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小野 貴継(おの たかつぐ) データ更新日:2021.07.15



主な研究テーマ
人工スピンで作る柔らかさ可変の担体による高エネルギー効率情報処理
キーワード:磁性ジョセフソン結合, 単一磁束量子, 近似計算, 情報担体
2020.12~2025.03.
組込みシステムに対するサイドチャネル攻撃耐性に関する研究
キーワード:サイドチャネル攻撃, セキュアコンピューティング, ハードウェアセキュリティ
2019.06~2021.03.
ポストムーア時代を支える100ギガヘルツ級時空間超電導コンピューティング
キーワード:超電導コンピューティング
2019.06~2022.03.
デバイスの消耗を活用した動作時限付きシステムアーキテクチャの研究
キーワード:動作時限付きアーキテクチャ, ウェアアウトデバイス
2019.06~2022.03.
データセンタを対象としたPhase Change Memoryの寿命制御
キーワード:データセンタ,メモリ,相変化メモリ,メモリ制御方式
2016.01~2018.03.
インメモリ処理向けメモリアーキテクチャに関する研究
キーワード:計算機アーキテクチャ,システム・アーキテクチャ,メモリアーキテクチャ,DRAM
2015.04~2017.03.
従事しているプロジェクト研究
デバイスの消耗を活用した動作時限付きシステムアーキテクチャの研究
2019.06~2022.03, 代表者:小野貴継, 九州大学.
My-IoT開発プラットフォームの研究開発
2019.01, 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構.
組込みシステムに対するサイドチャネル攻撃耐性に関する研究
2019.04, 代表者:小野貴継, 九州大学, 日本電信電話株式会社.
ポストムーア時代を支える100ギガヘルツ級時空間超伝導コンピューティング
2019.04, 代表者:井上弘士, 九州大学, 日本学術振興会.
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
2016.10, 代表者:岡村耕二, 九州大学, 科学技術振興機構(日本)
IoT 空間は、様々な情報を収集し、それらの情報を高度に解析した結果をフィードバックすることによって、人々の生活を劇的に変化させることができることから第4次産業革命とも呼ばれ、その実用化が世界中で期待されている。IoT空間の実用化の鍵はセキュリティの確保にある。本研究の目的は、IoT空間を安全にするための研究開発を総合的に行い、「安全なIoTサイバー空間の実現」することである。
本研究では、複雑なIoT 機器、ネットワーク、サーバおよび様々な情報で構成される IoT空間のセキュア化を、インド工科大学デリー校の電気・電子技術と九州大学の情報科学技術を融合させ実現する。さらに本研究では、研究開発に留まらず、IoT空間サービスを提供する人間やそのサービスを利用する人間が安全に IoT空間を利用するための訓練や教育を実施する。本研究の教育は、九州大学に設置するセキュアIoT開発のための教育システムを用いて、インド側の学生等の教育を日本人と交流を行いながら実践する。本研究によって IoT空間そのものの実用化と、IoT空間を安全に利用するための人間のリテラシの向上が同時に可能となり、真のIoT時代の到来を加速させることが期待できる。特に、インドでは多くの社会インフラへの ICT による支援が期待されているため、技術と教育をあわせた本研究成果の還元によるインド社会への貢献が大いに期待できる。.
シリコン限界を凌駕する100ギガヘルツ級超電導プロセッサ・アーキテクチャの研究
2016.04~2019.03, 代表者:井上弘士, 九州大学
本研究は,ポスト時代を支えるコンピューティング要素技術として,消費電力5ワット程度かつ動作周波数100ギガヘルツ級の超高性能低消費電力な超伝導プロセッサ・アーキテクチャを世界に先駆けて開発する.また,主要構成部品のチップ試作,ならびに,システムレベル・シミュレーションにより,その有効性ならびに実現可能性を明かにする.計算機工学ならびに超伝導工学のを跨いだ分野横断型研究であり,超伝導素子の利用を前提としたアーキテクチャと回路のコデザインを実施する.これにより,シリコンに変わる新デバイスを利用したプロセッサ構成法を示すとともに,その実現に必要となる超伝導回路設計技術を確立する..
ポストペタスケールシステムのための電力マネージメントフレームワークの開発
2015.04~2018.03, 代表者:近藤正章, 東京大学
ポストペタスケール高性能計算システムでは,供給電力,あるいは熱設計電力制約の中で,ハードウェア資源を投入し,運用時のピーク消費電力が制約を超えないことを保証する従来の設計思想では,アプリケーションを今後の大規模システムに対してスケールさせることは難しい.そこで,本研究課題では,ピーク消費電力が制約を超過することを積極的に許可し,ハードウェアの電力性能ノブを最適化することで実効電力を制約以下に制御するシステム形態がポストペタスケール高性能計算システムのあるべき姿との認識に立ち,これを前提とするアーキテクチャのコンセプトとする.本研究では電力制約適応型システムにおいて,ハードウェアに搭載された電力性能ノブ制御をアプリケーションの特性および運用状況に合わせて最適化し,アプリケーションの性能とシステム全体の電力効率を向上させることを目指す..
集積ナノフォトニクスによる超低レイテンシ光演算技術の研究
2015.12, 代表者:納富雅也, NTT
本研究では,この問題を根本的に解決するために,ナノフォトニクスの精密制御技術を駆使した新しい光コンピューティング技術を提案し,情報処理分野に破壊的イノベーションを引き起こすことを目指す.光コンピュータ80-90年代に活発に研究されたが,その後CMOSに対する優位性を見いだせずに衰退した技術と位置付けられている.本研究では,当時の光コンピュータ研究に関する分析を踏まえて,今後10-20年先のレイテンシボトルネックを解消するという目的の元に,新しい演算技術を提案する..
研究業績
主要原著論文
1. Koki Ishida, Masamitsu Tanaka, Takatsugu Ono, Koji Inoue, Towards Ultra High-Speed Cryogenic Single-Flux-Quantum Computing, IEICE Transactions on Electronics, Vol.E101-C, No.5, 359-369, 2018.05.
2. Mihiro Sonoyama, Takatsugu Ono, Osamu Muta, Haruichi Kanaya, Koji Inoue, Wireless Spoofing-Attack PreventionUsing Radio-Propagation Characteristics, IEEE International Conference on Dependable, Autonomic and Secure Computing, 502-510, 2017.11.
3. 石田 浩貴, 田中雅光, 小野 貴継, 井上 弘士, 単一磁束量子回路向けマイクロプロセッサのアーキテクチャ探索, 情報処理学会論文誌, 58, 3, 629-643, 2017.03.
4. Teruo Tanimoto, 小野 貴継, 井上 弘士, Hiroshi Sasaki, Enhanced Dependence Graph Model for Critical Path Analysis on Modern Out-of-Order Processors, IEEE Computer Architecture Letters, PP, 99, 1-1, 2017.03.
5. Takatsugu Ono, Yotaro Konishi, Teruo Tanimoto, Noboru Iwamatsu, Takashi Miyoshi, Jun Tanaka, A Flexible Direct Attached Storage for a Data Intensive Application, IEICE Transactions on Information and Systems, E98-D, 12, 2168-2177, 2015.12.
6. 小西 洋太郎, 小野 貴継, 三吉 貴史, ディスクエリアネットワークを用いたオブジェクトストレージの高速なデータ復旧手法, 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS), 6, 4, 38-48, 2013.10.
7. 小野 貴継, 井上 弘士, 村上 和彰, シミュレーション結果の再利用によるキャッシュ・ミス率予測技術, 情報処理学会論文誌, 52, 23, 3172-3183, 2011.12.
8. Takatsugu Ono, Inoue Koji, Kazuaki Murakami, Kenji Yoshida, Reducing On-Chip DRAM Energy via Data Transfer Size Optimization, IEICE Transactions on Electronics, E92-C, 4, 433-443, 2009.04.
9. 小野 貴継, 井上 弘士, 村上 和彰, メモリアクセスの特徴を活用した高速かつ正確なメモリアーキテクチャ・シミュレーション法, 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS), 48, 13, 303-313, 2007.08.
主要学会発表等
1. Takatsugu Ono, Yotaro Konishi, Teruo Tanimoto, Noboru Iwamatsu, Takashi Miyoshi, Jun Tanaka, FlexDAS: A Flexible Direct Attached Storage for I/O Intensive Applications, IEEE International Conference on Big Data, 2014.10.
2. 小西 洋太郎, 小野 貴継, 三吉 貴史, ディスクエリアネットワークを用いたオブジェクトストレージの高速なデータ復旧手法, 先進的計算基盤システムシンポジウム SACSIS, 2013.05.
3. Takatsugu Ono, Inoue Koji, Kazuaki Murakami, Adaptive cache-line size management on 3D integrated microprocessors, 2009 International SoC Design Conference, ISOCC 2009, 2009.12, [URL], The memory bandwidth can dramatically be improved by means of stacking the main memory (DRAM) on processor cores and connecting them by wide on-chip buses composed of through silicon vias (TSVs). The 3D stacking makes it possible to reduce the cache miss penalty because large amount of data can be transferred from the main memory to the cache at a time. If a large cache line size is employed, we can expect the effect of prefetching. However, it might worsen the system performance if programs do not have enough spatial localities of memory references. To solve this problem, we introduce software-controllable variable line-size cache scheme. In this paper, we apply it to an L1 data cache with 3D stacked DRAM organization. In our evaluation, it is observed that our approach reduces the L1 data cache and stacked DRAM energy consumption up to 75%, compared to a conventional cache..
特許出願・取得
特許出願件数  16件
特許登録件数  0件
学会活動
所属学会名
IEEE
情報処理学会
電子情報通信学会
学協会役員等への就任
2019.06~2021.06, 電子情報通信学会 ハードウェアセキュリティ研究専門委員会, 幹事.
2019.06~2019.08, 並列/分散/協調処理に関するサマー・ワークショップ(SWoPP), 組織委員.
2018.04~2019.03, 並列/分散/協調処理に関するサマー・ワークショップ(SWoPP), 組織委員長.
2017.04~2018.03, 並列/分散/協調処理に関するサマー・ワークショップ(SWoPP), 組織副委員長.
2016.04~2017.03, 並列/分散/協調処理に関するサマー・ワークショップ(SWoPP).
2018.04~2020.03, 情報処理学会 システム・アーキテクチャ研究会, 運営委員.
2015.04~2016.12, IEEE Computer Society Fukuoka Chapter.
2014.04~2018.03, 情報処理学会システム・アーキテクチャ研究会, 幹事.
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2021.04.14~2021.04.14, IEEE Symposium on Low-Power and High-Speed Chips and Systems, Special Session Chair.
2020.04.15~2020.04.17, IEEE Symposium on Low-Power and High-Speed Chips and Systems, Special Session Chair.
2019.12.17~2019.12.20, IEEE International Conference on High Performance Computing, Data, and Analytics (HiPC), Program Committee.
2019.11.17~2019.11.20, 37th IEEE International Conference on Computer Design, Program Committee.
2019.08.23~2019.08.24, The 16th Annual IFIP International Conference on Network and Parallel Computing, Publicity Chair.
2019.08.05~2019.08.08, 48th International Conference on Parallel Processing, Program Committee.
2019.07.15~2019.07.19, Data Driven Intelligence for a Smarter World, Computer Architecture & Platforms Symposium, Program Committee.
2019.05.27~2019.05.29, The 3rd Cross-disciplinary Workshop on Computing Systems, Infrastructures, and Programming, プログラム委員.
2018.10.20~2018.10.24, The 51st Annual IEEE/ACM International Symposium on Microarchitecture, Local Arrangements Chair.
2018.05~2018.05.10, Cross-disciplinary Workshop on Computing Systems, Infrastructures, and Programming, プログラム委員.
2018.05~2018.05.10, Cross-disciplinary Workshop on Computing Systems, Infrastructures, and Programming, 座長.
2018.05~2018.05.10, LSIとシステムのワークショップ, 司会.
2018.03~2018.03.10, 情報処理学会 第80回全国大会, 座長.
2018.01~2018.01.10, International Conference on High Performance Computing in Asia-Pacific Region, Program Committee.
2018.01~2018.01.10, International Conference on High Performance Computing in Asia-Pacific Region, 座長.
2017.12~2017.12.10, コンピュータシステム・シンポジウム, プログラム委員.
2017.11~2017.11.10, International Workshop on Computer Systems and Architectures, Program Committee.
2017.07.26~2017.07.28, 2017年並列/分散/協調処理に関する『秋田』サマー・ワークショップ , 組織副委員長.
2017.05.15~2017.05.16, LSIとシステムのワークショップ2017, 司会(Moderator).
2017.04.24~2017.04.26, cross-disciplinary Workshop on Computing Systems, Infrastructures, and Programming, 座長(Chairmanship).
2017.01.16~2017.05.18, Asia and South Pacific Design Automation Conference, 座長(Chairmanship).
2016.10.20~2016.10.22, 組込みシステム シンポジウム2016, プログラム委員.
2016.08.08~2016.08.10, 2016年並列/分散/協調処理に関する『松本』サマー・ワークショップ (SWoPP2016), 組織委員.
2015.09.26~2015.09.27, 平成27年度(第68回)電気・情報関係学会九州支部連合大会, 座長(Chairmanship).
2015.01.26~2015.01.28, Annual Meeting on Advanced Computing System and Infrastructure, プログラム委員.
2014.03.06~2014.03.07, 第201回 計算機アーキテクチャ研究発表会, 座長(Chairmanship).
2013.05.22~2014.05.24, 先進的計算基盤システムシンポジウム(SACSIS), プログラム委員.
2012.05.16~2012.05.18, 先進的計算基盤システムシンポジウム(SACSIS), プログラム委員.
2011.05.25~2011.05.27, 先進的計算基盤システムシンポジウム SACSIS, 座長(Chairmanship).
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2019.06~2022.05, 情報処理学会 論文誌/JIP, 国際, 査読委員.
2015.06~2019.05, 情報処理学会 論文誌ジャーナル/JIP, 国内, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2020年度
2019年度 18  20 
2018年度 10  16 
2017年度 11  19 
2016年度
2015年度
受賞
2019年度コンピュータサイエンス領域功績賞, 情報処理学会, 2019.10.
Design Contest Award Honorable Mention, The 23rd International Symposium on Low Power Electronics and Design, 2017.08.
2015年度山下記念研究賞, 情報処理学会, 2015.07.
コンピュータシステム研究会 2012年度研究会優秀若手講演賞, 電子情報通信学会, 2013.06.
計算機アーキテクチャ研究会若手奨励賞, 情報処理学会, 2014.08.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2019年度~2021年度, 挑戦的研究(萌芽), 代表, デバイスの消耗を活用した動作時限付きシステムアーキテクチャの研究.
2019年度~2021年度, 基盤研究(A), 分担, ポストムーア時代を支える100ギガヘルツ級時空間超伝導コンピューティング.
2016年度~2018年度, 若手研究(B), 代表, データセンタにおけるPCMの寿命制御方式に関する研究.
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会以外)
2020年度~2025年度, JST CREST, 分担, 人工スピンで作る柔らかさ可変の担体による高エネルギー効率情報処理.
日本学術振興会への採択状況(科学研究費補助金以外)
2008年度~2009年度, 特別研究員, 代表, 高速かつ正確なメモリ・アーキテクチャ評価手法に関する研究.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2018年度~2022年度, NEDO 戦略的イノベーション創造プログラム, My-IoT開発プラットフォームの研究開発.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2021.04~2022.03, 代表, 光演算処理に対するセキュリティ評価に関する研究.
2020.04~2021.03, 代表, 組込みシステムに対するサイドチャネル攻撃耐性に関する研究.
2019.04~2020.03, 代表, 組込みシステムに対するサイドチャネル攻撃耐性に関する研究.
学内資金・基金等への採択状況
2019年度~2019年度, スタートアップ支援I&E若手交流策, 分担, 次世代超解像形態観察技術のための光伝播再構成に基づいたニアダイレクトイメージングに関する実証的研究.
2018年度~2018年度, スタートアップ支援I&E若手交流策, 分担, 空間並列学習機構をもつ進化計算実装のための4Dナノフォトニックアーキテクチャに関する実証的研究.
2017年度~2017年度, QRプログラム わかばチャレンジ, 代表, IoTデバイスに対する寿命設定手法に関する研究.
2016年度~2016年度, 九州大学システム情報科学研究院・スタートアップ支援経費, 代表, 再生可能エネルギーで動作するデータセンタの実現に向けた不揮発性メモリの可能性調査.
2015年度~2015年度, 平成27年度 九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト(若手教員支援), 代表, メモリアクセスの特徴に着目したビッグデータ解析の高速化.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。
 
 
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