九州大学 研究者情報
研究者情報 (研究者の方へ)入力に際してお困りですか?
基本情報 研究活動 教育活動 社会活動
山田 泰広(やまだ やすひろ) データ更新日:2024.04.25

教授 /  工学研究院 地球資源システム工学部門 工学研究院地球資源システム工学部門エネルギー資源工学講座


教育活動概要
 社会をより良いものに変えてゆくために、研究者は教育活動に積極的に取り組まなければならないと考えている。九州大学で学ぶ学生は、より複雑性・国際性を増してゆく社会において大切な役割を演じることが卒業後に期待されることから、社会からの期待に応えられる知識とスキルを持つと同時に、多角的・国際的視野と論理的思考を併せ持つよう、学生教育に取り組んでいる。

具体的には、講義・演習・野外実習などを通じて、教科書的な知識や技術だけではなく、自然現象の複雑性と人間がその一部しか理解できていないこと、さらにそれが他の現象や地球的課題とどのように繋がっているのか、それらを知覚する過程において人間の時空間スケールがどのような影響を持つのかなどを、学生が自ら思考する機会を提供する。また、地球活動と人間生活の関連性、特に現代文明体系を支える社会・エネルギーシステムとSDGsやESGなどに関して、学生と共に学びを進めている。

近年、野外活動の危険性やコスト面などから、野外での教育研究が世界的に厳しい状況になりつつある。そこで、海外大学で提供が始まっているバーチャル・フィールドなどの技術を取り入れた、安全かつ効率的な野外教育に取り組んでいる。また、企業との共同研究として実施中の遠隔実験研究の経験を活かし、より良い遠隔実験の方法を追求すると共に、クロスリアリティ(XR)技術を取り入れた実験教育を実現させるべく取り組みを進めている。

世界各地にいる友人・知人の協力を得ながら、JICAやJOGMEC等のスキームや、英国ロンドン大学客員教授の立場も活用して、環境・エネルギー問題に関心がある内外の大学・機関などと連携強化を進めている。同時に、高校や企業等との交流や研修などの人材育成プログラム、さらに宣伝・広報活動にも、より意欲的に取り組みを進めている。
担当授業科目
2023年度・秋学期, エネルギー資源工学.

2023年度・冬学期, 海底資源.

2023年度・秋学期, エネルギー資源工学特論第二.

2023年度・秋学期, 石油貯留層工学.

2023年度・秋学期, 流体資源貯留層工学.

2023年度・秋学期, 石油貯留層工学.

2023年度・前期, 工学概論(Ⅳ群).

2023年度・前期, 地球環境工学入門Ⅰ.

2023年度・前期, 地球環境工学入門Ⅱ.

2023年度・前期, 地球環境工学入門Ⅰ.

2023年度・前期, 地球環境工学入門Ⅱ.

2023年度・通年, 地球環境工学卒業研究.

2023年度・通年, エネルギー資源工学特論第三.

2022年度・秋学期, エネルギー資源工学.

2022年度・秋学期, エネルギー資源工学.

2022年度・秋学期, エネルギー資源工学特論第二.

2022年度・秋学期, 石油貯留層工学.

2022年度・秋学期, 流体資源貯留層工学.

2022年度・秋学期, 石油貯留層工学.

2022年度・通年, エネルギー資源工学特論第三.

2021年度・秋学期, 地球資源システム工学A.

2021年度・秋学期, エネルギー資源工学.

2021年度・秋学期, エネルギー資源工学特論第二.

2021年度・秋学期, 流体資源貯留層工学.

2021年度・秋学期, 石油貯留層工学.

2021年度・秋学期, 石油貯留層工学.

学生のクラス指導等
2023年度, 学部, VI群 学生相談員.

2023年度, 学部, IV群 学生相談員.

2022年度, 学部, 地球工学実験第一.

他大学・他機関等の客員・兼任・非常勤講師等
2024年度, 英国ロンドン大学客員教授(ロイヤルホロウェイ校), 客員教員, 国外.

2024年度, 東京大学理学研究科, 非常勤講師, 国内.

2023年度, 英国ロンドン大学客員教授(ロイヤルホロウェイ校), 客員教員, 国外.

2023年度, 東京大学理学研究科, 非常勤講師, 国内.

2022年度, 英国ロンドン大学客員教授(ロイヤルホロウェイ校), 客員教員, 国外.

2022年度, 東京大学理学研究科, 非常勤講師, 国内.

2022年度, 神戸大学理学部, 9月26日~28日(2.5日間), 集中講義, 国内.

2022年度, 新潟大学理学部, 5月11日~12日(2日間):8時~17時, 集中講義, 国内.

2021年度, 英国ロンドン大学客員教授(ロイヤルホロウェイ校), 客員教員, 国外.

2021年度, 東京大学理学研究科, 非常勤講師, 国内.

国際教育イベント等への参加状況等
2023.08, Sakura Science SDGs Workshop 2023 on 'ASEAN-Japan Cooperation for Low Carbon Economy Investment', Jakarta, Indonesia (Hybrid), JST, 200.

その他の特筆すべき教育実績
2023.09, 「ウェルビーイング小委員会」の企画・立ち上げ・実行。部門博士後期課程学生を対象とした個別定期相談の機会提供。その準備として、教職員への守秘ルールの策定・徹底や傾聴訓練機会の提供など。.


九大関連コンテンツ

pure2017年10月2日から、「九州大学研究者情報」を補完するデータベースとして、Elsevier社の「Pure」による研究業績の公開を開始しました。