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大西 克智(おおにし よしとも) データ更新日:2023.11.22

教授 /  人文科学研究院 哲学部門 哲学・哲学史講座


主な研究テーマ
(1)意志と自由の概念をめぐる系譜学的探究
(2)良心と自己意識をめぐる系譜学的探究
(3)神学と哲学の関係をめぐる思想史的探究
キーワード:意志、自由、良心、意識、自己、神学、デカルト、アンセルムス、アウグスティヌス
2020.04~2024.03.
研究業績
主要著書
1. 大西克智, 『エセー』読解入門ーモンテーニュと西洋の精神史, 講談社, 456頁, 2022.06, 本書は、16世紀後半フランスの思想家ミシェル・ド・モンテーニュの主著『エセー』の徹底的な分析を通して、重要性は誰もが認めるこの思想家・哲学者が古代から現代に至る西洋の精神史において果たした正確な役割を見極め、彼の思想が有する全幅の意義を掘り起こしたものである。役割とはすなわち、西洋哲学の端緒においてソクラテスが求めた「自己知」(「汝自らを知れ」)を、現代のわれわれにとってきわめて重要な「アイデンティティ」の問題に変換しつつ中継するという役割であり、意義とはすなわち、この役割を果たすなかで、万人がもっているそれぞれの「私」に汲み尽くし得ない豊穣さがそなわっていることを歴史上初めて示した点に求められる。.
2. 大西 克智, 意志と自由 ― 一つの系譜学, 知泉書館, 2014.02.
主要原著論文
主要学会発表等
学会活動
所属学会名
西日本哲学会
日本哲学会
日仏哲学会
哲学会
九州大学哲学会
学協会役員等への就任
2020.04~2024.03, 九州大学哲学会.
学会誌・雑誌・著書の編集への参加状況
2019.04~2024.03, 哲学論輯, 編集委員.
学術論文等の審査
年度 外国語雑誌査読論文数 日本語雑誌査読論文数 国際会議録査読論文数 国内会議録査読論文数 合計
2021年度        
研究資金
科学研究費補助金の採択状況(文部科学省、日本学術振興会)
2021年度~2025年度, 基盤研究(C), 代表, 「意識」概念の形成をめぐる系譜学的研究.
2016年度~2018年度, 基盤研究(C), 代表, 意志と自由の系譜学 I.
2015年度~2015年度, 基盤研究(C), 代表, デカルト全書簡集 第四巻(一六四〇~一六四一).
2013年度~2014年度, 基盤研究(C), 代表, 意志と自由ー一つの系譜学.

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