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古川 不可知(ふるかわ ふかち) データ更新日:2022.05.11



主な研究テーマ
シェルパの民族誌的研究
キーワード:ネパール、ヒマラヤ、シェルパ
2010.04.
従事しているプロジェクト研究
モビリティと物質性の神留学
2019.10~2022.03, 代表者:古川不可知, 九州大学, 国立民族学博物館
グローバル化の進展にともなって、人々の移動はますますその規模と多様性を増している。本研究の目的は、生業活動から観光まで、現代世界の人々が地球上を移動してゆく様々なあり方について知見を集積するとともに、人間の移動には不可避的に伴う物質的な側面を特に焦点化しながら比較分析することである。本研究ではまず、人々の移動を共通項として研究を続けているメンバーの事例をもとに、a.身体、b.インフラストラクチャー、c.マテリアリティを鍵概念としてそれぞれの移動に固有の物質的側面を検討する。そのうえで事例間の共通性と差異を、①地域(アジア、ヨーロッパ等)、②移動背景(難民、観光等)、および③移動手段(徒歩、自動車等)の三つを軸に比較分析する。本研究では人々の移動を、人とモノと環境がその都度の状況に応じて個別的な関係を取り結ぶ実践として捉え、上記の作業を通じてそこに内在する様々な物質性(matelialities)の諸相を明らかにしてゆく。.
研究業績
主要著書
1. 古川 不可知, 「シェルパ」と道の人類学, 亜紀書房, 総ページ数:368, 2020.02.
2. レーン・ウィラースレフ(著)、奥野克巳・近藤祉秋・古川不可知(訳), ソウル・ハンターズ――シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学, 亜紀書房, 総ページ数:384, 2018.03.
主要原著論文
1. 古川不可知, 「仕事は探検」 ――ネパール・ソルクンブ郡、シェルパの村の生業と変容, 日本山岳文化学会論集, 14, 55-66, 2016.11.
2. 古川不可知, ネパール・ソルクンブ郡、エベレスト南麓地域における荷運びの苦痛と希望 ――「ローカル・ポーター」の分析を中心に(研究ノート), 南アジア研究, 29, 144-177, 2017.12.
3. 古川不可知, インフラストラクチャーとしての山道――ネパール・ソルクンブ郡クンブ地方、山岳観光地域における「道」と発展をめぐって, 文化人類学, 83, 3, 423-440, 2018.12.
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
1. 長谷川新, 森下翔, 古川不可知, 鼎談:ポスト関係論的人類学/アート, アーギュメンツ#2, pp.6-27, 2017.12.
2. ティム・インゴルド, 古川不可知, 【翻訳】大地、空、風、そして天候, 現代思想3月臨時増刊号 総特集人類学の時代, pp.170-191, 2017.03.
3. ヤニス・ハミラキス, 村橋勲, 古川不可知, 【翻訳】強制移動と非正規移動の考古学, 現代思想 特集:考古学の思想, Vol.46, No.13, pp.81-100, 2018.09.
4. 古川不可知, 想像界の生物相:ヒマラヤの雪男イエティ, 月刊みんぱく, Vol.43, No.1, pp.14-15, 2019.01, 特別展公式図録:『驚異と怪異 ――想像界の生きものたち』p.227に再録.
主要学会発表等
学会活動
所属学会名
観光学術学会
日本文化人類学会
日本山岳文化学会
日本南アジア学会
学協会役員等への就任
2015.04~2018.03, 幹事.
2019.04~2021.03, 幹事.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2022年度      
2021年度      
2020年度    
受賞
人間科学研究科賞, 大阪大学, 2012.03.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2018年度~2019年度, 研究活動スタート支援, 代表, ヒマラヤ東部地域における輸送インフラの発展と移動する身体に関する人類学的研究.
2019年度~2019年度, 研究成果公開促進費, 代表, 「シェルパ」と道の人類学.
2020年度~2023年度, 若手研究, ヒマラヤ山間部における車道建設の人類学的研究.
日本学術振興会への採択状況(科学研究費補助金以外)
2014年度~2015年度, 特別研究員, 代表, ネパール東部・エベレスト南麓地域における道と「シェルパ」の人類学的研究.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2013年度~2013年度, 大学院生等に対する研究活動助成, 代表, <シェルパ>をめぐるイメージと模倣 -ヒマラヤ観光とトレッキング・ガイドの人類学的研究-.
2012年度~2012年度, 平成24年度大学院生調査研究助成費, 代表, オフシーズンを生きるトレッキング・ガイド「シェルパ」.
共同研究、受託研究(競争的資金を除く)の受入状況
2016.04~2018.03, 研究協力者:2015年ネパール地震後の社会再編に関する災害民族誌的研究.
2019.10~2022.03, 代表, モビリティと物質性の人類学.

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