九州大学 研究者情報
発表一覧
小野山 一郎(おのやま いちろう) データ更新日:2022.06.14

助教 /  九州大学病院 産科婦人科


学会発表等
1. 小野山一郎、加藤雅也、川上穣、小玉敬亮、八木裕史、淺野間和夫、加藤聖子, Downregulation of 5-hydroxymethylcytosine is associated with the progression of cervical intraepithelial neoplasia, 第80回日本癌学会学術総会, 2022.10.
2. Ichiro Onoyama, Kato Masaya, Keisuke Kodama, Hiroshi Yagi, Kazuo Asanoma, Kenzo Sonoda, Kiyoko Kato, FRZB is induced by RAS-MAPK signaling and counteracts transformation., 日本癌学会, 2018.09.
3. Ichiro Onoyama, Kenzo Sonoda, Michael R Green, Kiyoko Kato, Oncogenic BRAF promotes global DNA hypomethylation via upregulation of DNA demethylase TET3 level, The 5th Biennial Meeting of Asian Society of Gynecologic Oncology, 2017.12.
4. 小野山 一郎、園田 顕三、奥川 馨、兼城 英輔、安永 昌史、大神 達寛、山口 真一郎、小玉 敬亮、加来 恒壽、加藤 聖子, 外陰Paget病の擦過細胞診に関する後方視的検討, 日本臨床細胞学会, 2017.11.
5. Ichiro Onoyama, Keisuke Kodama, Hiroshi Yagi, Masafumi Yasunaga, Tatsuhiro Ohgami, Kazuo Asanoma, Kenzo Sonoda, Kiyoko Kato, FRZB is induced by RAS-MAPK signaling and couteract transformation, 日本産婦人科学会, 2018.05.
6. 小野山 一郎, 園田 顕三, 加藤 聖子, Michael Green, Oncogenic BRAF promotes global DNA hypomethylation via upregulation of DNA demethylase TET3 level, 日本癌学会, 2016.10.
7. 小野山 一郎, 園田 顕三, 加藤 聖子, BRAF、KRAS変異はTET3を介してゲノムワイドなDNA脱メチル化を促進する, 日本サイトメトリー学会, 2016.07, 部位特異的なDNAメチル化とゲノムワイドなDNA脱メチル化といったDNAメチル化状態の変化は、癌細胞に特徴的なエピジェネティクスの一つである。部位特異的なDNAメチル化が癌抑制遺伝子のサイレンシングと関連付けられて精力的に研究されてきたのに対し、ゲノムワイドな脱メチル化に関する研究はこれまで断片的であり、そのメカニズム、生理学的意義について未だ十分に研究されていない。われわれは、癌を引き起こす変異タンパク質BRAFV600Eのノックインマウスを用い、正常細胞にBRAFV600Eを発現させるだけでゲノムワイドなDNAの脱メチル化が誘導されることを見出した。この脱メチル化はDNA脱メチル化酵素TET3により引き起こされ、正常細胞ではユビキチンリガーゼSCFFBXW7によりTET3タンパク質は低レベルに制御されているが、BRAFV600EはTET3タンパク質のユビキチン化依存的分解を抑制するため、ゲノムワイドなDNA脱メチル化が促進されることを明らかにした。実際にBRAFV600Eの変異を有するヒト大腸ポリープにおいてもTET3タンパク質が異常蓄積しており、さらにBRAFV600Eノックインマウスにおける造腫瘍能はTET3ノックダウンにより抑制されることが分かった。KRASG12Dノックインマウスを用いても同様の実験結果を得ており、癌遺伝子BRAF、KRASが活性化するとTET3タンパク質の異常蓄積を介してゲノムワイドなDNA脱メチル化が誘導され、これが早期の腫瘍形成に重要な惑割を果たしていることが明らかとなった。.

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