造血器腫瘍の病態解明
キーワード:造血器腫瘍 悪性リンパ腫 白血病
2021.04~2022.07.



宮脇 恒太(みやわき こうた) | データ更新日:2023.08.15 |

主な研究テーマ
研究業績
主要学会発表等
1. | 宮脇恒太, 「病理診断とゲノム診断の融合 ーリンパ腫診断のパラダイムシフト−」 リンパ系腫瘍におけるゲノム異常の総論 , 第62回日本リンパ網内系学会学術集会・総会/第25回日本血液病理研究会, 2022.06. |
学会活動
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2023年度, 基盤研究(C), 代表, MYC関連難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対する新規治療標的の開発.
2016年度~2017年度, 若手研究(B), 代表, 巨核球・血小板系造血の分化機構の解明(lncRNAに注目して).
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2021年度~2024年度, 科学研究費補助金 (文部科学省), 代表, びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)は、最も頻度の高い悪性リンパ腫でありながら、約5割の患者が亡くなっており、これら難治性DLBCLの治療法開発は急務である。癌原遺伝子であるc-MYC(MYC)の過剰発現や変異を有するMYC関連DLBCLは、難治性DLBCLの多くを占めるが、MYC自体に対する創薬は困難とされている。そこで本研究では、大規模な臨床検体の解析を通じて、MYCの制御下においてDLBCLの増殖に不可欠な働きを有する代謝関連分子を同定し、難治性DLBCLに対する新たな標的治療の有効性、実現可能性を検証する。
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共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2022.04~2025.03, ゲノム解析やオミクス解析データの蓄積から、がんにおける遺伝子変異やゲノム再構成が明らかにされてきた。一方で腫瘍組織はがん細胞だけではなく、線維芽細胞や間質、血管内皮細胞や壁細胞、腫瘍関連マクロファージやリンパ球をはじめとする免疫担当細胞等と共に極めて複雑な相互作用からなる腫瘍生態系(エコシステム)を形成しており、がん細胞単独のゲノム解析で発がんやがんの進展を理解するという従来の研究手法には限界がある。本研究では、転座腎細胞癌マウスモデル及びヒト臨床検体において、組織内の位置情報を保持したオミクス解析(空間的オミクス解析)を行う事で、腫瘍組織の複雑な細胞間相互作用ネットワークを紐解く。.


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