2
拠点がAMEDに登録している「拠点支援シーズ情報」や上記調査票の試験成果等は現実のデータとして支援能力、得意分野などの強力な裏付けとなる。同意を得て第三者機関に必要なデータのみを抽出して移管し、その上で次元縮約、類型化すると同時に、支援した種類別シーズ案件数(医薬品、医療機器、再生医療等製品)などについて言わば「得意度合い」を定量化する。
定量的リソースリストとそれを裏付ける実績に基づいた「得意度合い」を同時に提示すれば、研究者からどこのAROに依頼すれば良いかが一目瞭然となる。
図 3
B. 支援依頼者側の視点
シーズの特性により研究者の支援要望は異なるが、殆どの場合、以下の例のように類型化できる。
研究開発戦略策定
知財戦略策定
プロトコル作成支援
統計解析設計
データマネジメント
試験実施支援
これらについて、シーズを有している研究者を対象にアンケート調査を行う。解析の上、結果を上記の支援リソースリストおよび支援内容評価に反映させる。
.
2020.04~2021.03, 代表者:戸高 浩司, 九州大学
本申請者グループではARO機能評価事業により全国のARO 109施設のリソースと成果について調査し、以下の結論を得た。
a) リソースと成果は正の相関にあるが図1のようにばらつきが大きい
b) AROの中間成果は目的別に4つの指標に分類される
1. 早期からの知財・薬事戦略構築
2. 準Pivotal治験設計構築・遂行
3. 安全な臨床研究の実施と先端医療の提供
4. 人材の育成と持続性
c) 承認など実用化の効率という観点では上記b)1に関連する臨床試験以外リソースの充実度(知財担当等、図2左の青の点)が成績(特許等、図2右の青の点)を上振れさせる
これらは2019年時点の横断調査の結果であり、試験実施等の短期的成果が中長期的に承認・新しい医療の提供等のアウトカムに繋がるかは今後も前向きに検証する必要がある。
そのため項目を絞り込んだ改訂調査票を作成し、継続調査を行う。経時変化を把握すると同時に次のリソースリストを
updateする。
図 1
A. 支援者側の視点
AROの詳細なリソースリストはAコンシェル(文科省事業)として整備されたものの、個人の職能の登録に抵抗があるなど入力が低調であり活用されていない。一方、本提案では上記調査からヒト、モノリソースについて必要十分かつup-to-dateな定量的リスト(図3に例示)を作成できる。
言わば自己申告であるため実効性を以下の方法で確保する。
図 2
拠点がAMEDに登録している「拠点支援シーズ情報」や上記調査票の試験成果等は現実のデータとして支援能力、得意分野などの強力な裏付けとなる。同意を得て第三者機関に必要なデータのみを抽出して移管し、その上で次元縮約、類型化すると同時に、支援した種類別シーズ案件数(医薬品、医療機器、再生医療等製品)などについて言わば「得意度合い」を定量化する。
定量的リソースリストとそれを裏付ける実績に基づいた「得意度合い」を同時に提示すれば、研究者からどこのAROに依頼すれば良いかが一目瞭然となる。
図 3
B. 支援依頼者側の視点
シーズの特性により研究者の支援要望は異なるが、殆どの場合、以下の例のように類型化できる。
研究開発戦略策定
知財戦略策定
プロトコル作成支援
統計解析設計
データマネジメント
試験実施支援
これらについて、シーズを有している研究者を対象にアンケート調査を行う。解析の上、結果を上記の支援リソースリストおよび支援内容評価に反映させる。
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多施設レジストリを活用し、慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対するエドキサバンの適応拡大を目指すコンセプト策定研究
2019.04~2020.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学.
2019.04~2020.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学.
神経変性疾患の病期に着目した治療法開発および承認後適正使用を推進する新規評価法の確立
2019.06~2022.03, 代表者:小早川 優子, 九州大学
神経変性疾患に対する新規治療法の開発を円滑化し、実用化と承認後適正使用を推進する病期分類を提案する。.
2019.06~2022.03, 代表者:小早川 優子, 九州大学
神経変性疾患に対する新規治療法の開発を円滑化し、実用化と承認後適正使用を推進する病期分類を提案する。.
ポジショニング分析および経験則分析によるARO機能類型化・評価指標創出のための調査研究
2018.10~2020.03, 代表者:戸高 浩司, 九州大学
大学等が持つ研究シーズを実用化するためには一般に図1に示すような諸機能(大分類)が必要であ る。橋渡し・臨床研究中核病院のいわゆる拠点はこれらを備えているが、個別のリソース配分、特異分 野等には特徴・偏りがある。それらを反映した ARO 機能類型化については未だ体系的に調査されていな
い。昨年度本事業で特定機能病院の大分類機能調査結果が出された(三菱総研)が分析はされていな い。
そこで今年度は評価尺度創出につながる ARO 機能の類型化のために、昨年度の成果を下敷きにして1 5拠点の提供サービスを下位の小分類についても料金表などから抽出する。その中から重要な基礎・非 臨床項目、臨床項目等を抽出のうえ調査票を作成する。ARO 能を有すると考えられる特定機能病院等に おいて、調査票を用いて機能に係るリソース配分(FTE 数、人件費、人材育成取組等)、アウトプット指 標(獲得研究費、特許出願数、論文数等)について調査する。 得られたデータを以下の2通りの方法で分析・評価する。
1.経験則分析:ARO 運営に長けた有識者を ARO 協議会・国立大学病院臨床研究推進会議等を通じて募 り、評価会議にて意見を集約する。数回の議論、意見収斂をもって経験的に ARO 機能を分類する。 ARO の特徴と有意義なアウトプットについて全体を俯瞰する事により経験的に分析する。
2.ポジショニング分析:リソース項目、アウトプット項目、その他の各 ARO の特性(国立/私立/NC、 関東/関西/その他地方、相談窓口充実度等)に対して主成分分析、対応分析、クラスタリングなど のポジショニング分析を行い、人の手を介さない客観的類型化を行う。どのアウトプットとどの ARO 機能特徴が布置上の距離が近いかなどを分析する事により、拠点、拠点以外の ARO に分けてそ れぞれの好業績に繋がる評価指標を合成・推測する(図2)。
同時に海外の ARO を同じ座標に布置するための最低限の情報を調査し、その位置付け、特徴を対比分 析する。
1, 2の方法を比較検討した上で機能類型化、アウトプットへの連関の強い評価指標をアカデミアか ら見て意味のあるものとして提案する。.
2018.10~2020.03, 代表者:戸高 浩司, 九州大学
大学等が持つ研究シーズを実用化するためには一般に図1に示すような諸機能(大分類)が必要であ る。橋渡し・臨床研究中核病院のいわゆる拠点はこれらを備えているが、個別のリソース配分、特異分 野等には特徴・偏りがある。それらを反映した ARO 機能類型化については未だ体系的に調査されていな
い。昨年度本事業で特定機能病院の大分類機能調査結果が出された(三菱総研)が分析はされていな い。
そこで今年度は評価尺度創出につながる ARO 機能の類型化のために、昨年度の成果を下敷きにして1 5拠点の提供サービスを下位の小分類についても料金表などから抽出する。その中から重要な基礎・非 臨床項目、臨床項目等を抽出のうえ調査票を作成する。ARO 能を有すると考えられる特定機能病院等に おいて、調査票を用いて機能に係るリソース配分(FTE 数、人件費、人材育成取組等)、アウトプット指 標(獲得研究費、特許出願数、論文数等)について調査する。 得られたデータを以下の2通りの方法で分析・評価する。
1.経験則分析:ARO 運営に長けた有識者を ARO 協議会・国立大学病院臨床研究推進会議等を通じて募 り、評価会議にて意見を集約する。数回の議論、意見収斂をもって経験的に ARO 機能を分類する。 ARO の特徴と有意義なアウトプットについて全体を俯瞰する事により経験的に分析する。
2.ポジショニング分析:リソース項目、アウトプット項目、その他の各 ARO の特性(国立/私立/NC、 関東/関西/その他地方、相談窓口充実度等)に対して主成分分析、対応分析、クラスタリングなど のポジショニング分析を行い、人の手を介さない客観的類型化を行う。どのアウトプットとどの ARO 機能特徴が布置上の距離が近いかなどを分析する事により、拠点、拠点以外の ARO に分けてそ れぞれの好業績に繋がる評価指標を合成・推測する(図2)。
同時に海外の ARO を同じ座標に布置するための最低限の情報を調査し、その位置付け、特徴を対比分 析する。
1, 2の方法を比較検討した上で機能類型化、アウトプットへの連関の強い評価指標をアカデミアか ら見て意味のあるものとして提案する。.
心不全患者の再入院を防止する革新的多機能血行動態モニタの臨床開発
2017.06~2020.03, 代表者:安藤 眞一, 九州大学
本研究開発では、呼吸状態と酸素飽和度の測定という非侵襲的要素の計測のみで、簡易・高精度に心 拍出量を測定し、病棟での重症心不全患者の質の高い診療のみならず、このような患者の外来診療・訪 問看護・在宅医療に使用することのできる「非侵襲小型心機能モニタ」の実現を目標とする。指尖(も しくは手首)に取り付けた光学センサから、脈波・酸素飽和度を測定し、これらの生体信号を基に、新た に考案したアルゴリズム(LFCT 法)を用いて血液循環時間を回帰計算する事で、カテーテルを用いなくと も、高精度に心拍出量を算出する。また、センサヘッドには日本オリジナルのレーザ技術である VCSEL(垂 直共振器型面発光レーザ)を用いて、高精度に生体情報を取得できる小型モニタリング装置の実現を目 指す。測定項目は、心拍出量に加え、循環機能を示す指標(酸素飽和度・脈拍数・血流量・呼吸波形) も同時に出力することで、極めて容易に患者の状態をより正確に把握することが出来る。.
2017.06~2020.03, 代表者:安藤 眞一, 九州大学
本研究開発では、呼吸状態と酸素飽和度の測定という非侵襲的要素の計測のみで、簡易・高精度に心 拍出量を測定し、病棟での重症心不全患者の質の高い診療のみならず、このような患者の外来診療・訪 問看護・在宅医療に使用することのできる「非侵襲小型心機能モニタ」の実現を目標とする。指尖(も しくは手首)に取り付けた光学センサから、脈波・酸素飽和度を測定し、これらの生体信号を基に、新た に考案したアルゴリズム(LFCT 法)を用いて血液循環時間を回帰計算する事で、カテーテルを用いなくと も、高精度に心拍出量を算出する。また、センサヘッドには日本オリジナルのレーザ技術である VCSEL(垂 直共振器型面発光レーザ)を用いて、高精度に生体情報を取得できる小型モニタリング装置の実現を目 指す。測定項目は、心拍出量に加え、循環機能を示す指標(酸素飽和度・脈拍数・血流量・呼吸波形) も同時に出力することで、極めて容易に患者の状態をより正確に把握することが出来る。.
慢性血栓塞栓性肺高血圧症の抗凝固療法に関するレジストリ構築研究
2018.04~2021.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学
目的:CTEPHにおける抗凝固療法の有効性・安全性評価に係る基盤構築と新規抗凝固薬の有効性・安全性の評価
デザイン:多施設共同、レジストリ、観察研究
対象:CTEPH患者、もしくはCTEPH治療後(血栓摘除術後、バルーン肺動脈拡張術後)の患者
目標症例数:200症例(DOAC を20%含む)と想定
(設定根拠:本レジストリは探索的であり、基盤となることを目的としており、症例数の上限は設けない).
2018.04~2021.03, 代表者:阿部 弘太郎, 九州大学
目的:CTEPHにおける抗凝固療法の有効性・安全性評価に係る基盤構築と新規抗凝固薬の有効性・安全性の評価
デザイン:多施設共同、レジストリ、観察研究
対象:CTEPH患者、もしくはCTEPH治療後(血栓摘除術後、バルーン肺動脈拡張術後)の患者
目標症例数:200症例(DOAC を20%含む)と想定
(設定根拠:本レジストリは探索的であり、基盤となることを目的としており、症例数の上限は設けない).
心不全の発症・重症化の高精度予測とそれに基づく最適な治療戦略の開発
2017.04~2020.03, 代表者:筒井 裕之, 九州大学
心不全患者を対象としたデータベースを用いて、退院後の死亡または心不全による再入院を予測する因子を同定 する。既存のデータベース(JCARE 研究、NARA-HF 研究、JROAD など)を用いて古典的予測因子の有用性を検証す るとともに、さらに高精度の予測法を開発することを目的に古典的予測因子ばかりでなく新規の臨床情報やバイ オマーカーも含む広範な因子を網羅した多施設共同患者データベースを構築し、その有効性の検証を行う。
●対象者:心不全の診断にて入院治療を行った患者 ●選択基準:フラミンガム基準に基づいた心不全症状と徴候 ●除外基準:心臓手術(心移植は除く)の予定されている患者、心不全以外の原因で余命が 1 年以内と想定され る患者.
2017.04~2020.03, 代表者:筒井 裕之, 九州大学
心不全患者を対象としたデータベースを用いて、退院後の死亡または心不全による再入院を予測する因子を同定 する。既存のデータベース(JCARE 研究、NARA-HF 研究、JROAD など)を用いて古典的予測因子の有用性を検証す るとともに、さらに高精度の予測法を開発することを目的に古典的予測因子ばかりでなく新規の臨床情報やバイ オマーカーも含む広範な因子を網羅した多施設共同患者データベースを構築し、その有効性の検証を行う。
●対象者:心不全の診断にて入院治療を行った患者 ●選択基準:フラミンガム基準に基づいた心不全症状と徴候 ●除外基準:心臓手術(心移植は除く)の予定されている患者、心不全以外の原因で余命が 1 年以内と想定され る患者.
研究業績
主要著書
1. | 戸高 浩司, 佐藤 直樹, 徹底ガイド 心不全Q&A ―プレホスピタルから 慢性期まで―(第2版), 総合医学社, 急性期後入院中に,どのように経口薬を導入していくのか, 2013.10. |
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
学会活動
学協会役員等への就任
2022.04, 日本循環器学会, FJCS, Fellow of Japanese Circulation Society.
2020.07~2023.05, 日本循環器学会, 運営委員.
2020.02, 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団, レギュラトリーサイエンス エキス パート研修会 医療機器アドバイザリーグループ.
2022.04, ARO協議会, 理事.
2013.10~2019.03, 日本生体医工学会, associate editor.
2013.11~2018.09, レギュラトリーサイエンス学会, 評議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2020.02.24~2020.02.24, 国際共同臨床研究推進シンポジウム, 座長(Chairmanship).
2012.11.29~2012.12.01, 臨床薬理学会, 座長(Chairmanship).
2012.05.10~2012.05.12, 日本生体医工学会, 座長(Chairmanship).
2007.01~2007.01, 日本内科学会九州地方会, 座長(Chairmanship).
2007.06~2007.06, 日本循環器学会九州地方会, 座長(Chairmanship).
2007.08~2007.08, 第7回日本心血管カテーテル治療学会学術集会, 座長(Chairmanship).
2006.05~2006.05, 第45回日本生体医工学会, 座長(Chairmanship).
2013.07.09~2013.07.10, HBD Thinktank East, プログラム委員.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2022年度 | 3 | 3 | |||
2021年度 | 1 | 1 | |||
2020年度 | 3 | 3 | |||
2019年度 | 1 | 1 | |||
2018年度 | 1 | 1 | |||
2017年度 | 1 | 1 | |||
2016年度 | 2 | 2 | |||
2015年度 | 1 | 1 | |||
2014年度 | 3 | 3 | |||
2013年度 | 1 | 1 | |||
2011年度 | 3 | 3 | |||
2010年度 | 2 | 2 | |||
2009年度 | 1 | 1 | |||
2008年度 | 1 | 1 |
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
Boston Scientific Corporation, UnitedStatesofAmerica, 2008.03~2008.03.
FDA, Center for Devices and Radiological Health, UnitedStatesofAmerica, 2007.11~2007.11.
Division of Circulatory Physiology, College of Physicians and Surgeons, Columbia University, UnitedStatesofAmerica, 1993.01~1997.01.
受賞
第4回レギュラトリーサイエンス学会学術大会優秀発表, レギュラトリーサイエンス学会, 2014.09.
Fellowship award, American Heart Association, 1994.09.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2005年度~2006年度, 基盤研究(C), 日本人急性冠症候群における冠動脈形成術前スタチン投与の有効性に関する臨床疫学研究.
2006年度~2010年度, 基盤研究(C), 脊随損傷患者の血圧調節失調を克服するためのバイオニック血圧制御システムの開発.
2006年度~2008年度, 基盤研究(C), 心筋収縮能に関連する新たな磁気共鳴パラメータの開発.
2011年度~2013年度, 基盤研究(C), レギュラトリーサイエンスの手法を用いた新薬承認審査ナレッジベースの構築と応用.
2018年度~2020年度, 基盤研究(C), 高機能データベースを用いた先天性心疾患患者のための包括的看護支援システムの構築.
2020年度~2023年度, 基盤研究(C), レセプトデータを基軸としたデータ駆動型臨床疫学研究の基盤開発.
2011年度~2013年度, 基盤研究(C), 分担, レギュラトリーサイエンスの手法を用いた新薬承認審査ナレッジベースの構築と応用.
2005年度~2006年度, 基盤研究(C), 代表, 日本人急性冠症候群における冠動脈形成術前スタチン投与の有効性に関する臨床疫学研究.
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2022年度~2024年度, 橋渡し研究プログラム, 分担, 「総合知」を結集したトランスディシプリナリー型異分野融合研究基盤の創出.
2022年度~2022年度, 医療研究開発推進事業費, 代表, 標準化電子ワークシートを核とした分散型臨床試験のシステム・運用両面からの構築.
2020年度~2020年度, 日本医療研究開発機構研究費 ARO機能推進事業, 代表, シーズ開発実績に裏付けられたARO機能のリソース次元縮約と可視化に関する研究.
2018年度~2019年度, 日本医療研究開発機構研究費 ARO機能評価事業, 代表, ポジショニング分析および経験則分析による ARO 機能類型化・評価指標創出のための 調査研究.
2020年度~2023年度, 日本医療研究開発機構研究費 , 分担, リパスジルを用いた未熟児網膜症に対する新規点眼薬の開発.
2018年度~2020年度, 日本医療研究開発機構研究費 , 分担, 次世代シークエンサーによる網羅的がん関連遺伝子パネル解析を用いたHER2遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺癌に対する治療開発を目指した研究.
2019年度~2021年度, 日本医療研究開発機構研究費, 分担, 神経変性疾患の病期に着目した治療法開発および承認後適正使用を推進する新規評価法の確立.
2019年度~2019年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患等実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業, 分担, 多施設レジストリを活用し、慢性血栓栓塞性肺高血圧症に対するエドキサバン(DU-176b)の適応拡大を目指すコンセプト策定研究.
2020年度~2023年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患等実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業, 分担, レジストリを活用した慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対するエドキサバンの適応拡大のための第III相医師主導治験.
2018年度~2020年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患等実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業, 分担, ナチュラルキラーT細胞活性化による慢性炎症制御に基づく新たな心筋症治療の実用化.
2018年度~2020年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患等実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業, 分担, 網膜色素変性に対する視細胞保護遺伝子治療の医師主導治験.
2018年度~2020年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患等実用化研究事業 難治性疾患実用化研究事業, 分担, 慢性血栓塞栓性肺高血圧症の抗凝固療法に関するレジストリ構築研究.
2017年度~2019年度, 日本医療研究開発機構研究費 医療分野研究成果展開事業, 分担, 心不全患者の再入院を防止する革新的多機能血行動態モニタの臨床開発.
2017年度~2019年度, 日本医療研究開発機構研究費 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業, 分担, 心不全の発症・重症化の高精度予測とそれに基づく最適な治療戦略の開発.
2016年度~2018年度, 日本医療研究開発機構研究費 先端計測分析技術・機器開発プログラム, 分担, 心筋梗塞後心不全を防ぐ迷走神経刺激カテーテル装置開発
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2015年度~2017年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業, 分担, ナチュラルキラーT細胞活性化による慢性炎症制御に基づく新たな心筋症治療の実用化.
2015年度~2018年度, 日本医療研究開発機構研究費 未来医療を実現する医療機器・システム研究開発事業, 分担, ウェアラブルモニターで実現する循環器診断支援技術の開発.
2016年度~2018年度, 日本医療研究開発機構研究費 医薬品等規制緩和・評価研究事業, 分担, 医薬品開発に利用できる疾患領域別データ標準の作成に関する研究.
2016年度~2018年度, 日本医療研究開発機構研究費 臨床研究・治験推進研究事業, 分担, 患者レジストリを活用した難治性クッシング症候群及びサブクリニカルクッシング症候群の病態解明と11β-HSD1阻害剤の臨床開発.
2015年度~2016年度, 日本医療研究開発機構研究費 医療技術実用化総合研究事業, 分担, 高性能国産新規RNAウイルスベクターによる虚血肢治療製剤の開発.
2015年度~2016年度, 日本医療研究開発機構研究費 医療技術実用化総合研究事業, 分担, 網膜色素変性に対する視細胞保護遺伝子治療臨床研究~GCPに準拠した遺伝子治療臨床研究~.
2015年度~2017年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業, 分担, 重症肺高血圧症の予後と生活の質を改善するための安心安全のナノ医療製剤(希少疾病用医薬品)の実用化臨床試験.
2015年度~2017年度, 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業, 分担, 網膜色素変性に対する視細胞保護遺伝子治療の実用化に関する研究~医師主導治験への移行を目指した研究~.
2015年度~2017年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 先天性心疾患の患者教育とトータルライフケアをめざした医療情報集約システムの構築.
2012年度~2016年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 革新的医薬品・医療機器・再生医療製品実用化促進事業(循環器疾患、次世代型治療機器).
2011年度~2013年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, コンパニオン体外診断用医薬品の臨床性能試験の在り方に関する再帰的研究.
2011年度~2012年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 代表, デバイス・ラグ解消に向けた海外規制の実態とその対策に係る調査研究.
2007年度~2009年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 医療機器の国際的な動向を踏まえた品質、有効性及び安全性の評価に関する研究.
2006年度~2006年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 循環器疾患領域における大規模臨床試験の手法に係る研究.
2004年度~2004年度, 厚生労働科学研究費補助金 (厚生労働省), 分担, 次世代医療機器研究・開発・商業化促進のための薬事承認の在り方に関する研究.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2018.04~2025.03, 代表, 本共同研究部門は、がん免疫分野における非臨床POC*の取得に関わる創薬支援と新日本科学で実施されるがん免疫に関する基礎研究に九州大学から得られる様々な知見を反映できるようサポートします。 九州大学病院は日本を代表する国立総合病院の一つであり、がんに関わらず日々多くの疾患に対する治療を提供しています。 同じキャンパス内の先端医療オープンイノベーションセンターに本共同研究部門が設立されたことによって、同大学病院から生み出されるがん領域における様々な研究成果と新日本科学が長年に渡り培ってきた非臨床領域におけるノウハウを結びつけることが可能になります。 九州大学と新日本科学との共同研究の成果により、将来的にがん患者の皆様に一つでも多く、治療の選択肢を提供できるような研究結果が得られるよう貢献して参ります。 .
2021.06~2024.03, 代表, 九州大学先端医療オープンイノベーションセンターは、アジアの橋渡し研究推進拠点として、ネットワーク対応型の開発を推進しています。これまで、産学共同研究は学術的な観点では多くの成果をあげてきました。しかしながら、実用化に至る事例が多くない状況を鑑みると、新しいオープンイノベーション戦略が必要です。本共同研究部門では、日本医療研究開発機構も推奨する、「産」in「学」の新しい形を目指して、持田製薬の創薬アセットと当センターが保有するネットワークをフル活用し、社会実装につながる開発指向の高い共同研究を展開します。 .
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