九州大学 研究者情報
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三木 洋一郎(みき よういちろう) データ更新日:2023.10.17



主な研究テーマ
共創的課題解決力を育成する教育モデルの開発と、それに基づく優れた教育実践の蓄積と活用
キーワード:協働学習、課題解決力、教育モデル
2019.04~2022.03.
課題探究・解決型協同学習プログラムの開発
キーワード:協同学習、チーム基盤型学習法、TBL、PBL、ICT
2017.04~2021.03.
体系的なアウトカムベース教育プログラムの開発
キーワード:アクティブ・ラーニング、チーム基盤型学習法、TBL、ICT
2013.01~2017.12.
従事しているプロジェクト研究
教育の質向上支援プログラム「卒業生の卒後評価システム構築に向けた取組」
2015.07~2017.03, 代表者:三木洋一郎, 九州大学大学院歯学研究院, 九州大学
卒後研修先や就職先の外部者による卒業生評価を継続的に収集し、入学時、在学中および卒業時のアウトカムとの関連性を明らかにして、本学の教育プログラム改善のためにフィードバックする仕組みの構築を目指す。.
教育の質向上支援プログラム「タブレット端末によるセキュアな学習支援」
2014.07~2016.03, 代表者:三木洋一郎, 九州大学大学院歯学研究院, 九州大学
高精細な画像・映像を含む教材の配信、ネットワーク環境での小テスト等の実施、迅速なデータ収集と解析に基づく効果的なフィードバック、等を実現するために、タブレット端末によるセキュアなオンライン学習支援環境の構築を目指す。.
教育の質向上支援プログラム「プロフェッショナリズム教育確立への取組」
2013.07~2015.03, 代表者:三木洋一郎, 九州大学大学院歯学研究院, 九州大学
高い倫理観・道徳性を備えた医療人の教育体制を強固なものとするために、教職員等の意識改善を促すFDを実践する人材(ファカルティ・ディベロッパー、FDer)を養成するとともに、FDerによるFDを実施し教職員等の医療プロフェッショナリズムに対する意識改善を促すことを目的とする。医療プロフェッショナリズム教材を開発するとともに、授業担当者と教材開発者の養成ワークショップを実施して、医療プロフェッショナリズム教育の確立を目指す。.
教育の質向上支援プログラム「二学年統合型TBL実施体制確立への取組」
2012.07~2014.03, 代表者:高橋一郎, 九州大学大学院歯学研究院, 九州大学
歯学教育の総復習として5年生と6年生に実施している科目である「総合歯科学」および「歯学総論 V」を統合し、二学年共同の屋根瓦方式授業としてチーム基盤型学習法(TBL)を導入するため、Web学習システムを活用した学習リソースを開発するための教員能力の向上と、TBLにおいて教員の果たす役割に関する具体的能力の習得を目指す。.
研究業績
主要著書
1. 五十嵐ゆかり, 飯田真理子, 新福洋子, 三木 洋一郎, 瀬尾宏美, TBL実践ガイド, International Association of Medical Science Educators, 2016.09.
主要原著論文
主要学会発表等
1. 三木 洋一郎, 星 健治, 北原 亨, 徳森 謙二, 北川 周子, 髙橋 一郎, チーム基盤型学習法(TBL)を導入した歯科矯正学実習・第4報, 日本歯科医学教育学会, 2017.07, 歯科矯正学のTBL形式実習における、タブレット端末を用いたMoodle上の小テスト実施に関して、問題点と効果について報告した。.
2. Yoichiro Miki, Ichiro Takahashi, Kenji Tokumori, Noriko Kitagawa, Tablet PC assisted TBL - a pilot project, AMEE2016, 2016.08.
3. 三木 洋一郎, 髙橋 一郎, 五百井 秀樹, 徳森 謙二, 北川 周子, 事例報告:タブレット端末を利用したTBL授業-実施検証のためのパイロット授業, 日本医学教育学会, 2016.07, 5・6年合同の統合系科目「総合歯科学」(TBL形式)における準備確認テスト(RAT)等をeラーニングシステムmoodle上で実施して、高精細な画像を提示したり迅速かつ多角的なフィードバックが可能となるように、タブレット型端末の導入を計画している。そのパイロット授業の実施方法とタブレット型端末利用の効果について報告する。.
4. 三木 洋一郎, 星 健治, 北原 亨, 五百井秀樹, 徳森 謙二, 北川 周子, 髙橋 一郎, チーム基盤型学習法(TBL)を導入した歯科矯正学実習・第3報, 日本歯科医学教育学会, 2016.07, 歯科矯正学におけるTBL形式実習と他の授業形態とを授業評価アンケートの結果について基づいて比較した。.
5. Yoichiro Miki, Ichiro Takahashi, Kenji Tokumori, Noriko Kitagawa, Report: Tablet PC assisted TBL - a pilot project, 15th Annual TBLC Conference, 2016.03.
6. 三木 洋一郎, 髙橋 一郎, 五百井 秀樹, 徳森 謙二, 北川 周子, 事例報告:タブレット端末を利用したTBL授業-実施検証のためのパイロット授業, 日本医学教育学会, 2015.07, 5・6年合同の統合系科目「総合歯科学」(TBL形式)における準備確認テスト(RAT)等をeラーニングシステムmoodle上で実施して、高精細な画像を提示したり迅速かつ多角的なフィードバックが可能となるように、タブレット型端末の導入を計画している。そのパイロット授業の実施方法とタブレット型端末利用の効果について報告する。.
7. 三木 洋一郎, 五百井 秀樹, 髙橋 一郎, チーム基盤型学習法(TBL)を導入した歯科矯正学実習・第2報, 日本歯科医学教育学会, 2015.07, 平成26年度、歯科矯正学におけるTBL枠を拡大し、さまざまな改善を加えた。その変更点と授業評価アンケートの結果について報告する。.
8. 三木 洋一郎, 髙橋 一郎, 横山 武志, TBLによる2学年合同屋根瓦方式の総合歯科学学習, 日本医学教育学会, 2014.07, 九州大学歯学部では、基礎・臨床・医療倫理など様々な分野を横断的に学ばせる目的で、すべての学年に統合系科目を置いている。平成24年度から、5・6年の授業を統合しTBL形式で実施している。準備確認テストの平均点を比較すると、6年生の方が全体的に高得点を得ていた。ピア評価の結果からも、貢献度は6年生の方が平均的に高く評価されており、屋根瓦方式が一定の効果をもたらしたと考えられる。.
9. 三木 洋一郎, 髙橋 一郎, 五百井 秀樹, チーム基盤型学習法(TBL)を導入した歯科矯正学実習, 日本歯科医学教育学会, 2014.07, 九州大学歯学部では、歯科矯正学の講義と実習を4年次後期に30コマ(180分)ずつ実施している。平成25年度、チーム学習による基礎的知識と技能の応用および討議能力の向上を目的として、実習の一部(「模型分析とセファロ分析の基本的手技」、計4回、8コマ)にチーム基盤型学習(TBL)形式を導入した。授業評価アンケートの結果、授業に対する満足度の平均は70±19%であった(n = 52)。実習に関わった教員の感想として「予習が促され効果的な実習ができた」「活発な討論ができた」「教員の人的資源が少なくて済んだ」など肯定的な意見が多かった。.
学会活動
所属学会名
ヨーロッパ医学教育学会
Team-Based Learning Collaborative
日本医学教育学会
日本歯科医学教育学会
日本医学英語教育学会
学協会役員等への就任
2020.06~2024.05, 日本医学教育学会, 運営委員.
2016.06~2020.05, 日本医学教育学会, 運営委員.
2015.07~2019.06, 日本医学教育学会, 推薦代議員.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2017.04.22~2017.04.22, 第64回医学教育セミナーとワークショップin昭和大学:WS-7明日からできるアクティブ・ラーニング―様々なアクティブ・ラーニング・モデルを共有する―, タスクフォース.
2014.10.18~2014.10.19, 第54回医学教育セミナーとワークショップin九州大学:WS-1プロフェッショナリズムをどう教えるか?, コーディネータ、タスクフォース.
2015.07.24~2015.07.25, 日本医学教育学会, 座長(Chairmanship).
2014.07.19~2014.07.19, 日本医学教育学会, 座長(Chairmanship).
2014.02.23~2014.02.23, TBLフォーラム in 福岡 ―医療系教育におけるTBLの現状―, コーディネータ、事務局、パネリスト、タスクフォース.
2013.11.02~2013.11.02, Q-conference 2013, ポスター発表者.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2013年度      
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
Twente University, Groningen University, Vrije University, Netherlands, Netherlands, Netherlands, 2019.05~2019.05.
Twente University, Leiden University, Netherlands, Netherlands, 2019.01~2019.01.
Team-Based Learning Collaborative Annual Conference, UnitedStatesofAmerica, 2017.03~2017.03.
ホーチミン医科薬科大学歯学部, Vietnam, 2015.10~2015.10.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2020年度~2024年度, 基盤研究(C), 分担, 多文化的・学際的な協働教育の教育方法論の構築―知識理論とSciTSを土台として.
2020年度~2023年度, 基盤研究(C), 分担, 航空操縦技能とブリーフィングの質評価AIによる統合型パイロット養成システムの開発.
2016年度~2018年度, 基盤研究(C), 代表, チーム基盤型学習法のアクティブ・ラーナー育成に対する効果検証.
学内資金・基金等への採択状況
2015年度~2016年度, 教育の質向上支援プログラム(EEP), 代表, 卒業生の卒後評価システム構築に向けた取組.
2014年度~2015年度, 教育の質向上支援プログラム(EEP), 代表, タブレット端末によるセキュアな学習支援.
2013年度~2014年度, 教育の質向上支援プログラム(EEP), 代表, プロフェッショナリズム教育確立への取組.

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