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奈良岡 浩(ならおか ひろし) データ更新日:2021.06.16

教授 /  理学研究院 地球惑星科学部門 太陽惑星系物質科学


主な研究テーマ
<大きな研究テーマと目標>
1. 宇宙地球史において有機化合物がどのように生成し(化学進化)、地球上にいつどのようにして生命が誕生し、生命活動は地球環境をどのように変えてきたのか (地球環境進化に果たす生物の役割)。
2. 逆に堆積物 (岩) 中に含まれている有機物には当時の地球表層環境、生物活動、環境変動および地球化学サイクルがどのように記録されているか。
3. 地球上の特殊極限環境における生命活動とその代謝・生態系メカニズムはどのようなものか。
 以上のことを有機分子レベルおよび同位体レベル(炭素、水素、窒素、イオウ、酸素)で解明すること。
キーワード:化学進化、隕石、生命の起源、有機化合物、バイオマーカー、極限生命圏、安定同位体
2000.04~2024.03.
従事しているプロジェクト研究
はやぶさ2プロジェクト
2013.04~2022.03, 代表者:吉川真, 宇宙科学研究所, 宇宙航空研究開発機構(日本)
はやぶさ2探査機でもたらされる小惑星リュウグウ試料の分析.
研究業績
主要著書
1. 奈良岡浩, 地球化学講座第8巻「地球化学実験法」宇宙物質:有機元素・同位体/有機物を目的として, 培風館, 86-93, 2010.07.
2. 奈良岡浩, 「炭素の辞典」 2.炭素の科学 2.1.3 同位体, 朝倉書店, 48-60, 2007.07.
3. 奈良岡浩, 地球化学講座4「有機地球化学」第7章、有機分子の同位体組成, 培風館, 201-231, 2004.10.
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 奈良岡浩, 隕石中の有機化合物の起源と生成機構, 低温科学, 78, 265-275., doi: 10.14943/lowtemsci. 78. 265, 2020.03.
2. 奈良岡浩, エポックメイキングな隕石たち その6:Murchison隕石〜地球外有機化合物の証拠〜, 日本惑星科学会誌「遊星人」, 2015.10.
3. 奈良岡 浩, 「はやぶさ」粒子の有機化合物分析と「はやぶさ2」, 日本惑星科学会誌, 2013.08.
4. 奈良岡浩, 隕石中の有機化合物-その起源と生成機構, 日本惑星科学会誌 遊星人, 170-175ページ, 1994.08.
5. 奈良岡浩, 有機宇宙化学における分子・同位体分析とサンプルリターン, 日本惑星科学会誌 遊星人, 59-65ページ, 1998.08.
6. 奈良岡浩、山田桂太、松本公平、石渡良志, ガスクロマトグラフ燃焼安定同位体比質量分析計を用いた軽元素の有機分子レベル同位体比測定と地球化学への応用, 地球化学, 193-210ページ, 1997.06.
7. 奈良岡浩, 陸−海洋系における環境試料中の有機分子レベル安定炭素同位体比と地球化学サイクル, 平成9-11年度科学研究費補助金基盤研究B(2)研究成果報告書, 2000.03.
8. 奈良岡浩, 低分子有機酸類の分子レベル炭素同位体比の測定法の確立と応用, 平成9-11年度科学研究費補助金基盤研究B(2)研究成果報告書, 2000.08.
9. 奈良岡浩, バイオマーカーと同位体を用いた始生代における生物多様性と地球表層環境変動の関係, 平成12-14年度科学研究費補助金基盤研究B(2)研究成果報告書, 2003.10.
10. 奈良岡浩, 超微量有機分子レベル水素同位体比測定法の開発と地球環境科学への応用, 平成12-14年度科学研究費補助金基盤研究A(2)研究成果報告書, 2004.09.
11. 奈良岡浩, 有機分子の宇宙・地球環境における多次元同位体システマティクス, 平成15-18年度科学研究費補助金基盤研究A(2)研究成果報告書, 2007.03.
主要学会発表等
1. Shin Tsutsui, Hiroshi Naraoka, Isotope variation at nanomolar carbonate in the Murchison meteorite, The 71st Annual Meeting of the Meteoritical Society, 2008.07.
2. Yasuhiro Oba, Hiroshi Naraoka, Incorporation of hydrous oxygen into insoluble organic matter (IOM) of Murchison, The 71st Annual Meeting of the Meteoritical Society, 2008.07.
3. Hiroshi Naraoka, Hideyasu Kojima, Meteorite search in East Antarctica: Beyond the Yamato Mountains, Workshop on Antarctic Meteorites: Search, Recovery and Classification, 2008.07.
4. Masanori Kaneko, Hiroshi Naraoka, δ13C and δD of Archaeal lipids in gas hydrate-bearing deep sediments, 18th Annnual V.M. Goldschmidt Conference, 2008.07.
5. Hiroshi Naraoka, Simon R. Poulson, Multiple sulfur isotope fractionation of SO2 by UV radiation with narrowly-defined wavelengths, 18th Annnual V.M. Goldschmidt Conference, 2008.07.
6. 奈良岡浩、大場康弘, 隕石有機物の水質変成:化学進化に果たす役割, 日本地球化学会第55回年会, 2008.09.
7. 新開宏、奈良岡浩, 日本海の氷期ー間氷期堆積物に含まれる古細菌膜脂質由来のビフィタンの存在度, 日本地球化学会第55回年会, 2008.09.
8. 金子雅紀、奈良岡浩, 膜脂質の炭素・水素同位体組成から見たメタンハイドレート濃集域堆積物深部の古細菌活動, 日本地球化学会第55回年会, 2008.09.
9. 奈良岡浩、S.R.Poulson、千葉仁, SO2の紫外吸収スペクトルと分解時の同位体分別異常との関係, 日本地球化学会第55回年会, 2008.09.
10. 筒井新、奈良岡浩, Murchison隕石中の炭酸塩の同位体組成と組織との関係, 日本地球化学会第55回年会, 2008.09.
11. 奈良岡浩, Late Archean 海洋堆積物の地球化学:酸化還元元素と生元素同位体比の分布, 日本地質学会第115年学術大会, 2008.09.
12. 奈良岡浩、S.R.Poulson、杉岡幹生, イオウの質量非依存同位体分別と大気進化:SO2の紫外吸収スペクトル, 日本地球化学会第54回年会, 2007.09.
13. Yasuhiro Oba, Hiroshi Naraoka, Isotopic variations of macromolecular organic matter from CM chondrites during hydrous pyrolysis, 31th Symposium on Antarctic Meteorites, 2007.06.
14. Masanori Kaneko, Hiroshi Naraoka, Origin of sedimentary organic matter at the Northern Cascadia Margin, 2007 AGU Fall Meeting, 2007.12.
15. 金子雅紀、奈良岡浩, Northern Cascadia Margin 堆積物における炭化水素の炭素同位体組成とその起源, 日本地球化学会第54回年会, 2007.09.
16. 新開宏、奈良岡浩, 日本海の氷期-間氷期堆積物中バイオマーカーの水素同位体組成, 日本地球化学会第54回年会, 2007.09.
17. 西村佳恵、奈良岡浩, 種々の炭素質コンドライト中のアミノ酸の同定・定量, 日本地球化学会第54回年会, 2007.09.
学会活動
所属学会名
日本地球化学会
日本有機地球化学会
日本惑星科学会
日本地球惑星科学連合
生命の起原および進化学会
国際隕石学会
国際地球化学会
学協会役員等への就任
2019.11~2021.06, 日本有機地球化学会, 会長.
2019.08~2021.07, 日本地球化学会, 理事.
2015.01~2016.12, 日本地球化学会, 評議員.
2013.09~2015.08, 日本有機地球化学会, 運営委員.
2014.01~2015.12, 日本地球化学会, 評議員.
2007.09~2009.09, 日本地球化学会, 評議員.
2001.08~2009.08, 日本有機地球化学会, 運営委員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2020.12.05~2020.12.05, 有機地球化学「若手・学生オンライン研究発表会2020」, 主催.
2017.09.14~2017.09.15, 2017年度日本地球化学会第62回年会, 座長(Chairmanship).
2013.10.16~2013.10.18, HAYABUSA 2013: Symposium of Solar System Materials, 座長(Chairmanship).
2012.09.11~2012.09.13, 2013年度日本地球化学会第60回年会, 座長(Chairmanship).
2013.03.14~2013.03.16, 生命の起源および進化学会第38回学術講演会, 座長(Chairmanship).
2012.09.11~2012.09.13, 2012年度日本地球化学会第59回年会, 開催.
2011.09.01~2011.09.02, 第29回有機地球化学シンポジウム, 主催.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2007.04~2014.03, Geochemical Journal, 国内, 編集委員.
2004.08~2007.08, Researches in Organic Geochemistry, 国内, 編集委員長.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2020年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
ネバダ大学リノ校, UnitedStatesofAmerica, 2019.03~2019.04.
American Geophysical Union 2018 Fall Meeting, UnitedStatesofAmerica, 2018.12~2018.12.
Goldschmidt Conference 2017, France, 2017.08~2017.08.
XVIIIth International Conference on the Origin of Life, UnitedStatesofAmerica, 2017.07~2017.07.
Astrobiology Science Conference 2017, UnitedStatesofAmerica, 2017.04~2017.04.
Annual Meeting of Meteoritical Society 2016, Germany, 2016.08~2016.08.
Astrobiology Science Conference 2015, UnitedStatesofAmerica, 2015.06~2015.06.
The Goldschmidt Conference 2014, UnitedStatesofAmerica, 2014.06~2014.06.
The Goldschmidt Conference 2013, Italy, 2013.08~2013.08.
The 75th Annual Meeting of the Meteoritical Society, UnitedKingdom, 2011.08~2011.08.
ペンシルバニア州立大学, UnitedStatesofAmerica, 1996.02~1996.12.
外国人研究者等の受入れ状況
2019.11~2019.11, 2週間未満, University of Grenoble Alpes, France, 学内資金.
2019.09~2019.09, 2週間未満, NASA Goddard Space Flight Center, UnitedStatesofAmerica, .
2019.09~2019.09, NASA Goddard Flight Space Center, UnitedStatesofAmerica.
2019.02~2019.02, 2週間未満, University Grenoble Alpes, France, 文部科学省.
2018.02~2018.02, 2週間未満, University Grenoble Alpes, France, 文部科学省.
2017.02~2017.02, 2週間未満, NASA Goddard Space Flight Center, UnitedStatesofAmerica, .
2018.02~2018.03, 2週間未満, ミュンヘン工科大学, Germany, 日本学術振興会.
2012.12~2012.12, 2週間未満, University of Nevada-Reno, UnitedStatesofAmerica, 学内資金.
2013.10~2013.11, 1ヶ月以上, University of Nevada-Reno, UnitedStatesofAmerica, 日本学術振興会.
2012.02~2012.02, 2週間未満, University of Nevada-Reno, Canada, 学内資金.
2009.04~2009.05, 1ヶ月以上, Univ. Nevada-Reno, UnitedStatesofAmerica.
受賞
地球化学研究協会学術賞(三宅賞), 地球化学研究協会, 2015.12.
有機地球化学賞(学術賞), 2009.08.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2020年度~2023年度, 基盤研究(A), 代表, 小惑星リュウグウからみた太陽系有機化合物の進化.
2020年度~2024年度, 学術変革領域研究(A), 分担, 次世代アストロケミストリー:素過程理解に基づく学理の再構築、「太陽系形成時の化学環境の解明」.
2015年度~2019年度, 基盤研究(S), 代表, 新世代の超微量惑星有機化合物研究:感度・分離と質量・空間分解の超高度化.
2013年度~2017年度, 新学術領域研究, 分担, 宇宙有機物の構造と同位体.
2011年度~2014年度, 基盤研究(A), 代表, 太陽系最古有機物の化学構造と同位体組成の解明.
2008年度~2010年度, 基盤研究(B), 代表, 光反応によるイオウ化合物の質量非依存同位体分別に関わる基礎過程の解明.
2009年度~2010年度, 新学術領域研究, 代表, 海底下の有機化合物バイオマーカーの炭素・水素同位体組成と生物活動.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2008年度~2008年度, 石油・天然ガス基礎研究, 代表, ガスハイドレート域の掘削堆積物中のバイオマーカー分布.
寄附金の受入状況
2019年度, 奈良岡浩, 有機宇宙地球化学研究資金.

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