新生児から成人までに発症する特発性血栓症の診療アルゴリズムの確立
キーワード:新生児医療,小児医療,移行期医療,遺伝医療,血栓止血学
2020.05~2023.03.



落合 正行(おちあいまさゆき) | データ更新日:2022.04.06 |

学術研究員 /
環境発達医学研究センター
主な研究テーマ
新生児に発症する特発性血栓症の診療アルゴリズムの確立
キーワード:新生児医療,遺伝医療,血栓止血学
2017.04~2023.03.
キーワード:新生児医療,遺伝医療,血栓止血学
2017.04~2023.03.
経皮ガスモニタリングを用いた新たなモニタリング法の開発
キーワード:モニタリング 呼吸
2016.01~2018.03.
キーワード:モニタリング 呼吸
2016.01~2018.03.
極低出生体重児における高フェリチン血症の病態解析
キーワード:新生児、NICU、輸血、酸化障害、易感染性
2016.04~2019.03.
キーワード:新生児、NICU、輸血、酸化障害、易感染性
2016.04~2019.03.
新生児気管支肺異形成BPD重症化因子の検索と炎症特異的な治療戦略の開発
キーワード:新生児医療、呼吸器
2014.04~2018.03.
キーワード:新生児医療、呼吸器
2014.04~2018.03.
新生児消化管アレルギーの病態および治療乳によるビタミン欠乏の解析
キーワード:新生児医療、免疫、栄養
2014.04~2016.03.
キーワード:新生児医療、免疫、栄養
2014.04~2016.03.
九大ハイリスク新生児臨床研究ネットワーク
キーワード:新生児医療 多施設共同研究
2013.04~2016.03.
キーワード:新生児医療 多施設共同研究
2013.04~2016.03.
母児免疫性血小板減少症と早発黄疸の予測因子の検索
キーワード:母児免疫、血小板減少、溶血、黄疸
2012.04~2015.03.
キーワード:母児免疫、血小板減少、溶血、黄疸
2012.04~2015.03.
九大ハイリスク新生児臨床研究ネットワーク
キーワード:新生児医療 多施設共同研究
2010.04~2013.04.
キーワード:新生児医療 多施設共同研究
2010.04~2013.04.
周産期・新生児医療のおける新たな評価方法の開発
キーワード:新生児医療
2003.04~2015.03.
キーワード:新生児医療
2003.04~2015.03.
アデノ・アデノ関連ウイルスベクターを用いた遺伝子修復研究
キーワード:遺伝子治療
2003.06~2010.03.
キーワード:遺伝子治療
2003.06~2010.03.
従事しているプロジェクト研究
新生児から成人までに発症する特発性血栓症の診療アルゴリズムの確立
2020.04~2025.03, 代表者:大賀正一, 九州大学医学研究院成長発達医学分野(小児科), 日本
新生児・乳児に発症する特発性血栓症は,集中治療と外科手術の進歩に伴い増加傾向にある。日本では小児期に発症する特発性血栓症の半数以上にプロテインC(PC),プロテインSおよびアンチトロンビン欠乏を認め,それぞれ約半数に各遺伝子バリアントが同定される。小児期に発症する遺伝性血栓症には,成人期よりPC欠乏症が多く発症様式も異なり,早期診断と長期治療管理が難しい。本研究班は新生児・乳児期に発症する特発性血栓症の診断と治療管理向上のため,遺伝子解析法,病態モニター,抗凝固療法と補充療法の確立と新規根治療法の開発を行っている。.
2020.04~2025.03, 代表者:大賀正一, 九州大学医学研究院成長発達医学分野(小児科), 日本
新生児・乳児に発症する特発性血栓症は,集中治療と外科手術の進歩に伴い増加傾向にある。日本では小児期に発症する特発性血栓症の半数以上にプロテインC(PC),プロテインSおよびアンチトロンビン欠乏を認め,それぞれ約半数に各遺伝子バリアントが同定される。小児期に発症する遺伝性血栓症には,成人期よりPC欠乏症が多く発症様式も異なり,早期診断と長期治療管理が難しい。本研究班は新生児・乳児期に発症する特発性血栓症の診断と治療管理向上のため,遺伝子解析法,病態モニター,抗凝固療法と補充療法の確立と新規根治療法の開発を行っている。.
血液凝固異常症に関する研究班
2017.04~2026.03, 代表者:森下英理子, 金沢大学医薬保健研究域保健学系, 日本
本研究班では、特発性血栓症の誘因となる先天性血栓性素因の病態解析と診断法の開発、全国実態調査による疫学・治療実態の把握、小児期から成人期発症患者全てを対象とする包括的診療ガイドラインの作成を目的としており、特発性血栓症の予防を期待すると共に、重症型遺伝性血栓性素因患者の予後改善を図る。これまでに、日本人VTEの発症エビデンスを調査し、遺伝性血栓性素因の診断基準を作成した。.
2017.04~2026.03, 代表者:森下英理子, 金沢大学医薬保健研究域保健学系, 日本
本研究班では、特発性血栓症の誘因となる先天性血栓性素因の病態解析と診断法の開発、全国実態調査による疫学・治療実態の把握、小児期から成人期発症患者全てを対象とする包括的診療ガイドラインの作成を目的としており、特発性血栓症の予防を期待すると共に、重症型遺伝性血栓性素因患者の予後改善を図る。これまでに、日本人VTEの発症エビデンスを調査し、遺伝性血栓性素因の診断基準を作成した。.
新生児・乳児に発症する特発性血栓症の病態解明および治療管理法と根治療法の確立に関する研究
2017.04~2020.03, 代表者:大賀正一, 九州大学大学院医学研究院・成長発達医学分野.
2017.04~2020.03, 代表者:大賀正一, 九州大学大学院医学研究院・成長発達医学分野.
日本未熟児新生児学会標準化検討委員会 鉄剤ガイドライン改定小委員会
2013.04~2016.03, 代表者:楠田 聡, 東京女子医大総合周産期母子医療センター, 日本
新生児栄養フォーラム小委員会鉄剤投与委員会では、2003年に科学的根拠に基づいた「早産児に対する鉄剤投与のガイドライン」を作成した。ガイドライン作成はEBMの手法によるため、もととなるエビデンスが古くなれば、ガイドラインとしての価値は減じ、ガイドライン作成方法も年々進化してきている。そこで、初版発刊より10年経過した現在、2013年より改訂作業が開始された。
.
2013.04~2016.03, 代表者:楠田 聡, 東京女子医大総合周産期母子医療センター, 日本
新生児栄養フォーラム小委員会鉄剤投与委員会では、2003年に科学的根拠に基づいた「早産児に対する鉄剤投与のガイドライン」を作成した。ガイドライン作成はEBMの手法によるため、もととなるエビデンスが古くなれば、ガイドラインとしての価値は減じ、ガイドライン作成方法も年々進化してきている。そこで、初版発刊より10年経過した現在、2013年より改訂作業が開始された。
.
重症胎児発育不全の前方視的コホート研究
2014.04~2016.03, 代表者:石井桂介、梅原永能, 大阪府立母子保健総合医療センター、国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター, 日本
重症胎児発育不全児は、周産期におけるハイリスク症例であり、周産期死亡や神経学的後遺症のリスクがある。胎内での胎児状態悪化のリスクと分娩(人工早産)による未熟性によるリスクがあり、分娩時期の決定に難渋することが多い。分娩時期(在胎週数)が予後に関連すると考えられているが、最適な分娩時期の決定を含めて管理指針は確立していない。胎児機能不全が疑われる児は人工早産により早急に胎外管理とするべきであるという提案もあるが、現在このことのメリットを支持するエビデンスは十分ではない。我々が行った後方視的な予後因子調査では、早い在胎週数や羊水過少が児の予後不良と関連していたが、臍帯動脈血流異常や本邦にて広く娩出基準として用いられている胎児の発育停止は予後と関連していなかった。ただしこの研究は後方視的研究であり、胎児期の情報の収集と解析が十分では無かった。また長期予後の評価でも欠損データが多かった。そこで、本研究の主たる目的は、胎児発育不全児の長期予後を念頭に置いた分娩管理指針の確立に向けて、重症胎児発育不全児の長期予後を明らかにし、さらに分娩(人工早産)の適応を含む周産期予後因子を明らかにすることである。.
2014.04~2016.03, 代表者:石井桂介、梅原永能, 大阪府立母子保健総合医療センター、国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター, 日本
重症胎児発育不全児は、周産期におけるハイリスク症例であり、周産期死亡や神経学的後遺症のリスクがある。胎内での胎児状態悪化のリスクと分娩(人工早産)による未熟性によるリスクがあり、分娩時期の決定に難渋することが多い。分娩時期(在胎週数)が予後に関連すると考えられているが、最適な分娩時期の決定を含めて管理指針は確立していない。胎児機能不全が疑われる児は人工早産により早急に胎外管理とするべきであるという提案もあるが、現在このことのメリットを支持するエビデンスは十分ではない。我々が行った後方視的な予後因子調査では、早い在胎週数や羊水過少が児の予後不良と関連していたが、臍帯動脈血流異常や本邦にて広く娩出基準として用いられている胎児の発育停止は予後と関連していなかった。ただしこの研究は後方視的研究であり、胎児期の情報の収集と解析が十分では無かった。また長期予後の評価でも欠損データが多かった。そこで、本研究の主たる目的は、胎児発育不全児の長期予後を念頭に置いた分娩管理指針の確立に向けて、重症胎児発育不全児の長期予後を明らかにし、さらに分娩(人工早産)の適応を含む周産期予後因子を明らかにすることである。.
厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業)低出生体重児消化管機能障害の疾患概念確立にむけた疫学調査研究
2014.04~2016.03, 代表者:奥山宏臣, 大阪大学大学院医学系研究科 外科学小児外科, 日本
極低出生体重児にみられる壊死性腸炎、特発性腸穿孔、胎便関連性腸閉塞といった消化管機能障害は、生命予後だけでなく長期予後にも関与する重篤な合併症である。しかしこれらの消化管機能障害の個々の発症原因は不明であり、特発性腸穿孔、胎便関連性腸閉塞に関しては、その疾患概念も確立されていない。そこで本研究では、極低出生体重児の消化管機能障害を対象とした全国疫学調査を実施して、各疾患の疾患概念・診断基準・重症度分類を策定し、診療ガイドラインを作成する。.
2014.04~2016.03, 代表者:奥山宏臣, 大阪大学大学院医学系研究科 外科学小児外科, 日本
極低出生体重児にみられる壊死性腸炎、特発性腸穿孔、胎便関連性腸閉塞といった消化管機能障害は、生命予後だけでなく長期予後にも関与する重篤な合併症である。しかしこれらの消化管機能障害の個々の発症原因は不明であり、特発性腸穿孔、胎便関連性腸閉塞に関しては、その疾患概念も確立されていない。そこで本研究では、極低出生体重児の消化管機能障害を対象とした全国疫学調査を実施して、各疾患の疾患概念・診断基準・重症度分類を策定し、診療ガイドラインを作成する。.
小児・新生児期における遺伝性血栓症(プロテインC異常症含む)の効果的診断と治療予防法の確立に関する研究
2011.05~2016.03, 代表者:大賀 正一, 九州大学, 九州大学
母子の血栓性素因を効率的にスクリーニングし、遺伝子診断を行って小児周産期の血栓塞栓症の全貌を明らかにし、治療管理と予防法の確立を目的とする。日本産婦人科新生児血液学会を通じた小児周産期ネットワークを活動基盤に、九州大学を解析拠点として、わが国の母子の血栓性素因の分子疫学を明らかにする。家系と症例の調査解析から、「周産期・小児における遺伝性血栓症の診療ガイドライン」を策定する。さらに活性低下と遺伝子変化の乖離例を対象に、新規血栓性素因の発見を目指す。小児血栓症の継続的な国内登録システムに発展させる。.
2011.05~2016.03, 代表者:大賀 正一, 九州大学, 九州大学
母子の血栓性素因を効率的にスクリーニングし、遺伝子診断を行って小児周産期の血栓塞栓症の全貌を明らかにし、治療管理と予防法の確立を目的とする。日本産婦人科新生児血液学会を通じた小児周産期ネットワークを活動基盤に、九州大学を解析拠点として、わが国の母子の血栓性素因の分子疫学を明らかにする。家系と症例の調査解析から、「周産期・小児における遺伝性血栓症の診療ガイドライン」を策定する。さらに活性低下と遺伝子変化の乖離例を対象に、新規血栓性素因の発見を目指す。小児血栓症の継続的な国内登録システムに発展させる。.
広域ネットワーク型臨床研究推進事業(九大ハイリスク新生児臨床研究ネットワーク)
2010.04~2013.04, 代表者:原 寿郎, 九州大学医学研究院成長発達医学分野(小児科), 日本
「九大ハイリスク新生児臨床研究ネットワーク」では、周産期医療から長期予後まで既存のネットワークをもとに多施設共同臨床研究を行うインフラを整備する。10の関連施設から年間1000例程度のハイリスク新生児をデータベースに登録し、①早産児・低出生体重児の検査データの基準値の設定、②周産期合併症の多変量解析による病因検索、③長期予後の現状調査と病因検索、気管支肺形成を合併した児の学童期の呼吸機能の評価を推進する。.
2010.04~2013.04, 代表者:原 寿郎, 九州大学医学研究院成長発達医学分野(小児科), 日本
「九大ハイリスク新生児臨床研究ネットワーク」では、周産期医療から長期予後まで既存のネットワークをもとに多施設共同臨床研究を行うインフラを整備する。10の関連施設から年間1000例程度のハイリスク新生児をデータベースに登録し、①早産児・低出生体重児の検査データの基準値の設定、②周産期合併症の多変量解析による病因検索、③長期予後の現状調査と病因検索、気管支肺形成を合併した児の学童期の呼吸機能の評価を推進する。.
研究業績
主要著書
1. | 落合正行, 今日の治療指針2020年版-私はこう治療している, 2021.07. |
2. | 落合 正行, 早産児の貧血, 今日の治療指針2016年度版, 2016.04. |
3. | 落合 正行, 鉄欠乏児に対する母乳栄養 (特集 早産児と母乳), 2015.04. |
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
学会活動
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2016.11.30~2016.12.01, 第61回日本新生児成育医学会, 座長(Chairmanship).
2014.11.29~2014.11.29, 第19回日本在宅ケア学会学術集会, 座長(Chairmanship).
2013.11.25~2013.11.27, 第57回日本未熟児新生児学会, 座長(Chairmanship).
2016.08.28~2015.08.28, The 27th Fukuoka International Symposium on Pediatric Maternal-Child Health Research, 小児科担当.
2015.07~2015.07.29, 第51回日本周産期新生児医学会, シンポジスト.
2015.08.30~2015.08.30, The 26th Fukuoka International Symposium on Pediatric Maternal-Child Health Research, 小児科担当.
2014.08.30~2014.08.30, The 25th Fukuoka International Symposium on Pediatric Maternal-Child Health Research , 小児科担当.
2013.08.31~2013.08.31, The 24th Fukuoka International Symposium on Pediatric Maternal-Child Health Research , 小児科担当.
2012.09.01~2012.09.01, The 23rd Fukuoka International Symposium on Pediatric Maternal-Child Health Research , 小児科担当.
2011.09.03~2010.09.03, The 22nd Fukuoka International Symposium on Pediatric Maternal-Child Health Research, 小児科担当.
2010.08.21~2010.08.22, The 21st Fukuoka International Symposium on Pediatric Maternal-Child Health Research, 事務局.
学術論文等の審査
年度 | 外国語雑誌査読論文数 | 日本語雑誌査読論文数 | 国際会議録査読論文数 | 国内会議録査読論文数 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
2017年度 | 2 | 2 | |||
2016年度 | 3 | 3 | |||
2014年度 | 2 | 4 | |||
2013年度 | 4 | 4 |
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2015年度~2018年度, 基盤研究(C), 代表, 新生児気管支肺異形成BPD重症化因子の検索と炎症特異的な治療戦略の開発.
2012年度~2015年度, 若手研究(B), 代表, 母児免疫性血小板減少症および早発黄疸の予測因子の検索.


本データベースの内容を無断転載することを禁止します。

九大関連コンテンツ
pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。
九州大学知的財産本部「九州大学Seeds集」
QIR 九州大学学術情報リポジトリ システム情報科学研究院
九州大学病院
- Activity Report of Asia-Pacific Medical Network Project in Kyushu University Hospital : Vol.6
- 「超高速ネットワークを利用したアジア遠隔医療プロジェクト」TEMDEC ...
- Activity Report of Asia-Pacific Medical Network Project in Kyushu University Hospital : Vol.5
- 「超高速ネットワークを利用したアジア遠隔医療プロジェクト」TEMDEC(Te ...
- Development of a Broadband Telemedical Network Based on Internet Protocol in the Asia-Pacific Region