九州大学 研究者情報
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黒瀨 武史(くろせ たけふみ) データ更新日:2020.06.30

准教授 /  人間環境学研究院 都市・建築学部門 計画環境系講座


主な研究テーマ
人口減少都市における都市計画・都市デザインの手法
キーワード:人口減少都市 縮退都市 都市デザイン 都市マネジメント
2016.04~2019.03.
ブラウンフィールド(工場跡地)や低未利用地を活かした工業都市の再生
キーワード:ブラウンフィールド, 工場跡地, 空き地, 低未利用地, 都市再生, 工業都市
2011.04~2018.03.
従事しているプロジェクト研究
散在する仏教遺跡群と周辺地域に対する包括的な保全計画のあり方に関する研究
2012.04~2016.03, 代表者:西村幸夫, 東京大学.
シビアな環境汚染除染以降のブラウンフィールド問題とリスクコミュニケーションの課題
2016.05~2016.05, 代表者:阿部浩和, 大阪大学
本研究はシビアな環境汚染に起因するブラウンフィールドの再生に求められる除染対策と適切なリスクコミュニケーションのあり方を検討することを目的としている。本年度は当該ブラウンフィールドに関して「諸外国の事例調査、情報収集」と「福島における土壌汚染に関する現状把握と課題抽出」の2つの調査研究を実施した。.
人口減少都市の多様な低未利用地に対応する統合的再生手法の研究
2016.04~2018.03, 代表者:黒瀬武史, 九州大学
米国北東部の工業都市を主な対象として、大幅な人口減少後の都市内の低未利用地(ブラウンフィールド・住宅地内の空き地等)を、統合的に再生する手法について研究する。.
研究業績
主要著書
1. 窪田亜矢, 黒瀬武史, 上條慎司, 萩原拓也, 田中暁子, 益邑明伸, 新妻直人, 津波被災集落の復興検証 ―プランナーが振り返る大槌町赤浜の復興, 萌文社, 2018.11.
2. 前田 英寿, 遠藤 新, 野原 卓, 阿部 大輔, 黒瀬 武史, アーバンデザイン講座, 彰国社, 2018.05, 日本では、都市にかかわる職能が建築系と土木系などさまざまに分断されてしまい、人間に望ましい街づくりを阻んでいる。その間を取り持ち、分断された状態をつなぎ、都市再生を進めるのがアーバンデザインである。ゼロから都市をつくるのではなく、既存の都市環境をつくりかえることが求められているいま、その重要度は高まっている。
本書は、アーバンデザインのパイオニア、故北澤猛の意思を受け継ぎ、社会へのかかわり強く意識する著者らにより、重要度が高まるアーバンデザインの入門書としてまとめるものである。その経緯、理念、技法、実践に整理して平易にまとめた、アーバンデザインに関心のある人の基本書である。.
3. 黒瀬武史, 米国のブラウンフィールド再生 ─工場跡地から都市を再生する─, 九州大学出版会, 2018.03, 米国北東部・中西部の衰退工業地域 (ラストベルト) では、1980年代から土壌汚染を抱えた工場跡地が遺棄され、深刻な都市問題となった。土壌汚染の存在が隘路となり「塩漬け」になった工場跡地は、「ブラウンフィールド」と呼ばれ、産業を失った工業都市の衰退を加速させた。そのため、ブラウンフィールドの再生は、1990年代以降の米国の主要な政策課題となり、現在に至るまで手厚い再生支援が展開されている。

本書は、再生を支える政策と再生の現場である中小工業都市の取組を中心に、米国のブラウンフィールド再生の全容を描くものである。第一部では、先進州や連邦政府の関係者への取材を通して、「縦割り」や連邦・州・自治体の違いを乗り越えて環境保護と都市再生を両立する革新的な再生政策の形成過程を解説する。第二部では、環境問題に加えて人口減少と雇用喪失に立ち向かい、都市再生を実現したラストベルトの工業都市 (マサチューセッツ州ローウェル・コネチカット州ブリッジポート・ニューヨーク州バッファロー) を事例に、「負の遺産」を「再生の資源」に転換した都市デザインの手法を分析する。.
4. 西村幸夫, 高梨遼太朗, 黒瀨 武史, 坂本 英之, 窪田 亜矢, 阿部 大輔, 宮脇 勝, 野原 卓, 鈴木 伸治, 柏原 沙織, 楊 恵亘, 鳥海 基樹, 中島 直人, 岡村 祐, 坪原 紳二, 都市経営時代のアーバンデザイン, 学芸出版社, 2017.03.
5. ディマ・クリスチャン, 黒瀬武史, Privately Owned Public Space: The International Perspective, The University of Tokyo, SUR: Sustainable Urban Regeneration, Special Issue, Volume 25, 2013.01.
6. 前田 英寿, 遠藤 新, 野原 卓, 阿部 大輔, 黒瀬 武史, アーバンデザインセンター 開かれたまちづくりの場, 理工図書, 2012.10.
主要原著論文
1. 矢吹剣一, 黒瀬武史, 米国の人口減少都市における土地利用転換戦略に関する考察 五大湖周辺の衰退工業都市の新マスタープランを事例として, 都市計画論文集, 10.11361/journalcpij.53.957, 53, 3, 957-964, 2018.10, [URL], This paper aims to clarify the strategies of land use transformation of the master plan formulated by legacy cities located in the Midwest in the United States. In 2000s, some cities formulated the master plan to deal with severe depopulation and vacancy caused by declining industry and recession. Basic strategy of the master plan is regeneration the area as the former land use. However master plans of Saginaw and Flint have the land use with “flexibility” and “temporality” to deal with uncertainty which is the one of the characteristics of the depopulation society. Although these new planning concept require ample studies of control methodology and framework for implementation, these concepts have possibilities to expand abilities for adaptation and redundancy to many kinds of urban risks..
2. 高梨 遼太朗, Takefumi Kurose, 窪田 亜矢, 中島 伸, 西村 幸夫, デトロイトにおける地区単位の積極的非都市化に関する研究:都市計画の地と図を反転させた多元的非営利セクターの相互作用, 都市計画論文集, 10.11361/journalcpij.50.1266, 50, 3, 1266-1272, 2015.10, [URL], The idea of a "compact city" plan has become common in Japan with population declining. However, these plans do not draw a future for the areas where infrastructure will be decommissioned and have little connection to the grassroots activities that are trying to use the vacancies. This research looks into a citywide plan of Detroit, Michigan created by the foundations that also support the grassroots in the area, called the Detroit Future City. By organizing 1)the long term changes of the plans of the city and 2)the developments of grassroots from documentary records and interviews, the research argues that there has been a reversal in the figure-ground of planning in Detroit Future City to encourage efforts of "active neighborhood deurbanization" and that the reversal was made possible by the interactions of nonprofits that developed grassroots activities..
3. 黒瀬 武史, 西村 幸夫, 連邦・州政府の支援を活用した自治体のブラウンフィールド再生戦略に関する研究:米国マサチューセッツ州Lowell市を事例とし, 日本都市計画学会, 49, 3, 843-848, 2014.10.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
学会活動
所属学会名
日本建築学会
日本都市計画学会
日本不動産学会
学協会役員等への就任
2018.11, 日本建築学会, JABEE編集委員.
2018.06~2020.05, 日本建築学会九州支部, 幹事.
2016.04~2018.03, 日本都市計画学会九州支部, 幹事.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2018年度    
2017年度
2016年度 10 
その他の研究活動
海外渡航状況, 海外での教育研究歴
マサチューセッツ工科大学, UnitedStatesofAmerica, 2018.05~2018.05.
外国人研究者等の受入れ状況
2018.06~2018.06, 2週間未満, Massachusetts Institute of Technology, UnitedStatesofAmerica, 民間・財団.
2017.09~2018.08, 1ヶ月以上, Kyungpook National University, Korea, .
受賞
論文奨励賞, 日本都市計画学会, 2016.05.
とうほく復興データプロジェクト:現場で役立つ復興論文大賞(岩手日報社賞) , 公益財団法人地域創造基金さなぶり, 2016.05.
日本都市計画学会 年間優秀論文賞, 日本都市計画学会, 2015.05.
日本建築学会技術部門設計競技 佳作, 日本建築学会, 2013.09.
「沖縄の新たな発展につなげる大規模基地返還跡地利用計画提案コンペ」 入選, 沖縄県, 2012.12.
日本建築学会 優秀修士論文賞, 日本建築学会, 2006.08.
東京大学 工学系研究科長賞(研究) , 東京大学, 2006.03.
日本建築学会設計競技関東支部 入選, 日本建築学会, 2005.08.
日本建築学会設計競技 全国大会 佳作, 日本建築学会, 2004.08.
学生デザインレビュー2004 学生設計選奨 , デザインレビュー実行委員会, 2004.03.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2020年度~2022年度, 基盤研究(B), 分担, ネオリベラル都市の空間変容過程の解明と包容都市計画論の構築に関する国際比較研究.
2019年度~2021年度, 基盤研究(C), 代表, 人口減少都市の土地利用政策と土地所有権の整理、空き地管理活動の連携・統合技術.
2017年度~2017年度, 研究成果公開促進費, 代表, 米国のブラウンフィールド再生.
2017年度~2019年度, 基盤研究(B), 分担, 瀬戸内の工業都市における住宅供給と都市改変の動的構造
.
2016年度~2018年度, 基盤研究(B), 分担, 環境汚染を内包する産業ランドスケープのGI化のためのプラットフォーム構築
.
2016年度~2019年度, 基盤研究(A), 分担, ユネスコ「歴史的都市景観に関する勧告」後の都市経営戦略確立に関する研究.
2016年度~2018年度, 若手研究(B), 代表, 人口減少都市の多様な低未利用地に対応する統合的再生手法の研究.
2016年度~2020年度, 基盤研究(A), 分担, 地域性の継承を可能とする復興プロセスの構築に関する研究.
2016年度~2018年度, 基盤研究(B), 分担, ネパールの世界遺産をとりまく歴史的環境の復興と保全に向けた国内法整備に関する研究.
2013年度~2015年度, 基盤研究(B), 分担, シビアな環境汚染除染以降のブラウンフィールド問題とリスクコミュニケーションの課題.
2012年度~2016年度, 基盤研究(A), 連携, 歴史的都市景観に関するユネスコ勧告をめぐる国内法整備に関する研究
.
2012年度~2014年度, 基盤研究(B), 分担, 散在する仏教遺跡群と周辺地域に対する包括的な保全計画のあり方に関する研究.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2020.06~2021.03, 代表, 糸島市協定大学等課題解決型研究-糸島市公共施設総合管理計画及び第1期アクションプランの取組に対する理解促進と「志摩初地域施設再配置事業」を契機とした地域活性化策について.
2019.06~2020.03, 代表, 糸島市協定大学等課題解決型研究-糸島市公共施設総合管理計画及び第1期アクションプランの取組に対する理解促進と「志摩初地域施設再配置事業」を契機とした地域活性化策について.
寄附金の受入状況
2020年度, 鹿島学術振興財団, 研究助成/人口減少都市の空き地管理における土地利用政策と住民活動の連携手法に関する研究.
2019年度, 鹿島学術振興財団, 研究助成/人口減少都市の空き地管理における土地利用政策と住民活動の連携手法に関する研究.
2018年度, 大林財団, 国際交流助成/米国の人口減少都市の都市計画技術の日本への応用可能性に関する研究.
2016年度, 第一生命財団, 第一生命財団都市とくらし分野研究助成/低未利用地を抱える衰退市街地の持続的再生を目指す米国の省庁連携型のPlace-based支援の効果と課題.
学内資金・基金等への採択状況
2019年度~2019年度, 人間環境学府・萌芽的学際研究助成, 分担, 建築への人間環境学的評価の試行 -児童施設建築作品を対象として-.

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