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大島 一真(おおしま かずまさ) データ更新日:2024.04.02

助教 /  工学研究院 化学工学部門 分子・生物システム工学大講座


主な研究テーマ
プラスチック熱分解ガスからの触媒転換を活用した有価物の選択的回収
キーワード:プラスチック熱分解・触媒転換・ゼオライト
2023.04.
炭素繊維強化プラスチックからの効率的な樹脂除去手法の開発
キーワード:炭素繊維強化プラスチック,熱分解,繊維損傷,電気処理,化学溶解法
2017.04.
メタンチオール経由でCO2をオレフィン化する物質変換系の研究
キーワード:CO2転換,メタンチオール,オレフィン化,ゼオライト
2019.10.
従事しているプロジェクト研究
生成物予測モデルを活用した熱分解と触媒反応によるプラスチックからの有価物回収
2023.04~2026.03
プラスチックからの選択的な有価物回収手法の確立を目的として、熱分解ガスを触媒転換によって有価物へと転換する。多種多様なプラスチックが混在する状況においてもデータ科学を駆使した予測モデルによって、よりよい運転条件を導出できるシステムを構築する。.
メタンチオール経由でCO2をオレフィン化する革新的物質変換系の開拓
2019.10~2024.03, 代表者:渡部 綾, 静岡大学
CO2資源化の新たなルートとして、硫黄化合物を中間体としてオレフィンを製造する触媒プロセスの開発を行う。九州大学はメタンチオールからエチレンおよび芳香族を合成するための触媒開発を担当する。.
CFRP熱分解ガス中の有害物除去を指向した含酸素芳香族の低温改質用触媒の開発
2019.04~2022.03
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の熱分解リサイクルは、炭素繊維の熱損傷を抑制するために、一般的なプラスチック熱分解よりも低温で実施される。そのため樹脂の熱分解が不完全となり、有害なガスの除去がリサイクル拡大の障壁となっている。本研究では触媒プロセスによって有害ガスを有価物に転換するプロセスについて検討する。.
研究業績
主要原著論文
主要総説, 論評, 解説, 書評, 報告書等
主要学会発表等
学会活動
所属学会名
触媒学会
石油学会
炭素材料学会
水素エネルギー協会
日本化学会
化学工学会
日本ゼオライト学会
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2018.05, 水素エネルギー協会誌, 国内, 編集委員.
2019.07~2021.02, ペトロテック, 国内, 編集委員.
受賞
創造性を拓く 第27回 先端技術大賞 特別賞, 2013.07.
Best poster award, Global Research Efforts on Environmental and Nanomaterials 2019, 2019.12.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2023年度~2025年度, 基盤研究(C), 代表, 生成物予測モデルを活用した熱分解と触媒反応によるプラスチックからの有価物回収.
2022年度~2023年度, 挑戦的研究(萌芽), 分担, 非平衡プラズマと非定常触媒反応を利用した水と二酸化炭素からのメタン生成.
2022年度~2024年度, 基盤研究(C), 分担, 電気インピーダンス法を併用したCFRPのバイポーラ型電気分離メカニズムの解明.
2019年度~2021年度, 若手研究, 代表, CFRP熱分解ガス中の有害物除去を指向した含酸素芳香族の低温改質用触媒の開発.
競争的資金(受託研究を含む)の採択状況
2019年度~2023年度, NEDO先導研究プログラム/未踏チャレンジ2050, 分担, メタンチオール経由でCO2をオレフィン化する革新的物質変換系の開拓.

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pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。