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髙井 信吾(たかい しんご) データ更新日:2024.04.10

助教 /  歯学研究院 歯学部門 口腔常態制御学講座 口腔機能解析学分野


総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 重村 憲徳, 吉田 竜介, 安松 啓子, 大栗 弾宏, 岩田 周介, 高井 信吾, 上瀧 将史, 仁木 麻由, 實松 敬介, 二ノ宮 裕三, 【香辛料の味修飾作用及び消化管を介した代謝調節作用】ホルモンによる味覚修飾と摂食調節 アンジオテンシンIIと味覚, 日本味と匂学会誌, 10.18965/tasteandsmell.21.1_49, Vol.21, No.1, pp.49-53, 2014.04, アンジオテンシンIIは、視床下部、副腎や血管などに発現するAT1受容体を介して、血圧や体内Na+濃度を調節する鍵ホルモンとして知られている。我々は、このアンジオテンシンIIが末梢の味覚器にも働き、塩味感受性を低下させNaCl溶液の摂取量を増加させること、さらに甘味感受性を増強することで糖分摂取にも影響することを明らかにした。この"味覚を介したNa+/糖ホメオスタシス維持機構"のさらなる解明は、高血圧や肥満・糖尿病などの生活習慣病に対する新たな予防・治療法の開発"に繋がることが期待される。(著者抄録).
2. 重村 憲徳, 吉田 竜介, 安松 啓子, 大栗 弾宏, 岩田 周介, 高井 信吾, 上瀧 将史, 仁木 麻由, 實松 敬介, 二ノ宮 裕三, ホルモンによる味覚(塩味・甘味)感受性調節, 日本生物工学会大会講演要旨集, Vol.平成27年度, p.161, 2015.09.
3. Misa Shin, Keiko Yasumatsu, Shingo Takai, Noriatsu Shigemura, Ryusuke Yoshida, Soichi Takiguchi, Seiji Nakamura, Yuzo Ninomiya, Involvement of CCK in normal gustatory responses to bitter compounds, CHEMICAL SENSES, Vol.40, No.3, pp.259-260, 2015.03.
4. 重村 憲徳, 吉田 竜介, 安松 啓子, 大栗 弾宏, 岩田 周介, 高井 信吾, 上瀧 将史, 仁木 麻由, 實松 敬介, 二ノ宮 祐三, 味覚と健康 栄養素センサー研究の現状と未来 味覚受容体の機能(塩味と甘味), 日本薬学会年会要旨集, Vol.136年会, No.1, p.206, 2016.03.
5. Shingo Takai, Noriatsu Shigemura, Keiko Yasumatsu-Nakano, Mayuko Inoue, Shusuke Iwata, Ryusuke Yoshida, Robert F. Margolskee, Yuzo Ninomiya, Glucagon like peptide-1, sweet taste and metabolic modulation of peripheral taste information, CHEMICAL SENSES, Vol.41, No.9, p.E128, 2016.11.

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