機械学習とグラフ探索によって化合物、材料科学などの実問題を解く
キーワード:グラフ探索、機械学習、化合物、材料科学
2015.04.



美添 一樹(よしぞえ かずき) | データ更新日:2023.05.29 |

主な研究テーマ
グラフ探索アルゴリズムの大規模並列化
キーワード:グラフ探索アルゴリズム、分散メモリ並列化
2010.05.
キーワード:グラフ探索アルゴリズム、分散メモリ並列化
2010.05.
従事しているプロジェクト研究
複合的・階層的な自動チューニングを実現する数理基盤手法の研究とライブラリの開発
2015.04~2018.03, 代表者:須田 礼仁, 東京大学
自動チューニングは、ソフトウェアが内包するパラメタを自ら調整し、多様な条件下で良好な性能を達成することを目指す技術である。従来、複数のパラメタの調整が必要な場合、網羅試行か経験的枝刈りが広く用いられてきたが、本研究では、ベイズ統計に基づき、現実的に有効かつ漸近的に最適解を導く数理的手法を目指した。
従来研究の調査により、線形モデルと相関モデルが使われており、両者は同時に使うこともできることを示した。そのようなモデルを記述から、事前情報と実測結果から性能モデルを構築するプログラムを自動生成する仕組みを構築した。また、自動チューニング数理ライブラリの多様な計算に適用し、その有効性を確認した。.
2015.04~2018.03, 代表者:須田 礼仁, 東京大学
自動チューニングは、ソフトウェアが内包するパラメタを自ら調整し、多様な条件下で良好な性能を達成することを目指す技術である。従来、複数のパラメタの調整が必要な場合、網羅試行か経験的枝刈りが広く用いられてきたが、本研究では、ベイズ統計に基づき、現実的に有効かつ漸近的に最適解を導く数理的手法を目指した。
従来研究の調査により、線形モデルと相関モデルが使われており、両者は同時に使うこともできることを示した。そのようなモデルを記述から、事前情報と実測結果から性能モデルを構築するプログラムを自動生成する仕組みを構築した。また、自動チューニング数理ライブラリの多様な計算に適用し、その有効性を確認した。.
機械学習と探索の協調による高性能最適化アルゴリズム
2020.04, 代表者:美添 一樹, 九州大学
機械学習を他のアルゴリズムを併用することにより、機械学習単独で解くことが難しい複雑な意思決定問題を解くことが可能となっている。しかし高い能力を持つ有望な手法でありながら、適用対象は限られている。
一つの理由は、探索アルゴリズムは機械学習と比較して利用が難しいことである。これは実装面の難しさと汎用性の二つの理由がある。もう一つは並列化が容易でない事である。深層学習に代表される近年の有用なアルゴリズムの多くは多数のコアで効率良く動作する並列アルゴリズムである。探索アルゴリズムは有用であるが、並列化が難しいと思われている。
この2点を解決し、機械学習+探索の枠組みを広く普及させることを目指す。.
2020.04, 代表者:美添 一樹, 九州大学
機械学習を他のアルゴリズムを併用することにより、機械学習単独で解くことが難しい複雑な意思決定問題を解くことが可能となっている。しかし高い能力を持つ有望な手法でありながら、適用対象は限られている。
一つの理由は、探索アルゴリズムは機械学習と比較して利用が難しいことである。これは実装面の難しさと汎用性の二つの理由がある。もう一つは並列化が容易でない事である。深層学習に代表される近年の有用なアルゴリズムの多くは多数のコアで効率良く動作する並列アルゴリズムである。探索アルゴリズムは有用であるが、並列化が難しいと思われている。
この2点を解決し、機械学習+探索の枠組みを広く普及させることを目指す。.
研究業績
主要原著論文
学会活動
学会大会・会議・シンポジウム等における役割
2021.07.18~2021.07.24, Thirty-eighth International Conference on Machine Learning, Program Committee (reviewer).
2021.12.06~2021.12.14, Thirty-fifth Conference on Neural Information Processing Systems, Program Committee.
その他の研究活動
受賞
Best Paper Award, Advances in Computer Games 13 (ACG13), International Computer Games Association (ICGA), 2011.11.
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2007年度~2009年度, 基盤研究(A), 分担, 生体及び人工物の高精度・高信頼認識技術の研究.
2011年度~2014年度, 基盤研究(A), 汎用自動チューニング機構を実現するためのソフトウェア基盤の研究.
2011年度~2012年度, 若手研究(B), 代表, モンテカルロ木探索の汎用的高速化手法の研究.
2013年度~2016年度, 若手研究(A), 代表, 1万コア以上を用いる並列探索アルゴリズムで囲碁名人に勝つ.
2015年度~2017年度, 若手研究(B), 連続・離散ハイブリッド領域のための区間制約プログラミング技術.
2015年度~2017年度, 基盤研究(B), 分担, 複合的・階層的な自動チューニングを実現する数理基盤手法の研究とライブラリの開発.
2020年度~2024年度, 基盤研究(B), 代表, 機械学習と探索の協調による高性能最適化アルゴリズム.


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