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源河 亨(げんか とおる) データ更新日:2024.04.01



主な研究テーマ
現代の心の哲学の成果を応用して美学の問題に取り組んでいます。
キーワード:哲学、美学
2021.02~2021.02.
研究業績
主要著書
1. 源河 亨, 愛とラブソングの哲学, 光文社, 320ページ, 2023.10, 現代の哲学における愛の概念を整理しつつ、生理学、脳科学、心理学、人類学、歴史学、社会学などさまざまな分野の愛に関する研究を統合させ、愛とは何かを理解する。さらにその成果を美学・音楽学の研究に応用し、ラブソングはどのように作られ、鑑賞され、聴き手の心にどのような影響を与えるのかを明らかにする。.
2. 源河 亨, 「美味しい」とは何か:食からひもとく美学入門, 中央公論新社, 2022.08, 毎日の食事をテーマにして、美学という学問のあり方を紹介する。第1章では味は舌だけで感じるものではなく、五感を使ったマルチモーダル知覚の対象であることを示す。第2章と第3章では、主観的なものだと思われがちなおいしさの評価に、(主観的側面は確かにありつつも)客観的な側面があることを示す。第4章では知識が食事体験や評価に与える影響を、第5章ではおいしさの言語化の役割を明らかにする。第6章では料理が芸術である可能性を探究する。.
3. 源河 亨, 感情の哲学入門講義, 慶應義塾大学出版会, 2021.01.
4. 源河 亨, 悲しい曲の何が悲しいのか:音楽美学と心の哲学, 慶應義塾大学出版会, 総ページ数:228, 2019.10.
5. 源河 亨, 知覚と判断の境界線:「知覚の哲学」基本と応用, 慶應義塾大学出版会, 総ページ数:256, 2017.04.
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
学会活動
所属学会名
九州大学哲学会
日本科学哲学会
三田哲学会
学協会役員等への就任
2023.12~2025.03, 日本科学哲学会, 企画委員.
2022.04~2034.03, 九州大学哲学会, 理事.
2022.04~2025.03, 日本科学哲学会, 評議員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2023年度      
2022年度      
2014年度      
2019年度      
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2022年度~2025年度, 若手研究, 代表, 味の美的判断における比喩表現の働き.
2016年度~2018年度, 特別研究員奨励費, 代表, 美的経験の特徴づけと自然化のための哲学的基礎研究.

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